俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

「フォックス お前に新しい世界を見せてやろう」

2007年05月28日 14時05分03秒 | アナザーストーリー
 アパロイドマザーとの戦闘の時、ジェームズの声で話される↑このセリフ・・・。
 後から思い返すと、なにか怖くなるセリフだなぁ。ここでフォックスが負けてしまったら、すべてがアパロイドに侵食・同化され、全く違った世界になってしまうという・・・・SFチックな恐怖。

 ストーリーを見返してみても、なかなか怖い。コーネリアが襲われてペパー将軍が敵になったり、敵本星へ乗り込むときもグレートフォックスを犠牲にしたり。こちらが敵を追い詰めているのか、あるいは敵に追い詰められているのかわからないような状況。でもそこから勝利するからこそ、嬉しいのかも。(実際、私はエンディングで泣きましたからね!)

 やっぱり私、アサルトが嫌いになれないなぁ。

レビュー『スターフォックス アサルト』

2007年05月25日 17時24分54秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 これから「レビュー」と称して、スタフォ作品ひとつひとつについての感想や思いなどを述べてゆきたいと思います。

 まずは『アサルト』から。

◆『スターフォックス アサルト』2005年2月24日発売(ゲームキューブ)
 これが作られていると聞いたとき、嬉しさのあまり小躍りしてしまったのは私だけではないに違いない。『アドベンチャー』はスタフォファンが求めていたものとかけ離れていたし、いったいどんな進化を見せてくれるんだろうとワクワクしっぱなしであった。
 ・・・反論を恐れずに言うならば、十分な進化を見せてくれたと思う。『アサルト』はファンの間でやり玉に挙げられることが多いけど、私個人は決して嫌いじゃない。
 なんせ「64」発売から8年近くも経ってるのである。待ちかねたぞ!って感じ。発売前に、『月刊任天堂』の試遊台で、子供に混じってよく遊んでました。スリムになったアーウィンを操作して宇宙空間を飛び始めたら、もう興奮しすぎておかしくなっていましたね、私は。
 しかし、もうちょっと細部に注意をはらって作れば、ファンの期待にもっと答えられたのに!とも思う。そこが残念。
 例えば、スコアがいちばん上のものしか残らない点。上位5位くらいまで残せれば、何回もやる気が出るのに・・。一位のスコアしか残らないから、反復して遊ぶ気にならない。あと、20人のプレイ記録が作成できる、というのも意味不明だった。ふつう、一枚のメモリーカードを20人もで共有しないだろうに。何を考えてこんな仕様にしたのか見当がつかない。
 と・・ついつい悪いところばかりが目に付いてしまうけど、実際遊んでみると楽しい。グラフィックは美麗のひとこと。新たな敵「アパロイド」との闘いの中で繰り広げられるストーリーにも満足。ゲーム画面を録画してDVDでも作りたいくらいだ。DVDデッキがないのでできないけど。
 エンブレムも、発売から2年経ってやっと全部集めました(ミッション9のゴールドが大変だった)。
 スターウルフの新メンバー、パンサーが好きだなあ・・「だまれトリ」は名言。
 とまあこういうように、肯定と否定の気持ちがフクザツに入り混じった感想を抱いておるわけです、アサルトには。

 冷静になってみると、否定派には「64」を遊んでいた世代がほとんどのような気がする。つまり、期待が大きすぎたんだね。
 「64」に匹敵する、いやはるかに超える神ゲー・・「スマブラDX」のように何度でも遊べる超大作を思い描いてしまってたから、失望してしまったんじゃないだろうか。
 「アサルト」ではじめてスタフォに触れた世代には、問題なく受け入れられてるような気がする(ゲーム雑誌の投稿や、ネットの掲示板を見ていると)。

 でもやっぱり、「64」を知る世代だろうがそうでなかろうが、賞賛して受け入れられるゲームになってほしかったな・・と思う。かえすがえす、残念だ。

コメント求めてますよ!!

2007年05月14日 23時32分16秒 | 日々のつぶやき
 どうも、このブログを作ってからまだ一つもコメントがないので、誰も関心がないのかと心配になってきています・・・

 気軽にコメント残していってくださいね?
自分もスタフォ好きです! とか
Wiiで出てほしいです! とか
もっと更新しろよ! とか・・・

 お待ちしております。

「ファルコとの出会い」その3

2007年05月13日 23時58分52秒 | 小説『ファルコとの出会い』

「ペッピー・・どう思う? これを」
 防衛軍基地内の一室で、二人の人物がなにやら話している。
「機体の持ち主は、わかっておるのですかな?」
「うむ・・名はファルコ。近年、惑星間航路の近辺をうろつきまわっている暴走族どもの、どうやら親分格らしいのだ」
 防衛軍最高司令官・ペパー将軍は、やれやれというように顎を撫でまわした。
「この基地のパイロットは、訓練中の若い者がほとんどだ。しかし中には、数々の戦いをくぐり抜けてきた勇士もいる。にもかかわらず、暴走族の親玉ごときを捕らえられなかった・・・」
 モニタには、先日のファルコの機体と、それを追撃しては次々とかわされるコーネリア軍の機体が映し出されていた。
 あるときは地表すれすれをきりもみで飛び、あるときは急旋回し姿をくらます、ファルコ機の俊敏さに、ふたりは一時心を奪われていた。
「ウム・・実にいい腕だ。こいつと空でやりあうのは、ちと骨が折れますな」
「いい腕か。確かにな」
 将軍はため息混じりに言った。
「ベノムのことで頭をなやましておる最中にこれだ。正直私には、暴走族の始末にまで、時間を割いておる余裕がない」
「なあるほど。そこでワシの出番となるわけですか」
 もう一人の人物、ペッピーがヒゲを揺らしながらうなずいた。
「つまりは、そういうことなのだ。すまんな・・このようなことで呼び出して」
「いやあ、なァに。将軍きっての依頼とあらば、受けないわけにもいきますまい」
「そうか、やってくれるか」
「もちろん!」
「ありがとう。君には本当に、世話になる」
「何をおっしゃる。では、ワシはもう行きます。最初の依頼が将軍からのものとなれば、ヤツも喜びますよ」
 ペパー将軍はいぶかしげに鼻をひくつかせた。
「ヤツ? ヤツとは・・」
「将軍。いずれお話しようと思っていました。ジェームズのせがれのことです」
「何」
 驚きを隠しきれない将軍を前に、ペッピーは話し続けた。
「フォックス・マクラウド。つい2ヶ月前まで、士官学校の候補生でしたわい。そして今は、新生『スターフォックス』のリーダーです。将軍、今のワシはフリーの傭兵ではない。昔同様、スターフォックスの一員なのですよ」
「ペッピー・・そうか・・・」
「正式な依頼をいただけますかな。われわれスターフォックスに」
 短い沈黙ののち、将軍は答えた。
「良いだろう。正式に依頼しよう。ただし、その前にフォックスと直接に話させてくれんか」
「もちろんですとも! ヤツも久方ぶりに将軍に会いたがっていますよ」

 ドアノブに手をかけたペッピーが、ふと振り向いて言った。
「そうだ・・問題のスゴ腕、名前はなんと言いましたかな? ド忘れしちまいましたわい」
「ファルコ。ファルコ・ランバルディだ。もう忘れるなよ」
 呆れたように、ペパー将軍が言う。
「そうかファルコ。ファルコの、ランバルディですな。任せてください、かならずヤツを捕らえてみせますぞ!」
 ばたん、とドアを閉めて、あとは慌ただしく廊下をかけて行く音だけが残った。
 将軍は呆気に取られて、ドアの向こうに視線を泳がせていた。
 ベノムでの惨劇から生還してから、ペッピーは一気に老け込んだと思っていたが・・やつめ、以前の自分を取り戻したか?
「よく帰ってきたな、ペッピー」
 ペパーは静かに、そうつぶやいた。

スタフォチャンネル

2007年05月13日 22時45分00秒 | 『スターフォックス64』(N64)
 Wiiの「バーチャルコンソール」で、先日ついに「スターフォックス64」の配信が始まりました。「64」こそ、スタフォを名作ならしめた作品ですからね。Wiiを持ってる方々にはぜひ受信して遊んでほしいものです。

 私自身も、配信されたその日に受診してから、よく遊んでます・・・分岐するストーリーを楽しむ、勲章を狙ってみる、撃墜数を伸ばす・・うーん、中毒的なおもしろさがありますね。

 これを本家ニンテンドウ64で遊んでた頃は、私もまだ中学生で・・弟たちといっしょになってワイワイ言ってました。それを思うと、ゲームの面白さに加えて、皆で一緒になって遊んでた思い出が、さらに作品への思い入れを強くしているようにも思います。