日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

南海トラフ地震が本当に起きるのなら

2024年09月05日 | 2024能登半島地震

南海トラフの臨時情報に携わったという方の記者会見ニュースを見て思ったこと。

もし大地震が起こると思っているのなら、個人の準備だけでなく、公のインフラの耐震化を進めておかないと。

断水が4ヶ月続くかもと県知事が発表した時の衝撃は忘れられません。

個人がミネラルウオーターを1週間分持っていても、断水が1ヶ月続いたら個人ではどうにもなりません。水道の耐震化できてますか?

断水が一週間なら案外耐えられます。一週間同じ服を着ていても健康な人なら耐えられる。

携帯トイレ、大事です。でも一日でも早く下水が復旧することの方が大事です。体が弱っている人には携帯トイレは厳しい。

避難所に指定されている建物は停電にならないような二重三重の備えがありますか?何百人泊まっても大丈夫なトイレの数がありますか?

道路網の確保。大雨でも陥没する道路。震度7ではどうなるのでしょうか?

能登半島地震でも多くの橋がダメージを受けました。能登島にいく二つ目の橋ツインブリッジはまだ通行止めです。関東大震災の後、隅田川にかかる橋はとても頑丈に作られました。その後の橋は大丈夫でしょうか?あの時の体験談を聞くと、橋を通行中の人の恐怖はすごいです。

奥能登の救援に道路のことが大きなネックになりました。道路、トンネル、塞がれては避難も救援もできない。

 

個人の備えが大事なのはいうまでもありません。でも、それ以上に、公の備えが大事。ライフラインの耐震化。でもあんまり政策論争にはならないな。

 

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