壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

『思考・発想にパソコンを使うな』を読んだ

2010年09月30日 | 読書(ノンフィクション、実用)
『思考・発想にパソコンを使うな』(増田剛己著、幻冬舎新書)を読みました。以下、引用。

「科学の進歩は、人間をラクにさせようという発想が土台にある。歩くのが面倒だから車が発明された。パソコンなどの道具も脳をラクにさせてあげるために生まれてきたのだ。手書きをしなくなったことで、脳をあまり使わなくなり、これではいけないと脳トレなどのゲームが販売されて、人気となる。そこには不毛な消費のメカニズムがあるような気がしてならない。」

かなり過激な論です。一読して「本当かぁ」と疑問に思いました。ニュートンは、人間をラクにさせるために万有引力の法則を発見したのでしょうか? 数々の発明・発見は、純粋に知的好奇心だったり、発明欲だったり、あわよくば一攫千金欲の産物なのではないでしょうか。

「ノートをつくる目的のひとつは、自分自身との対話だ。」

なるほどその通り。つまり日記です。ブログのように公開されない日記は、自分との対話そのものです。

『思考・発想にパソコンを使うな』がタイトルですが、内容は「日記のすすめ」。読者のみなさんも、ぜひ日記を付けてはどうでしょう。

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2 コメント

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Unknown (ぐるぐる)
2010-10-06 21:38:26
ブログが自分自身のメモ。その通りだと思います。
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日記のすすめ! (早嶋)
2010-10-05 17:54:19
確かに!

日記を付けることや考えをメモする事は、自身の整理やアイデアの整理に結び付きますね。

PCなのか、手書きなのか?は手段なので早嶋も??ですが、日記を継続的に記す事には強くアグリーです。

ブログの利用も、メッセージの発信から、いつしか自分自身へのメモになっているような気もします。
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