日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

うるわしの白百合

2009年02月05日 | 地震のあとで
2月3日、水谷歌さんが亡くなられました。今日が前夜式、明日が告別式です。
北陸学院の前身である「北陸女学校」の卒業生。在学中に信仰を与えられ、長い長い信仰生活を全うされたのです。

残念ながらここ10年ほどは入退院そして老人ホームでの生活で教会の礼拝に出席することはできませんでした。ただ、月に一度の病床聖餐をとてもとても喜んで、とてもとても感謝して受けておられました。

長く日本キリスト教団中部教区総会にも議員として出席され、北陸学院の関係者にも交友が広く、20年前はいろんな会合に行くと、私・釜土蘭子よりもたくさんの人からご挨拶を受けるそんな存在でした。小さな体の水谷さんの後ろにくっついて歩いた事がよくありました。
訃報を聞いてから、思い出すのは楽しい・お茶目なエピソードばかり。
そして、素朴な素朴な信仰者としての姿。そしてその素朴な信仰を基本にして、教会の為、幼稚園の為に、ご自分の持っているものをすべて捧げるその姿です。

今日も体調は今ひとつな私ですが、水谷さんとのお約束なので、大好きだった「うるわしの白百合」の讃美歌を大きな声で共に歌いたいと思います。(釜土蘭子)
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