日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

地震、能登圏、津波

2010年02月28日 | 地震のあとで
沖縄で地震があり、チリで大地震があり・・・。チリの地震のマグニチュードは8.8と報じている。どんなすごい揺れなのだろうか?能登半島地震の時に、震度4と5強・6では大きな違いがあると感じた。チリの地震はかなり長く揺れたと報じられている。大きな揺れは長く感じる。それが本当に長かったのだから大変な思いだっただろう・・・。

朝早く、西野さんから電話。天気が悪そうだから礼拝を休もうかという相談だった。でもそんなにひどくなさそう。雨が小降りなら大丈夫ですよ、来てくださいと言って電話を切る。
今日は能登圏デーの交換講壇。釜土牧師は羽咋へ。その為教会学校は幼小科と中学科合同礼拝。礼拝堂にておこなう。こんな時でないと立つことのない、礼拝堂の説教壇。たまたま、マイクの調子が悪く、マイク・スピーカー無しで子供達の前へ。自分の声が響いて聞こえる。ここで私が話すのは最後かもしれないという思いがよぎる。

主日礼拝は輪島の滝瀬先生が説教。滝瀬先生が七尾教会のこの講壇に立つのはこれが最初で最後。残念ながら欠席が多く、13名という少ない出席者。

愛餐会が終わってテレビをつけると、津波警報がずっと報じられている。被害のないことを・・。警戒しながら過ごすのも本当に怖く、大変だろうと察する。(かまどらんこ)
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打ち合わせは続く

2010年02月26日 | 地震のあとで
木曜午後、電気関係の打ち合わせ。毎回の事だが、シロウト知識で考える。けれどこの教会のこと、この幼稚園のことを真剣に考えていることでは、誰にも負けない。どうやって建物を使うのか、何の為に用いる場所なのか。それによって細かいことも見えてくる。必要なもの、不必要なもの。お金がかかるかどうかが基準ではない。教会にとって大事なものかどうか、幼稚園にとって必要なものかどうか・・・。

外はずいぶんあたたかくなった。もう春。時間がない。(かまどらんこ)
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変わり者?

2010年02月24日 | 地震のあとで
昨夜は眠気に勝てずに終わらなくてはいけない仕事が終わらなかったので、朝早く起きて仕事をしていた。テレビではオリンピック。スキークロスとかいう競技をしている。あんなところから滑り降りるなんて、すごいなぁ。これをやってみようという人は勇気がいるな。変わっているなと思う。
でも考えてみれば、朝早くから仕事をしている自分もけっこう変わり者かもしれない。同じ教会、同じ幼稚園にとどまっているだけでもけっこう変わり者。仕事にこだわるから、時間的には朝も晩もなくなる。
テレビを続けてみていると、日本でカーリングができるところというのが紹介されていた。その一つは、カーリング愛好者が私費を投じて作った所だという。この世にも変わり者の頑固者はけっこういるものだ。

午後、教区の委員会。戻ってきた牧師からの報告では、教団の委員会でGoサインが出たことで安堵の雰囲気の会であったようだ。(かまどらんこ)
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一個かえるなら2個

2010年02月23日 | 地震のあとで
午後、火災報知器の定期点検がありました。
ちょうど先週の木曜日に水漏れ騒ぎがあり、いくつかの報知器に水がいってしまい報知器がブー。それが気になっていたので、念入りに見てくださいとお願いしました。
今のところ異常はないということなのですが、もしも・・・ということもありますよ。ちょうど一つ荷物があたってしまったようで、表面がへこんでしまった者があったので1個かえるなら2個いっぺんにかえた方が手間賃が一度分で済むと思い、交換をお願いしました。
一つ一つ解決です。
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もどかしさ

2010年02月22日 | 地震のあとで
午後、設計事務所と打ち合わせ。かなりかなり細かい話をしている中で、ふと根本的な認識の違いに気づかされる。設計の人にとってはささやかな問題でも、こちらにとってはゆずれない重大な問題であることもある。
ドライアイになっていて、目の中にずっとゴミが入っているような気分。その中で図面を見つめながら、こちらの意向と違うところはないか探す。教会のみんなが、幼稚園の子供達が使いにくいところはないか想像力を働かせる。

幼稚園の子供達には、自分の目に梁があるのに兄弟の目のちりをとらせてくださいというところで説教した今日の朝。
さばく為ではなく、よりよい建築の為に、ちりを探す。(かまどらんこ)
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カメラをむけてもらえる教会

2010年02月21日 | 地震のあとで
朝目を覚ますととてもよく晴れている。春が来たかのようなお天気。それなのに腕が痛い。原因はわかっている。それは木曜日の事。幼稚園の保育室の水道管が破損し、水があふれ出た。保育室一面に水。大きい魚は無理だけど、グッピーなら喜んで泳げるだろうという状態。すぐに業者をよび、幼稚園教師と一緒に水を集めて・・・。お昼過ぎの出来事だったが夕方までかかる大仕事だった。ちなみに園長は不在。だいたい収まって来た頃に戻ってくるというよくあるパターン。その後、金曜日にも水漏れは続き、木・金・土と振り回された。そのため、教会のブログもお休み。

日曜日が晴れているのはありがたい。礼拝に招かれている人々の足が守られる。感謝。

礼拝後、教団の震災復興委員会から、七尾教会礼拝堂の復興工事が承認された事が報告される。感謝。それぞれの家での祈りの中でも、感謝の祈りも捧げてください、そう牧師が呼びかける。神様への感謝、そして献金を捧げてくださった方への感謝。

午後、駐車場で礼拝堂を眺めていると、通りがかりの観光客っぽい人カバンからカメラを鳥だし、礼拝堂の写真を撮っていた。
「うちの礼拝堂ってやっぱりかわいいなぁ」と改めて思う。1年後には新しい教会が見ず知らずの人からもカメラを向けてもらえるようにと願う。
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夏に再び会う時

2010年02月16日 | 地震のあとで
昼過ぎ、けんた君が教会の玄関に立っていました。船員としての仕事をしている健太くんは、一度出港するとしばらく帰ってきません。「今度帰ってくるのは夏頃かな」。丸刈りの精悍な顔でそう言いました。
健太は、1990年の教会礼拝堂大改修・幼稚園園舎新築直後に幼稚園に入園してきた子。小さかったけんちゃんは、立派な青年になった。七尾にいる間は必ず教会の礼拝に出席する。

夜、今日の教団震災委員会で、七尾教会の礼拝堂建築にGOサインが出たという連絡が入る。

夏、建築計画が早めに進み、健太の船が予定より長く海にいる事になったら・・。今日彼が目にした礼拝堂の姿が最後になったのかもしれない。(かまどらんこ)
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放蕩息子のたとえから学ぶこと

2010年02月15日 | 地震のあとで
幼稚園の礼拝の時間に、「放蕩息子の話」をしました。毎年一回は必ずするお話です。
「放蕩」をどう子供達に伝えるか?遊んでばっかりでお金がぜーんぶ無くなっちゃったと言うことを今年は強調してみました。それから放蕩した弟の事だけでなく、真面目な兄の事もしっかり話してみたのでした。もちろん、怒らずに放蕩息子を迎えたお父さんの事も。

少し長くなってしまったので、一番小さいお友達はちょっと飽きてしまったようでした。上の子にあわせると、下の子にはちょっと難しい。園全体でする礼拝ではどうしてもこうなってしまうのです。最後の方に小さいお友達が聞いていないなと思っても、そこは仕方のないことと思って話を続けました。

後から、小さいお友達のクラスの先生から、一番年下の子の感想を聞きました。
「ぼくね、お金なくさないよ」。
なるほど、この子なりに「放蕩」ということを理解してくれたんだなと思いました。「放蕩はいけない」ということが言いたいわけではないけれど、小さいなりに話を聞いていてくれたんだなと嬉しく思いました。毎年話しているうちに、本当に大事なメッセージが伝わればいい。幼稚園全員でする礼拝には大きな意味があると思っています。(かまどらんこ)


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祈りをあわせて

2010年02月14日 | 地震のあとで
礼拝後、今週の集会や自身の予定の事が牧師から報告される。その中で、今週、教団の震災委員会が行われることも皆に告げられた。
「お祈りのうちにお覚えください」。
教会員一人一人がうなづく。(かまどらんこ)
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カナダと七尾

2010年02月13日 | 地震のあとで
バンクーバーオリンピック開幕!
北京オリンピックの後半はちょうど?入院中だったのでとってもたっぷりオリンピックを見たのですが、今回はそんなことは言っていられません。テレビを横目に仕事仕事。
今回のオリンピックはバンクーバー、カナダ。

カナダは、七尾教会・七尾幼稚園にとってとても大事な国であることをまた覚えておきましょう。七尾に教会を作ろうと思ったのも、幼稚園を始めたのもカナダからの宣教師なのですから。遠い国、カナダ。けれどカナダ無くして七尾教会無し。

バンクーバーオリンピックを見ながら、神様の壮大なご計画に感謝。(かまどらんこ)
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