壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

先日のクイズの答えです

2009年08月17日 | 雑記
「仲間外れは停。なぜなら、ひとつだけニンベンだから」。確かに、そうです。実際、何人かに尋ねると、この答えが多かった。

「雪が溶けたら何になる」という質問に、「水」と答えるのと似ています。

ある人に、同様のクイズを出したところ、「海」だと言いました。訓読みすると、ほかの4字は送り仮名を要するが、「うみ」は名詞であり、送り仮名が不要だから、というのです。たしかに他の4字の訓読みは、「およ(ぐ)」「あわ(い)」「ひた(す)」「とま(る)」です。

ある事象を、素直に見ればいいものを、無理やり別の角度から見ようとしている。

「停」という答えは分かった上で、さらに別の答えがないか探して「海」に思い至る。最初は、そうだったと思うのです。しかし、そういう努力をしていると、いつの間にか、「停」を忘れてしまう。大切なことを直視せず、瑣末なことにこだわってしまう。

これでは、いけない。「停」をしっかり理解する。まずは「停」は分かりましたよ、という姿勢を強調し、「さらに海も見つけましたよ」とアピールする。そうでないと、いきなり、「海です」では、ダメだと思うのです。