俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

無限の可能性のなかのひとつの提示

2016年02月11日 23時06分19秒 | 創作について
 自分で書いて気に入っている『スターフォックス ビハインド』

 どなたかが「明かされる衝撃の事実」っていうタグつけてくださった。
 うふ。うれしい。

 うれしいけど、ただ、これがたった一つの真実、とは思ってないですし、誰もそう思い込む必要はないと思います。
 私の書いたものは二次創作に過ぎない。事実でも真実でも正解でも正史でもない。

 作中でジェームズの身に起こったことは、ゲーム本編や公式からの情報では何一つ語られていません。すべて私の想像。
 私は「こういう風に考えたらつじつまが合うし、面白いよね」って思った可能性のひとつを、作品にして提示しただけです。


 そもそもですね、『スターフォックス64』のゲーム本編からして、遊び方により展開はさまざまに変わる。
 スリッピーがタイタニアに吹っ飛ばされた歴史もあるし、吹っ飛ばされなかった歴史もある。真のアンドルフを倒した歴史もあれば、偽アンドルフを倒した歴史もある。
 どっちが正史か?なんていう議論はあほらしいです。遊んだプレイヤーからしたら、すべて本当に起こったことなんだから。

 私の解釈以外のジェームズを描いた作品にも出会いたいです。きっと私は超おもしろがって見る。

 自分の想像が及ばなかった部分まで掘り下げた作品に出会うと、
「そお来たかあああああ!! その発想は無かったああああ!!!!!」という敗北感と、
「生きてて良かったあああああ!!! 生きてこれ見れて良かったああああ!!!!」っていう無茶苦茶な幸福感を同時に感じます。

 敗北したのに幸せに思う。こんな感覚がほかで味わえますかね?


 スターフォックスの世界の歴史は、無限に枝分かれして、揺らめいている。二次創作をする者の数だけ、違った歴史があってよい。

 その枝分かれした歴史の多様さが、そのままスターフォックス世界の豊かさになるんじゃないでしょうかね。
 進化の過程で枝分かれした生物種の多様さが、巨大な系統樹を描くように。


 『64』を作ったクリエイターの方々は、ゲームの腕前にかかわらず幅広い層が楽しめるよう、ルート分岐という設計をしたのだろうと思います。

 オリジナルのゲームを作った方々が望んだ、世界の多様性を、一ファンである自分が狭めてしまっては申し訳が立たない。


 ……なんで、私が書くものは、無限に存在するスターフォックス世界の、可能性のひとつなんだと思っていただいて……気楽にお楽しみいただければと思います。

『なっ! いつの間に後ろに!?』

2016年02月11日 22時03分03秒 | スタフォ以外のゲームソフト
 妻がスプラトゥーン遊んでいるのを後ろで見ていた。

 アロワナモールの狭い通路で、敵1人と妻が闘っている。

 相手がチェイスボムを発射して、妻は回避のためにインクに潜る。
 チェイスボムが通り過ぎて、攻撃に移ろうと妻がインクから顔を出したとき、
前にいたはずの敵が背後に回り込んでいて、攻撃してくる!!

 なぁっ!? どんなカラクリだ!?と思ったが、妻を倒した敵のギアを見て合点がいった。
 イカニンジャをつけて、チェイスボムが描くインクの航跡のなかを密かに泳いで、背後にまわったんだ。
 まさに! まさにイカニンジャ! 敵ながら天晴れ。

 スプラトゥーンやり込んでる人からすれば常套手段なのかもしれないけど、びっくりしたよ。
 少年誌のバトル漫画みたいな展開で、興奮した。
 いろんな戦法があるもんだなぁ。
 ランクやウデマエだけでは伺い知れないいろんなテクニックや戦法を、みんな隠し持っているんだろうね。

 ひのでや参吉先生(@hinodeya3)のスプラトゥーンの漫画でも、こんな熱い展開が見られるかな? 楽しみです。

数の大小で心が乱れる

2016年02月11日 21時07分07秒 | 日々のつぶやき
 pixivに作品(私の場合は主にドット絵)を投稿すると、閲覧数や評価回数、評価の総合点が表示されて、
「あぁ、どなたか見てくださってるな」
ということがわかるので嬉しくはあるんだけど。
 一方で、この数字の増え方を気にしてしまう自分がいて困る。

 私なんかが及びもつかない、「本当にすごい」作品は、閲覧数も総合点も万単位だ。
 そんな「本当にすごい」人と、自分を比べても仕方がないことはよく分かっている。ドット絵歴は約5ヶ月だし。肩を並べようだなんておこがましい。

 閲覧や評価の数字が大きいことが「強さ」ではないし、数字が小さいことが「存在の軽さ」でもない。
 ……同じことは、Twitterのフォロワー数や「いいね」の数でも感じたなぁ。
 たった一人でも、自分の作ったものを喜んでもらえたらそれでいい、と思えたら楽なのにねぇ。

 ……pixivの評価は、ひとつの作品について1日1回できる。やろうと思えば毎日高評価をつけることも可能だけど、……この仕様、どんなもんだろうねぇ??
 一度評価をつけたらそれで終わりでいいんじゃないの??
 あと、評価点数や評価の総合点って、そもそも必要かい?? いっそのことTwitterみたいに「いいね」にしたらどうかと思うよ。
 その方が、数字の大小に一喜一憂しなくてすむんでないかい。

 こんなところにpixivの文句を書いても何も変わらんだろうけどね。
 数に心が振り回される、というのがどうも嫌だ。

 私の場合はですね、いまのところ主に「もしスタ」の参加者の皆様をドット絵で描かせていただいているので、ご本人に気に入っていただけるとそれが何よりうれしい。
 「モデルご本人に気に入ってもらえたらそれだけで十分やろ、それ以上望んでどないすんねん?」と思うことで、自分の煩悩になんとかブレーキがかけられる。

 ……なかなか、自分の心というやつは自由にならないね。