奈良県桜井市、邪馬台国の卑弥呼の里や箸墓古墳などと並んで有名な大神(おおみわ;三輪)神社。
三輪神社の摂社である綱越神社では、毎年7月31日に「夏越えの大祓(なつごえのおおはらえ)」が、
おんぱらまつりとして行われます。
神馬引きや、古歌を唱えながらの芽の輪をくぐる神事が行われ、また紙の人形に名前と生年月日を
書き、この人形に罪やけがれを移してお祓いしてもらいます。
一般にもこの芽の輪(ちのわ)をくぐることができます。
知ってはいましたが残念ながら参加したことはありません。
昨日たまたまそのご近所のお客様からお電話をいただいて、今日伺いました。
その道すがら大鳥居越しに見える大神神社のご神体とされる三輪山は物凄い湿度の水蒸気で、
いつもならクッキリ見える姿が白く霞んでいました。
ライトアップされた大鳥居と三輪山に見せるように打ち上げられる伝統の花火大会が夜には
開催されるので「雨にならなきゃいいのになぁ」と思ったとたん、雨が降ってきました。
やたら開催を知らせる空砲が打ち上げられていたので刺激しないといいのになぁと考えていた
まさにその時でした。
そのあと昼の時間帯は晴れ間もあったのですが、夕方にはまた空がどんよりとしてきました。
この花火大会で夏祭りとしての大和盆地での花火は終わり、明日8月1日の大阪・富田林市の
PL花火芸術へとバトンを渡します。
もちろん近くまで行ったのではありません。
ほぼ10Km離れているウチから見えた花火です。