自営業を営んでいて、仕入れや労務工賃などの支払いとか
お客様からの代金のお振込みのために、できる限り手数料の
掛からないようにと、都市銀行・地方銀行・信用金庫など
複数の金融機関に口座を持っています。
西武の堤氏商法やダイエーの中内商法と言う時代を生きてきた
我々の年代は、たとえ1000円ずつでも毎月決まった日に
決まった金額を預けていて、長年それを続けていると信用と
なり、融資を受けたりする時の担保となると教えられてきた。
ところがクレジットカードが普及して電磁化時代に入ると
クレジットカードを利用して30万円ぐらいならすぐに借り
入れ出来てしまう時代に移り変わって、消費者金融なども
増えてくると、逆にクレジットカードをたくさん持って
いたり、銀行口座を多数持っている者は一気に瞬時にATM
やCD機で現金を引き出す詐欺が横行したこともあって
逆に信用度が低い時代を抜けてきました。
返す甲斐性が無いから借金するのも怖くて、家のローン以外は
いつもニコニコ現金払いが基本で借りるなんてことも無かった
けれど、今回、ゆうちょ銀行から「お取引目的等の確認」
という書類が届いた。
赤線枠は分かりやすいように私がつけたものですが、期間内に
返答が無ければ口座の取引を制限することがあると脅迫めいた
指示があった。
財務省や金融庁から金融機関への取引がある者へと言ったような
何らかの告知が公になされて、ある程度の期間を置いて届いた
のならまだ理解もできるが、他の金融機関からも何もないのに
いきなりこういうものが届いてびっくりだ。
しかも返答が無ければ勝手に制限するという、人の財布を凍結
する強硬手段。
ましてや日本人で契約時に確認済みなのに国籍やら在留期間を
書けという。
万が一外国人であったとしても在留資格やカード番号などという
個人情報を書き込めというのは、アメリカの人種差別問題と
変わらんやないか。
借金するわけでもないのに年収を書けとか、現金を使う理由
国際送金の目的など報告せよと。
ハッキリ言って取引先への振り込みは都市銀か地銀、協力業者でも
「ゆうちょ」を使っている所なんてまず無い。
一般のお客様がほんの一握り、振り込んでくださるだけなので
目くじら立てずに「ゆうちょ」なんて切り捨てても問題ないし
振り込んでもらっても3日と置かず銀行に入れなおしているので
不自由は感じないけれど、『親方日の丸』根性で上から目線で
やってこられたことに腹が立つ。
問い合わせのフリーダイヤルに電話して細かい返答を求めた。
所詮、お定まりのマニュアル通りでしか言えない派遣オペレ
ーターにまともに答えられるはずがないのは百も承知。
隅から隅まで何を尋ねられても返答できる責任ある人に
電話してきて欲しいというと「ちゃんと伝えますが一週間ほど
先になるかと存じます」と。
回答期限が7月9日までなので余裕を持って連絡して欲しいと
一応は電話を切った。
どうせ電話はすべて録音されていてそのまま伝わるのは
分かっていること。
取引を制限される前にこちらから取引を解約するだけ。
日本郵政は郵便事業も含めて問題が多すぎる。
完全民営化されていたらとっくに企業崩壊しているブラック。
やっとられん!
街のちっちゃな個人商店がマネーロンダリングやらテロ資金
なんてだしてられるか! 日々の生活で必死やのに。