くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

すみません、和歌山話が続きます。

2011年11月30日 23時12分21秒 | ちょっとお出かけ

加太・淡島神社から紀ノ川を遡る右岸に真言密教・新義真言宗根来寺があります。
大門 国宝 大塔 大伝法堂(和歌山県指定文化財) 本尊三尊像(大日如来・金剛薩埵・尊勝仏頂尊)

お寺の詳しいことはで。

はこんな具合でした。
   

   

11月の最終土曜日は根来寺で かくばん祭り が執り行われます。

かくばん』とは根来寺(ねごろでら)を開創された覚鑁(かくばん)上人のこと。

琵琶演奏や根来の子守唄の歌と踊り、根来塗りなどの体験コーナーや根来山散策ウォーク、お茶席コーナーや物産展が開かれる。

紀州徳川家から拝領した 名草御殿 なぐさごてん に面した江戸時代の庭園があり、上のの画像の左から5枚目までは庭園の風景です。
普段なら拝観料が500円。
このかくばん祭りのこの日だけはお抹茶のお点前がついて200円で入れる。
座敷に敷かれた緋毛氈の上に座って庭を眺めながらの一服は格別だ。
          

不動堂の前では午前と午後の2回、根来鉄砲隊が火縄銃の演武がある。
           動画です。

物凄い音と硝煙の煙と匂いに驚かされた。


すくなひこなのみこと

2011年11月29日 21時51分01秒 | ちょっとお出かけ

和歌山県和歌山市の最西端;加太(かだ)に仁徳天皇が社殿をお建てになった
と言われる淡嶋神社があります。
全国にある淡島(嶋)神社・粟島神社・淡路神社の総本社です。

祖母であられる神功皇后が三韓出兵からの岐路、嵐で沈みそうになる船の
中で神のお告げにより辿り着いた友が島に祀られていた少彦名命
大己貴命(おほなむじのみこと)を、対岸の加太に移したと言われる神社。
ご祭神の少彦名命は、医薬の神様。
特に、女性の病気回復や安産・子授けなどに霊験あらたかといわれています。

現在の社殿は豊臣秀吉の紀州征伐で焼失が、その後浅野幸長が再建、紀州徳川家
初代・徳川頼宣が修復を加え、さらに江戸時代末期に第十代・徳川治宝が造営、
1979年に現在の新社殿となった。

泉州(大阪の南部)や北紀(和歌山県北部)では人形供養(3月3日)の寺としても
知られています。
本殿の中はもちろん、廊下の床下や境内のあちこちにも人形をはじめ様々な置物が
所狭しと奉納されています。(約2万体)

   
   
   

最後の画像は針供養(2月8日)の供養塔。


潮の香

2011年11月28日 21時19分56秒 | ちょっとお出かけ

海無し県に疎開(越)してきて20年弱、無性に海が見たくてたまらなくなる時が
あります。
海鮮物が大好きなのも磯の匂いが好きなのも、ひょっとしたら
前世はヤドカリかウミウシ(アメフラシ)かなんかだったかも
知れません。

大阪湾の南方、和歌山県と淡路島が一番近いところに
加太(カダ)と言うところがあって、20代の頃は良く釣りに出かけたところ。
懐かしくなって、夕方にひょいと出かけて行きました。

加太は大阪の泉佐野などと並んで大阪湾の漁港の一つのですが
引き網漁が禁じられている漁港で魚はほとんど一本釣り
  (一部の掛け網を除く)
だから同じ魚でも他の漁港と比べて値段が高いのです。

釣り客用の船宿や料理旅館があって温泉も湧いていて
国民休暇村のあるところからパイプで引っ張っています。
アルカリ性の良い泉質です。
夏は海水浴場も賑わうのですが、この時期は釣り客ぐらい
しか来ない静かな海になります。

        

明け方前に午前中の釣り船が出て、お気を眺めると凄い数のひしめき合いが
見えます。
3枚の画像の左は北に明石方面地の島との海峡、中央は正面に淡路島の
由良港辺りが見えて右が沖ノ島
地の島沖ノ島の2つを総称して友が島と言います。
右は南あわじ市から鳴門海峡の方向です。

瀬戸内海の西の端は下関の方で、関アジ・関サバなど急な潮の流れで脂の
乗った魚で有名ですね。
瀬戸内海の東の端は明石方面で鯛やタコの美味しいところ。
ココ加太も紀伊水道と言って瀬戸内海・大阪湾と太平洋の海水が、潮の満ち
引きによって入れ替わるので、美味しい魚の捕れる場所です。

海も底の石まで透けて見える綺麗なところ。
南蛮漬けで食べると美味しいぐらいの小鯵が一杯泳いで
いるのが見えました。

釣り客はタチウオや鯛の子(チャリコ)などをたくさん釣り上げて
戻ってきました。


確認飛行物体(Identified Flying Object)

2011年11月28日 21時18分45秒 | どうでもエエこと

久々に気球を見ました。

今週はずっと曇り空の天気予報。
少し沈んだ気分になっていたのですが、なんだか嬉しくなりました。
別に自分が飛んでいるわけでもないのに可笑しいですね。
  

見えた方向からすると桜井市と天理市の境界あたりでした。


危機2髪

2011年11月27日 21時06分44秒 | 季節の話

1;機関銃の連弾を浴びる
  恐ろしいことであった。
  木洩れ日をのんびり愛でていたところ・・・
  隠密の仕業か? 突風が吹いたかと思ったら、サイレンサー付きの
  機関銃から散弾銃の弾が放たれたかのごとく、いきなりバラバラと
  撃ち込まれた。

  ドングリ弾だった。

  オーラがバリアとなったのか? 一発も当たらずに済んだ。

 

2;けもの道でドップラー効果
  制限速度60km/hの県道から裏道・抜け道のけもの道に入った。
  左奥の茂みの中に小型の反射望遠鏡のようなものを発見!!
  『うっ!ここは制限速度30km/h
  メーターを見ると48km/h  『やられた』と思ったが
  セーフ  旗振りオジサンはピクリとも動かなかった。

2回も命拾いした1日だった。

 


比嘉ラビ太

2011年11月26日 23時17分43秒 | ひとりごと

ご存知です?

沖縄か奄美の人みたいですね。
実は『干からびた』の予測変換。

通っているお客様のお宅の壁にヤモリが停まっていたのです。
『ははぁーん、寒くて動けないな?』と勝手に考えていたのです。

ところが来る日も来る日も微動だにしていないのに気づき
傍に寄って眺めてみました。

へばり付いているのですが、死んでいるようです。

こんなことってあり得るのですね。
何でこんなところで? こんな姿で?

可笑しいようで  可哀そうで そのままにしておきました。

 

 


今日26日はNHK大阪ホール
和の響き 筝・三絃・尺八
第五三回各派合同 三曲演奏会 がありました。

何度か呼んでいただいて聴きに行ったことがあったので
当日チケットで伺おうと予定していたのですが・・・
バタバタしていて結局は行けずじまいで、ちょっと残念でした。


この歳まで知らなんだ。

2011年11月25日 20時34分56秒 | トレンド

ののさま

 

お育ちの良いみなさんはご存知だったのでしょうね。

のの=神仏・日月など、尊ぶべきものをさしていう幼児語。

 

何で知ったかと言うと
   

 

「のの」とはいったい何ぞや? と訊ねて分かりました。

 

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
実感しました。 





目 、 目が・・・

2011年11月24日 21時59分51秒 | エエのんかなぁ?

どうせアイツの言うことだからメガ・サイズハンバーガーか何かだろ?
何て思った方?
相当のブログ読者ですね (^_^;)

しかぁーし、そんな裏をかくのがアタクシなんざす。

とか言ってる場合じゃなくてぇー
メガネをかけて四十余年。  この2~3年、調子が悪い。
たぶん軽いドライアイなのだろうが年齢も年齢。

よく目薬やサプリ商品のCMにある「かすみ目」ってこんなのかな?
ピント調整がうまくいかない」ってこんなんだろか?
いやぁー違うよなぁー。
日によってよく見える日もあるし、睡眠もよく取れて体調も良い日でも
ピントが合わずに何重にも見える。

元々小学生時代は1.5あった視力が中学に入った時から乱視で、
どんどん進んでいるのをメガネで矯正していたので、運転免許の制限の
0.7以上は見えているはずで、道路標示なんかは大丈夫なんだけど。

特にを見た後なんぞは酷いから、やっぱピント調整?

かと言って『ブルー〇リー・アイ』なんかを試してみるのも高そうでダメ。

そんなところで大阪のお店で見つけたのが
850gで900円とリーズナブルだったので、騙されたつもりで購入。
ところが横文字に弱いのがでした。
開封後の賞味期限は10日間・・・
早よ食べなアカンやん

毎朝こんだけ食べてます。

こんなんで それも10日ほどで 良く見えるようになる?
まさかねぇ?


写真よりも本物

2011年11月23日 21時20分40秒 | トレンド

12月18日(日)まで奈良県立美術館で開催中の

この磯江毅と言う人、生まれ年は1年早いけれど同学年で、これまた同じ大阪市出身。
でも、2007年に53歳で亡くなっている。 場所が場所なら同級・同窓生だったかも?

描かれた絵は、この記事のタイトル通り「写真よりも本物」なんです。


僕も最近でこそやっていませんが絵を描くのは好きで、特に風景画が好き。
アナログ写真では出来ない自分色に描けるし、余計な電柱などは描かなくても
いいので、「本物より自分好み」に仕上げることが出来ます。

この人はリアリズムにこだわったのでしょうが、もうリアルすぎて仰天です。

半分以上の展示がガラス張りの中にあるので入口を入ると希望者に
オペラグラスを貸してくれて、それこそシゲシゲと細部まで見ることが出来ました。

ここには掲載していませんがカリフラワーの絵なんて肉眼で見ていると汚れ
ぐらいにしか見えないのに、オペラグラス越しに見ると蠅が一匹止まっているのです。
それも今まさに飛び立ってもおかしくないくらい本物らしく。

右端の『新聞紙の上の裸婦』なんて150.0 × 182.0 cmもの大きさに
新聞の活字一つ一つまでそのまま描かれているんです。

よくコメントを頂いている「すー」サンの次女さんも高校で美術を専攻されている
のですが、一年生ながら写実を目指されていらっしゃるのかは分かりませんが、
授業とはいえとても素晴らしい絵を描かれていると思います。 
良かったらコチラで。

もし機会があればグスタボ・イソエ氏の作品を一目ご覧あれ。
奈良では80点が展示されています。


まだ奈良市を引きずります

2011年11月22日 22時30分01秒 | 下町グルメ

一昨日は芸術の秋について、昨日は紅葉について
こう続いたらやっぱ食欲の秋が出て来ないと僕らしくありません。

が、秋の食べ物と言っても・・・  

で、奈良公園近くでプラッと入ったお店の話でも。

いつも利用する県庁東隣の「登大路」市営駐車場は満車のマークで
警備員のダメ出しもあってNHK奈良前のへ止め、坂を下る。
久しぶりに見る大仏プリン本舗を横目に通り過ぎ、奈良女子大学の
角を南へ。  東向き北商店街というそうな。
東向きや餅井殿(もちいどの)の商店街は有名だけど、コチラは
申し訳ないが知らなかった。

左側にイタリアンの店も気になりましたがフト目を止めたのが
創作ダイニングカシュガジュ
フランス語で「隠れ家」をカシュカシュと言うそうな。
(仏語はわかりません。)
それをもじって付けた造語だと教わった。
おもしろい! と気に入った。
お店の雰囲気はフランス語とはまるで違って東南
アジア風
        
料理もタイとかベトナムなどのメニューが主流のようだった。
メニューの表紙も中もこんな感じ ↓
          
BGMはシタールの音が適度な大きさで奏でられていた。

相方の頼んだのはランチセット(スープ・スイーツデザート付き)890円
          
揚げ鶏ゴマ醤油がなかなかジューシィーで、黒米ごはん目玉のせもモッチリ。

僕ははなまるランチをオーダー 1,000円
   クルトン入り野菜スープ   かりかりコボウと豆腐のサラダ   しめじと揚げ鳥の和風チャーハン
これが食いしん坊のボクでもお腹いっぱいになるボリューム。

アテもなく入ったのに「正解だったね」と相方にも言わすほどの満足感でした。

 

ちなみに今日はいい夫婦の日。
昨夜就寝前に「明日はいい夫婦の日だね」なんて言われてしまいプレッシャー。
花を買って帰りました。 (しぶしぶ・・・)


今年の秋

2011年11月21日 22時13分36秒 | 季節の話

春の異常な寒さから長く暑い夏があって秋。
異様に暖かいと思っていたら11月も後半になって急激に寒くなりましたね。
日本全国とも紅葉の話題もまばらで、紅葉するまもなく散ったりしているようで
物寂しい気がします。

昨日行った奈良公園でもなかなか美しい紅葉にはお目にかかれず、足元には
褐色になった桜の落ち葉や未だ青みが残った葉がカサコソ音を立てていました。

その中でも何とか見つけたのが 奈良市の紅葉

裁判所前  文化会館前  登大路
裁判所前        文化会館前       登大路

興福寺北詰  県庁前  県庁東
興福寺北詰       県庁前         県庁東

国際奈良学SH西  文化会館前  文化会館前
国際奈良学SH西   文化会館前       文化会館前


秋 文化を楽しむ

2011年11月20日 22時32分55秒 | トレンド

2003年から毎年11月に、近畿地方24県に三重県、福井県、徳島県、
鳥取県を含めた地域で、美術館、博物館、資料館等の文化施設(原則
として常設展示)を入館無料で開放し、より美術・芸術に親しんで
もらうとともに、関西地方の魅力ある文化作りを楽しんでもらうように
実施されている関西文化の日が、今年は昨日19日と今日20日
だった。

10月5日の記事でもらった「第42回奈良県芸術祭」のパンフレットで知った
国際奈良学セミナーハウスでの『秋の雅楽を楽しむ』を申し込んであった

ので奈良公園まで出かけてきました。
この話はまた後日写真を整理してUPしようかと思います。
演奏が始まってすぐに土砂降りの雨になりました。
昨日に降りきるぐらい降ったので今日は大丈夫だと傘を持っていませんでしたが、演奏や舞が終わった途端に陽射しが戻ってきました。不思議です。

ついでと言うと語弊がありますが、せっかくの無料開放なので県立美術館

にも寄ってきました。

奈良公園は『第63回正倉院展』が14日で終わったので空いているかと思って
いましたが、観光バスの列は衰えるどころか変わりません。
それに通りには朝から制服警察官がずらり、私服の機動隊も腕に「警察」の
腕章をつけてゾロゾロと。
皇太子殿下が植樹に訪れられていらっしゃることを知ったのは文化会館
前で足止めされてからでした。
       

明日以降のブログに   つ づ く  。


季節外れ

2011年11月19日 22時43分18秒 | 季節の話

グラジオラスの花を頂きました。
本来は春植え夏咲きのだいた6月~8月の花。

葉がとがった剣形をしているからと言うことでラテン語の
「gladium(剣、小刀)」が語源だとか。
東洋にある菖蒲、というところから別名を
「唐菖蒲(とうしょうぶ)」というらしい。       
花言葉は「用心深い、楽しい思い出、 たゆまぬ努力」  

他にもピンク・紫・青・黄色などの花が咲くそうだ。

今日はかなりの雨が降りました。


マイブーム(久しぶり)

2011年11月18日 21時36分27秒 | ひとりごと

以前(もういつだったか忘れたし、過去ログを振り返るのも面倒なくらい)この
タイトルで記事を書き込んだ時は苔玉だったようにだけは記憶しています。

苔玉は今も続けています。  ハイ。

今回はちょっと変わって
    マグカップで飲む抹茶

 

茶道の事は恥ずかしながら全く存じません。
ただお寺などを訪れた際などに一服300円~500円程度で催されている
お点前の席には、作法等を全く無視していただいています。

京都や奈良の名勝庭園の寺では拝観料にセットになっている場合があり、
今仕事で通っている所の近くにある慈 光 院さんも1000円
セットされています。

そんなこととは関係なくですが、この秋になって急に抹茶 と閃いて
そんなに上等ではないものを購入しました。

その時の気分で薄茶を点てたり濃茶を練ったりと、湯や茶の量も適当。
甘かったりほろ苦かったりを楽しんでます。

抹茶に含まれるテアニンという成分は、摂取すると脳の広範囲でα波が
増大し、心を落ち着かせたり、また、脳内神経物質へ作用して記憶学習
能力も向上させるという効果があるそうです。

茶道を志した方や嗜まれていらっしゃる方には邪道と非難も受けそうですが
型に縛られずに毎日楽しんでます。


時の流れ

2011年11月17日 22時30分48秒 | 季節の話

毎年 コシヒカリの新米が届いてしばらくすると渋柿が届く。

1~2週間すると橙色だった渋柿も赤みを増してくる。
それと共に硬かった実が柔らかくなる。

不思議に何処へ行くのか渋味が消えて
代わりに甘味がドンドン増してくる。

知り合いの吉野の柿農家の人は言う
「柔らかく熟し切った柿を喰らうのは本当の柿の美味しさを知らない都会モン」
上等の柿は堅くても甘くて、採れたての旨い柿を知っているのは俺達「里モン」
だと言わんばかり。

でもね、夏の間に陽の恵みを一杯浴びて渋味もたっぷり溜めた柿が
収穫されて遠く揺られながら運ばれて、風に晒されギュッと引き締まって
渋味が取れて表情が崩れて角が取れたとき

芳醇な香りが食べ頃を告げる。

薄くなった皮を捲るのも形が崩れるほどになった時
もう笑顔でないと食べては失礼なくらいに微笑みがこぼれる。

手も口の周りもジュクジュクになってベタベタ。
それでもとても幸せな気分にさせてくれる。

 

おいしい。

 

こんな風に熟せるのだろうかと 自らの自信の無さに気付いた時
種の舌触りが我に戻してくれた。