俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

アサルトの曲に勝手にタイトルをつける

2016年11月15日 20時43分42秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 『スターフォックスアサルト』発売当時のニンテンドードリームに、サントラCDが付録についたことがありました。

 アサルトの曲が数曲収められていたのですが。その曲につけられていたタイトルが格好良かったのです。

・戦闘宙域(ミッション1の前半と、オービタルゲート)
・勇壮なる追撃(ミッション1の後半)
・氷原突破せよ(フィチナ)
・都市奪回作戦(コーネリア)
・暴神の襲来(ボスの登場シーン)
・アパロイド猛撃(ボスとの戦闘)


 で。収められていなかった残りの曲に、同じ雰囲気で勝手にタイトルを付けてみました。

・変形、デスバブーン(オイッコニー旗艦の変形シーン)
・救難信号の元へ(カタリナ)
・コロニー制圧指令(サルガッソー)
・魔の小惑星帯(アステロイドベルト)
・竜を蝕(むしば)むもの(サウリア)
・蠢くアパロイド(アパロイド本星)
・異生物の臓腑(アパロイド本星中枢)
・万物を統べる女王(アパロイドマザーとの戦闘1)
・ファイナルバトル(アパロイドマザーとの戦闘2)


 ……アサルトの音楽、フルオーケストラなのに……。サントラが出ないのが非常に勿体ないです。

アサルトは好き、しかし詰めが甘い!!

2016年06月23日 07時09分15秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 なんかまた今さら『スターフォックス アサルト』の話をしますよ!

 私はこのゲーム大好き!! ゲームキューブでしか遊べないから、今から遊ぼうとすると敷居が高いのが非常に残念。HD版を出してください!!

 白兵戦の導入に苦言を呈する人もいるけど、私としてはそんなに気にならなかった。
 乗り換えアクション楽しい。
 ただまぁ、「マップを把握して、次にどこに行くか自分で考えなくてはならない」から、勝手にスクロールして自動的に進んでいく『64』よりかは難しい。けど、許容範囲じゃないかな? かな?

 ネタバレになるから伏字にするけど、最終決戦もいいよ。

 『64』はなぜかフォックスが一人で突っ込んでしまうけど、『アサルト』では仲間全員でラスボスと闘う。それも助け合いながら。これぞスターフォックス!!って感じがする。

 けど、物足りない部分もあるね。
 『64』と違って分岐がなく、物語が一本道。
 そのぶん、特定の敵を倒すと新たな敵が出現したり、セリフが変わったりという仕掛けは仕込まれてはいる。しかし、物語自体が大きく変化していた『64』のダイナミックさには敵わない。

 新たに敵が出現するのは、HIT数を稼ぐためのボーナス的意味。
 つまり『64』からストーリーの変化を捨てて、HIT数稼ぎの度合いを高めたのが『アサルト』。
 しかしそれにしては、HIT数の記録が各ステージにつき一位のものしか残らない。
 十位くらいまで残ったらいいのに。記録が残らないと、繰り返し遊ぶやる気が起きない。

 あとね。
・途中で離脱した仲間が、ムービーシーンでは普通に会話に参加しているのは違和感がある。
・Aボタン1回につき、レーザーが1発しか発射されない。連射するにはボタンを連打しなければならない。疲れる。
 『64』の、ボタン1回で数発のレーザーが発射されて、リズミカルに押すことでスムーズに連射できて敵に攻撃を叩きこめる、あの感じの方が圧倒的に気持ちがいい。
・スターウルフと闘う時、せっかくファルコとクリスタルが宇宙に出ているのに、それぞれレオンとパンサーと闘っていないのが不満。

 ……とか、言おうと思えばいくらでも言える。


 いちばん大きいのは、やっぱり分岐がなくてストーリーが一本道なことかな。

 自分(プレイヤー)が関わることで、物語が大きく変化して、スターフォックスの世界の運命までもが変わる……ってのが、『スターフォックス』に夢中になれる一番の要因じゃないかと思う。

 『アサルト』は、それを手放してしまった。
 大きな魅力を自分から手放すのなら、それに代わる別の大きな魅力を用意しておかねばならなかった。
 HIT数稼ぎに特化させて、ランキングの記録をたくさん残せるようにするとか。

(『アサルト』の反省を活かしたのが『64 3D』のスコアのシステムかもしれない。記録は十位まで残るし、金・銀・銅と三段階の勲章を用意して、プレイヤーが繰り返し遊ぶ楽しみを出そうとしている)


 もしね、このゲームのHD版が出るなら、ハイスコアのランキングを十位まで残るようにしてほしい。それだけでいいです。それだけで、プレイヤーの楽しみはグッと増すはずです。
 
 

アサルトのウルフ親分

2010年08月24日 01時47分36秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 アサルトのウルフ親分はなぜあんなにもカッコいいのだ。

「てめえら キツネごときに何てこずってやがる!」
「留守中 好き放題してくれたじゃねえか」
「それだけやっておいてよく言う…… 問答無用! 勝負だ!」
「おしゃべりが過ぎるぜ……レオン パンサー 行くぞ!」
「いっぱしの口をききやがる てめえは前だけ見てな!」
「オレ達が引き付ける お前たちはマザーを倒せ!」

 64のウルフ親分も悪くはないが、ちっとカリカリしすぎてる。

「そうはさせるか! スターフォックス!」
「キツネごときが 調子に乗るなよ!」
「さすがだよ言うことねえ だが、そこまでだ!」
「地獄で親父が待ってるそうだ!」

 64からアサルトの間に、ウルフ親分の心情に何か変化があったに違いないな。決して大人の事情でキャラが変わったのではなくて。
 アンドルフ軍が瓦解して、その構成員だった兵士たちがウルフの元に集まってきたことがきっかけなんじゃないかな・・・と僕は勝手に思っています。

アサルトの小ネタ

2010年01月08日 00時01分16秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 『スターフォックスアサルト』の、ちょっとしたネタでも書いてみようかな。

【スリッピーのアーウィン】
 ミッション3で、フォックスとスリッピーはアーウィンでサルガッソーコロニーに乗り込む。
 しかし。コロニー内部に停まっているのはフォックスのアーウィンだけで、スリッピーが乗ってきたはずのアーウィンが見当たらないではないか!?
 どういうこと? まさかカエルは宇宙でも泳ぐの?
 この答えを知るには、コロニーの中でスリッピーのそばに行き、まわりの砲台を破壊せずに近くをウロウロしよう。すると砲台の攻撃を受けてスリッピーの体力が減っていく。体力が減ると、それにつれてスリッピーのセリフも変わる。
 そのセリフの中に答えがあります。

 ……そう言えば、この方法でスリッピーの体力をゼロにしたらどうなるんだっけ?

【スペルミス】
 エンディングで流れる英語の中に綴りの間違いがある。
 Asteroid Belt(アステロイドベルト)のはずが、Asteriod Belt(アステリオドベルト)になってしまっている。
 堂々と間違っているのに、なかなか間違っていることに気づかない。不思議。

『スターフォックス アサルト』レビュー

2009年06月16日 15時29分02秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 勢いに乗って、『アサルト』のレビューも。

 『64』の正統進化を待ち望んでいたファンにとって、本当に待望の新作だったと思う。私もゲーム雑誌に情報が載るたび胸をときめかせた。全身の細胞がぜんぶ活性化してるんじゃないかと思うくらいワクワクしていた。

 ストーリーは本当によくできていると思う。おなじみの面々に加えて『アドベンチャー』に登場したクリスタルを主要メンバーに迎え、スターウルフの新メンバーにパンサーが登場。ピグマやオイッコニー、昔の因縁をも巻き込んで新たなストーリーが展開される。
 ゲームキューブで進化したグラフィックでシューティングができるのも素晴らしい。『アドベンチャー』のグラフィックももちろん綺麗だが、「これで『64』みたいなスターフォックスが遊べたらな~~」と誰もが思っていたはずだ。

 だがその一方で、「物足りない」と感じる部分もあった。
 たぶんこれは、『64』を遊んだ世代が感じる物足りなさだと思う。『64』にはあったルート分岐が『アサルト』には無い。
 ルート分岐があるということは、単にステージ数が多いということだけではなく、ストーリーにも厚みを持たせていたように思う。
 『64』では一回のプレイで見られるのは一本のルートだけ。ルートが変われば出会える仲間も変わり、ストーリーの展開も微妙に変わる。遊ぶたびに変わる展開が飽きさせなかったし、想像する楽しみを生んだ。

 『アサルト』では、行動によってセリフや敵が変化する場合があるものの、進めるステージそのものが変化したりはしない。ストーリーは一本道であり、一度エンディングまで遊べばストーリーはすべて頭に入る。
 『64』を知っている人間には、そこがどうしても物足りなく感じられてしまうのだ。

 だからなのか、『アサルト』発売後しばらく、不評があちらこちらから聞こえてきた。それは主に『64』世代の物足りなさが言わせた声だったのではないか?と思っている。
 雑誌の投稿や、ネット上の書き込みを見ても、『64』を知らない世代は『アサルト』を受け入れているんじゃないか?と思えた。

 考えてみれば……『64』から『アサルト』までは実に8年もの期間が空いている。それだけ時間が空けば、ものの感じ方も違っていて当然かもしれない。
 世代を越えて楽しめるはずのゲームが、逆にジェネレーション・ギャップを生み出してしまったのか。そう考えると少し悲しかった。

 「次世代ゲーム」という言葉があるけど、任天堂のゲームにはこの言葉はしっくりこない。任天堂のゲームを形容するなら、「世代と世代をつなぐゲーム」。おとなもこどももおねーさんもみんな楽しめる。親子の共通の話題にもなり、知らない人と打ち解けるきっかけにもなるかもしれない。任天堂にはそういうゲームを作ってほしい(個人的な望みであるが)。

 なのにこれで、スターフォックスのファンは『64』派と『アサルト』派に分断されたような状態になってしまうのか?と思うと気が滅入った。
 いまもどこかで起きていると思うが、Wiiよりプレステのほうが格好いいとか、PSPよりDSのほうが面白いとか……そんなことでケンカするほどアホらしいことはないからね。
 できたら『64』を知る世代もそうでない世代も『アサルト』を愛してくれたらいい。そう思わずにはいられない。『64』のいいところを基準として『アサルト』を見てしまうから物足りないだけで、これはこれで素晴らしい作品なのだから。

 『アサルト』がWii向けにリメイクされないかなぁ、と思う。ストーリーは変わらなくていいし分岐もなくてもいい。ただ、ハイスコアが10位まで残るようにしてくれればいい。
 1位のスコアしか残らないから、何度も遊ぶ楽しみが湧いてこないんだよね。
 ひとつのメモリーカードで20人分もデータが残せるようになっているが、普通に考えて20人もでデータを共有することは無いだろう……?
 そんなことをするくらいなら一人のハイスコアをたくさん残せるようにしてほしかったのだが……難しかったのかなあ。

『スターフォックスアドベンチャー』レビュー

2009年06月16日 14時48分23秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 シリーズでも異色の作品、『スターフォックスアドベンチャー』を、今更ながら。いや今だからこそレビューしてみる。

 最初に遊んだときは正直、失望した。世界観が、ゲーム性が、『64』とまるで違って見えたから。レーザーや反重力の世界に、なぜ魔法を出した? アドベンチャーゲームだから64と違うのは仕方がないけど、謎解きやアイテム入手の感覚は、『ゼルダの伝説』の真似、それもかなりお粗末な真似ではないか!
 と、怒り心頭に発してしまった。自分の愛していたスターフォックスが汚されたような気持ちにもなった。

 でも……今となっては、このゲームもそう悪くなかったのではないかと思える。
 基本的には、謎を解きながらダンジョンをクリアし、目的のアイテムを手に入れる……という『ゼルダ』的な展開なのだが、中盤から物語のスピード感が増す。さらに、ホバーバイクでのチェイス、ミサイルを打ち落とすシューティング、恐竜と協力して障害物をブチ壊す、など、『ゼルダ』ではできないだろう爽快感のあるシーンが盛りだくさん。
 最後の敵・スケール将軍との戦いに突入するかと思いきや、肩すかしを食らい……クリスタルを救出した後、復活したアンドルフを追って飛び立つアーウィンのシーンはゾクゾクする。

 こうやって『アドベンチャー』を受け入れられたのも、『アサルト』でクリスタルがスターフォックスの一員となったことが大きいと思う。
 もし、『アサルト』にクリスタルが出ていなかったり、出ていたとしても扱いが小さかったとしたら、「なんだ、やっぱりアドベンチャーは外伝みたいなものなんだ」と思ってしまったことだろう。

 ゲームキューブのゲームはWiiでも遊べるので、まだ遊んだことがない方はぜひ遊ぶとよいと思います。……ああ、セーブするにはゲームキューブ用のメモリーカードが必要なので、お忘れなく。

 最後に……。
 いま述べたようにこのゲームけして嫌いではないが、それでも最後まで解せない部分もある。
 それは。ああそれは。フォックスが8年も年を取っているということだ!
 『アドベンチャー』の発売は、『64』発売の5年後。現実でも5年しか経っていないのに、なぜフォックス達は8年も年を取らなければならないの? しかもその8年、ストーリーに大して関係ないし……。
 そんなにフォックスを中年にしたいのかよ?と思ってしまうのだった。いったいスタッフの真意はどこにあったのだろう。知りたい。

おまえらどこから入ってきた?

2008年08月21日 00時01分19秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 『アサルト』のミッション10にて……。

「ファルコ 俺たちを追尾しているやつがいるぞ」
「何!?」

 で、ウルフたちが追いついてくるわけだが。
 アパロイド本星中枢への進入口は、シールドによって守られていたはずだ。スターウルフの3人は、一体どこから入ってきたんだ?

 ……グレートフォックスの爆発でシールドが破られて、そこから入ってきたのかな? まったく他力本願なやつらだ。
 たぶん、アパロイド本星に着いたはいいけど、シールドを突破できなくて困ってたんだろう。しかしフォックスたちがシールドを壊してくれたのを見てすかさず便乗。
 最初から協力してくれればいいのに……ツンデレなんだからなもぅ。

レビュー『スターフォックス アサルト』

2007年05月25日 17時24分54秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 これから「レビュー」と称して、スタフォ作品ひとつひとつについての感想や思いなどを述べてゆきたいと思います。

 まずは『アサルト』から。

◆『スターフォックス アサルト』2005年2月24日発売(ゲームキューブ)
 これが作られていると聞いたとき、嬉しさのあまり小躍りしてしまったのは私だけではないに違いない。『アドベンチャー』はスタフォファンが求めていたものとかけ離れていたし、いったいどんな進化を見せてくれるんだろうとワクワクしっぱなしであった。
 ・・・反論を恐れずに言うならば、十分な進化を見せてくれたと思う。『アサルト』はファンの間でやり玉に挙げられることが多いけど、私個人は決して嫌いじゃない。
 なんせ「64」発売から8年近くも経ってるのである。待ちかねたぞ!って感じ。発売前に、『月刊任天堂』の試遊台で、子供に混じってよく遊んでました。スリムになったアーウィンを操作して宇宙空間を飛び始めたら、もう興奮しすぎておかしくなっていましたね、私は。
 しかし、もうちょっと細部に注意をはらって作れば、ファンの期待にもっと答えられたのに!とも思う。そこが残念。
 例えば、スコアがいちばん上のものしか残らない点。上位5位くらいまで残せれば、何回もやる気が出るのに・・。一位のスコアしか残らないから、反復して遊ぶ気にならない。あと、20人のプレイ記録が作成できる、というのも意味不明だった。ふつう、一枚のメモリーカードを20人もで共有しないだろうに。何を考えてこんな仕様にしたのか見当がつかない。
 と・・ついつい悪いところばかりが目に付いてしまうけど、実際遊んでみると楽しい。グラフィックは美麗のひとこと。新たな敵「アパロイド」との闘いの中で繰り広げられるストーリーにも満足。ゲーム画面を録画してDVDでも作りたいくらいだ。DVDデッキがないのでできないけど。
 エンブレムも、発売から2年経ってやっと全部集めました(ミッション9のゴールドが大変だった)。
 スターウルフの新メンバー、パンサーが好きだなあ・・「だまれトリ」は名言。
 とまあこういうように、肯定と否定の気持ちがフクザツに入り混じった感想を抱いておるわけです、アサルトには。

 冷静になってみると、否定派には「64」を遊んでいた世代がほとんどのような気がする。つまり、期待が大きすぎたんだね。
 「64」に匹敵する、いやはるかに超える神ゲー・・「スマブラDX」のように何度でも遊べる超大作を思い描いてしまってたから、失望してしまったんじゃないだろうか。
 「アサルト」ではじめてスタフォに触れた世代には、問題なく受け入れられてるような気がする(ゲーム雑誌の投稿や、ネットの掲示板を見ていると)。

 でもやっぱり、「64」を知る世代だろうがそうでなかろうが、賞賛して受け入れられるゲームになってほしかったな・・と思う。かえすがえす、残念だ。