くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

本音

2011年06月29日 22時38分45秒 | エエのんかなぁ?

ホンマ言うと先週の金曜日(24日)頃には梅雨が明けてましてん (^^ゞ

と気象関係者が言うてもなんも可笑しくない天候の関西。
ちょっと海を渡った徳島や東海北陸地方から東北にかけては、豪雨の注意報が出されているっちゅうのに。

例年よりあんまり早う梅雨明け言うて、もしもその後雨やったら恥ずかしいですヤン?  すんまへん。 
などと言う気象予報士かて居てはってもええんやないですやろか?

いや、タイトルの本音はそういうことやおませんねん。

関東以北の電力会社は電気消費製品の限度以内を考慮して電力メーターや分電盤のブレーカーの規制をかけてはりますねん。

関西の電力会社は大きい電力契約をすればするほど電気代(基本料金を含む)が高う取れるので、消費機器より余裕を持った契約を推進する「儲け主義」の契約をしたはりますねんね。

これね、電気を使い過ぎた時にエライ差が出ますねん。

関東系は使い過ぎた場合にその契約している場所のブレーカーが落ちて、その利用所だけが停電する形。
関西系はその場所だけで落ちずに、そのエリア一帯が停電してしまうリスクを抱えてますねん。
なんぼ暑うても節電している家庭があったとしても、そんなことお構い無しに連帯責任を負わされるハメに陥ってしまう可能性が、関東に比べるとずっと高い訳ですねん。

せやから関西は数件の家が頑張って節電していたとしても、大容量契約している家庭や事業所がエリアの能力を超えたら、地域ごと停電してしまうんですわ。

これ、大変なことですねんで。
関東やったら同じエリアの中でも使い過ぎてる家庭や事業所だけStopするようになってますねん。
節電して頑張った家庭は停電無しに細々とでも使える仕組みですわ。

関西電力の「売れるモンは何ぼでも売ってしまえ」根性がライフライン切断の大きなリスクを抱えてしもうたために必死で節電を訴えなアカン自体に陥ってるわけですねん。

電気に恨みはなんもオマセンけど、会社の体質には呆れるばかりですわ。

建つマンション、建つマンションにイヤもオウもなしに『オール電化』を押し付けて、原発の恩恵を謳い文句にしてきたツケが、独占企業の奢りが綱渡り電力を生んできとります。

大阪府の橋下知事の強気発言は関電の電気のみに頼らず、ずっと以前からガス発電などの併用をしてきたからの産物。
大企業のパナソニックの工場なんかもコージェネレーション・システムでの自家発電でほとんどの電力をカバーしてきているから、恐れてなんか居てはれへんと思います。

人口比率の低い奈良のド田舎なんかから配電する量を制限されて、もしもの時は早々に停電してしまうんやないかと、心の準備だけはしとかんとなぁ。

難儀な世の中にされてしもてますわぁー。