日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

残したいという思い

2010年04月30日 | 地震のあとで
幼稚園の仕事が終わらない! 
というわけで夜も職員室におります。一人では寂しいのでテレビをつけておきます。旭山動物園の映画をしておりました。存続の危機から大成功へ。それを淡々と描いています。なんでそんなに成功したのかはサラッと描いているように思えました。

現在の大成功の根底にあるのは、「ここを残したい」という思い。その為に何をすればいいか、そこからいろいろなアイデアが出てくる。

この教会を残したい。この幼稚園を残したい。派手な事はできないけれど、他の人を圧倒するようなアイデアは出ないけれど・・・。
地道に仕事をし続ける。(かまどらんこ)
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一日のできごと。

2010年04月29日 | 地震のあとで
休日の朝、少しゆっくり新聞を見ていると、受勲の記事。勲章をどう思うかは別にして、とりあえず知っている人がいないかどうかをチェックしておかないと街の話題についていけない、と思って記事を見ると・・・。おっとビックリ!井上良彦先生の名前が!

午前中、なんとか卒業式の写真をとりまとめ終え、卒業生に向けて発送すべく郵便局へ。すると、少し離れたところで何かイベントをしている感じ。近づいてみるとそれは「花嫁のれん展」のオープニングセレモニー。花嫁道中もしておりました。昆布アメをもらいました。「花嫁のれん展」、七尾一本杉通りで開催中です。

午後、安井さんから電話。今度の日曜日にも、奥さんを礼拝に出席させたいということでした。つい最近病院を変わったばかりなので、難しいかなと思っていたのですが・・。安井さんの、なんとか奥さんを礼拝に出席させたい、聖餐にあずかされたい、という思いが伝わってくる。良い天気などなど環境が整えられ、神様のお招きをうけ、礼拝に出席できますように・・・。
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千秋楽

2010年04月28日 | 地震のあとで
歌舞伎座が千秋楽。いよいよ建て替えなのだそうだ。
自分が知っている建物が無くなるというのはやはり寂しい。

建築家がどういうコンセプトで建て直すのかを語っていた。要するにできるだけ外見をかえないように、けれども中はバリアフリーに。確か、あそこの階段は急だったという記憶がある。(なにせ私がよくいったのは3階席なので・・・)

外見はかえず、中は便利に。七尾教会の改築もその考え方で。(かまどらんこ)
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ゲゲゲ・・・

2010年04月27日 | 地震のあとで
朝の連続テレビ小説、ゲゲゲの女房。先週から今週はは結婚生活のスタートの事件が続いている。パターンといえばパターン。思ったよりも古い家。思ったよりも不便な場所。そして・・・
先週こんなシーンがありました。水道代、ガス代を取り立てにくる業者。支払いを滞らせている夫。しかたなく自分のお財布から出す妻。
それを見ながら、そこまで深刻ではないけれど、自分も結婚して一ヶ月目にCLCに支払いをしたことを思い出したので、釜土牧師にそう言ってみると、「そんなことあったけ?」と言われてしまいました。領収書は持っていないけれど、確かに払った、ため込んでいた本代。だいたい当時の七尾教会の謝儀一ヶ月分だった。
都合の悪い事は忘れてしまい、やってやったと思う方はゆるさずに覚えている。

同じ出来事を経験しても、一人一人覚えている事はちがう。

今、迫ってくる会堂建築。この大きな出来事の中でも一人一人が何を記憶していくかはちがって来るだろう。何に対して真剣であるか、である。(かまどらんこ)
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小さな若葉

2010年04月25日 | 地震のあとで
今日は少し春らしい。例年に比べれば寒いけれど、とりあえず一日中太陽が顔を出していた。
そんな中で幼稚園のお庭の桜も花が散り、小さい若葉が出始めている。でも散らずに残っている花もポツンポツンとある。他の花びらと一緒に散らなかった。一緒に散ればかっこいいのに。まるで若葉が出てくるのを待っているかのようにしぶとい。

今日の礼拝、通路をはさんで左にはめいちゃん。座席右には近藤くん。まだまだ出たばかりの若葉。育ってほしい若葉。(かまどらんこ)
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地元の業者さんと

2010年04月23日 | 地震のあとで
昨日の朝は激しい風と雨。もうすっかり桜の花も落ちてしまったかと思うと、まだついている花もある。すごいな、まだ残っている。

ご報告が遅れていますが、施工業者が決まりました。地元の会社です。それが何よりだと思っています。今は設計事務所と建築会社が知恵を出し合いながら、最終的な打ち合わせ中です。まだ難しい問題は残っていますが、具体的に歩んでいます。(かまどらんこ)



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桜の木と礼拝堂

2010年04月19日 | 地震のあとで
今日の午後から桜が散り始めました。珍しく礼拝堂の方に向かって花びらがとんでいました。桜の木から礼拝堂へ。想像たくましく思うなら、桜の木が礼拝堂に贈り物をしているような・・・。文句も言わず黙って立ち続ける、桜の木と礼拝堂。(かまどらんこ)
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2010年04月17日 | 地震のあとで
幼稚園のお庭の桜が満開です。こんなに遅いのは初めてです。
この桜が咲くと、「今年もよく咲いたね」と声をかけたくなります。25年間、共にした仲間です。
幼稚園の園児が全部で12人しかいなかった時も、無謀ともいえる20年前の建築の時も、台風19号の時も、そして能登半島地震の時も。いろんな人と一緒にこの桜を見あげてきました。

何度この桜はダメになりかけたことでしょうか。幼稚園園舎の建築の時は必要以上に枝を切られてしまいました。台風19号では葉が一枚もなくなりその後木の勢いがなくなってしまいました。その後も毛虫だったり、暑さ寒さだったりで何度も危機がありました。能登半島地震の後は牧師館の建築の最中、言わば風よけがなくなって吹きさらされて弱くなりました。

今年はこんなに見事に咲きました。来年も見事に花を咲かせてほしいと思います。
いつも何があってもこの場所にとどまり続ける桜の木。困難があっても立ち続ける桜の木のようでありたいと思います。(かまどらんこ)
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教会学校イースターのたまごさがし

2010年04月07日 | 地震のあとで
イースターの朝、礼拝堂は子供達の声が響きました。46名の子供達。お目当ては「たまごさがし」なのですが・・・。
先日卒業したばかりの新一年生が、記念にもらった聖書と讃美歌を持って一生懸命ひらこうとしている姿を見るのは嬉しいものです。
晴天に恵まれ楽しい卵探しをすることができました。(かまどらんこ)
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10年後か20年後か・・・

2010年04月02日 | 地震のあとで

午後、設計の松尾さんと打ち合わせ。まだまだ設計変更がいろいろ必要なようです。いろいろカンタンにはいきません。
もうすぐパパになる松尾さんにいっぱいお仕事を頼まなくてはいけないのはちょっぴり心苦しいような・・・。うちの仕事で残業残業だろうなぁ・・・。

10年後か20年後か、「キミのパパは、キミが生まれる時、こんな仕事をしていたんだよ」って礼拝堂を指さして話せる時がきたらいいな。今は少し遠い未来だけど、それを夢見ていなくては今は前に進めない。

夜、テレビで「天使にラブソングを」が放送されていた。終わりの方だけチャンネルをあわせると、聞こえてくる「Joyful joyful」。そう、主こそ我が喜び。この歌を聴いていると、楽しい嬉しい気持ちになる。今日は受難日。日曜日はイースター。(かまどらんこ)
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