と言うわけで 昨日からの続き。。。。。
さてさてそうすると1月のJanuary、2月のFebruaryはいったいどうなっているの
でしょう?
ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)の死後、誤って3年に1回ずつ閏日が挿入されて、ユリウス暦と呼ばれるようになったそうです。
さあこうなるとローマ皇帝になった王達はこぞって自分の名前を月の名前に列挙し
たそうで
カリグラは9月をGermanicus[1]と、クラウディウスは3月をClaudius(クラウディウス)と、ネロは4月をNeroneusと改名した。
ドミティアヌスは10月をDomitianusと改名した。
9月はアントニヌス・ピウスによってAntoninusと改名されたほか、タキトゥスによってもTacitusと改名された。
11月はピウスの妻の名をとってFaustinaにされたりRomanusにされたりした。
コンモドゥスは月に自分の名をつけるだけでなく、12の月全部の名を変更した。
順にAmazonius(1月)、Invictus(2月)、Felix(3月)、Pius(4月)、Lucius(5月)、Aelius(6月)、Aurelius(7月)、Commodus(8月)、Augustus(9月)、Herculeus(10月)、Romanus(11月)、Exsuperatorius(12月)。
日本のように睦月とか如月、弥生なんてもんじゃなかったのですね。
はー 大変だわい。
結局その王が亡くなるとすぐに元に戻されたわけですから、生きている間だけの栄華だったようです。
1月Januaryの語源は、その由来がローマの神にあってローマ国王ヌマ・ポンピウスによって改暦が行われ、Jānuārius (ヤーヌアーリウス、29日間)、Februārius (フェブルアーリウス、28日間)がつけ加えられました。
このときヌマは、日数が30日だった月の日数をすべて29日に変えた。平年の1年の長さは355日になったわけです。
2年に1度、2月の日数を23日に減じ、2月23日の翌日に Mercedinus (メルケディヌス)という名の27日間または28日間の閏月を挿入して、ヌマ暦と呼ばれたそうです。
February の語源は「罪滅ぼしの月」という意味のラテン語 Februari だと言われています。
これで一年が3月から始まって2月で終わるサイクルができあがり、この月の最後に大掃除をすることにより、身を清め罪を滅ぼそうとしたようです。
現在の太陽暦はキリスト教の影響を受け、1582年2月24日にローマ教皇庁からグレゴリオ暦が発布されてから徐々に世界へ広がっていったものです。
2日続きの うんちく 完。