フォルクスワーゲン・アウディーを中心に車に魅せられた中澤寛のホンネワールド!
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横浜のノンビリ社長ブログ---My private time(Blog)
(29年5ヶ月 19万3100Km)ラジオ・アンテナ交換

12月上旬に、いつものように洗車機に入れていた時に、
「ハッ」と気付いたが、既に遅し。
30年近くこの車に触れていて、
ラジオのアンテナを降ろすのを初めて忘れてしまった。
既に洗車機は1往復済み。
折れたのはアンテナだけではなく、心もだった。
猛烈に落ち込む僕。
気を取り直して、ユタカモータースさんに電話すると、
「純正部品が3,000円ぐらいで手に入りますよ」
あまりの安さに驚いて、桁を間違っていないか確認した程だった。
~数週間後~
折れたアンテナの交換に伺った。
単純そうな作業なのに2人がかりと聞いて驚いた。

車体から外れたアンテナ。

折れた部分は完全にポッキリ。
30年間御苦労さま。

こちらが、新品パーツ。
MBジャパンからヤナセ経由だったので、
一度、港北区折本町のパーツセンター(旧ウエスタン)を
通過したらしい。なんだ、ウチの近所に来てたんだ(笑)。

この電動アンテナは、ラジオのスイッチを入れると、
半分だけアンテナが上がり(車高の高さ程度)、
それ以上は手動で上げることになる。
その為、修理の時は一人はスイッチ担当で、
一人はアンテナ本体担当になるという。

なかなかちゃんと入って行かないので、
明らかに何かがオカシイと判断した野村兄弟。
トランクの左側内装を外し、アンテナ本体へアクセス。


さすがメルセデス。トランク内部の目に触れるだあろう場所は
フォクトリーで艶消しグレーで塗装してあります。
これを無視して修理やレストアする人が結構いるという。
お陰で事故車は分かりやすい。


取り出したアンテナ基台と電動モーター部分。
ドイツ製でした。
分解すると・・・

モーターは寿命にきており、回す力が弱く、
中のギアも摩耗している。
そう、本体ごと交換しか道は無いらしい。

何回もトライするが、結果は同じ。
「せっかく横浜から持って来てくれたのに、申し訳ないなぁ」
いえいえ、こうやってトラブルシューティングして下さるのは、
本当に嬉しいし、目の前でパーツをテストするのを
直に見ていて勉強になりました。
また、多くの古い輸入車マニアが言う、
「80年代のメルセデス正規物は、ナショナル製の電動アンテナを使っている」
という事が都市伝説だという事が分かりました。

今一度、古い本体と新しいアンテナを結合させ、
応急処置をしてもらいました。
MBジャパンにパーツを調べて頂くと・・・・・供給終了!
今度は電動アンテナ本体を世界中へ探す事になりました。
先は長い・・・。
<整備・撮影協力>
ユタカモータース
愛知県安城市横山町大山田中9
0566-76-4888
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメントありがとうございます。
久々にやっちまいました。
そうそう、アメ車などは70年代からガラス埋め込みですね。
私も14年前、ガレージにバックで入る際、シャッターが上がりきる前に入ったため、アンテナロッドを折った事を思い出しました。パーツが出るうちに予備を確保しようと思います。