あくまでも個人の感想です。 意見などと大それたものではありません。
自分チの光熱費節約に繋がって いっかなぁ~ なんて軽い気持ち。
大阪府の橋下知事の「関電の節電要請に協力しない」というのもメッチャ極端やとは思いますけど、間違ってるとも思わない。
ただ、知事の立場での発言として適切かどうかは僕の論じるところではない。
感想の結論から正直に言うと、
ホンマに大停電が起こるのか? どんな事態を引き起こすのか? いっぺんやってみたらエエのんとちゃうのん? って気持ち。
何年か前の台風が奈良の大和盆地を裏鬼門の方角から鬼門方向へ駆け抜けたとき、近鉄・南大阪線の┏┓型をした鉄製の架線の柱が5本も根こそぎ倒れたとき、付近一帯が3日間も停電した。
落雷による数秒程度の停電は経験したこともあるがそんなことは初めてだった。
昼間の出来事だったけれど、地下に貯水槽があってポンプアップで給水しているマンションは停電と同時に水が止まる。
飲み水はコンビニやスーパーでも買えるし、一日に必要な量も調理や風呂を除けば3リットルもあれば十分だ。
しかしトイレの水は1回で節水型でも6リットルは必要(通常8~13リットル)。
まず困ったのはトイレだった。
日が暮れて気付いたのはスイッチを入れても照明がつかないこと。
ロウソクはいろんなのが一杯あったので何本か燈した。
まあ動き回るのに不便は感じない程度だったけれど、テレビなんてダメだしエアコンどころか扇風機も動かない。
電気にどんなに依存していたかを思い直す良い機会だった。
結局、大阪の実家に疎開して復旧を待った。
自民党のセンセ方がこぞって『安全・安心・クリーン』なエネルギーだと推奨し、地域住民は町や村の活性化や補助金のありがたさに胡坐をかいてきた。
なんでそのツケを?
そりゃ僕らが使っている電気の何パーセントは原子力の恩恵を受けているのだろう。
それは僕らが選んだわけでも願っていた訳でもない。
若狭の海辺から送られてきたものを知らず知らずに使わされていた。
いや、そんなことすら知ろうとしなかった僕らにも責任が無いとは言わない。
まあいい。
一回 どんな事態を引き起こすのか? 試してみるがいい。