スターフォックスの新作情報がない、と嘆いてばかりでも仕方ないので、なにか新しいことをはじめてみよう……。
ここ最近、小惑星探査機「はやぶさ」の成功や、火星探査車「キュリオシティ」の火星着陸で、宇宙が身近に感じられてきた気がする。
せっかくだから宇宙について勉強してみようかな。スターフォックスの世界のように、G-ディフューザーシステムやアーウィン、ワープ航法が実用化される日を夢見ながら。
国際宇宙ステーション（ISS）
『人類にとって初めての「国境のない場所」―それが、ISSです。米国、日本、カナダ、欧州各国（イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン）、ロシアの計15ヶ国が協力して計画を進め、利用していきます。
ひとつのものを作り上げるために、これほど多くの国々が最新の技術を結集するというプロジェクトは、これまでにまったくなかったこと。ISSは、世界の宇宙開発を大きく前進させるための重要な施設であると同時に、国際協力と平和のシンボルでもあるのです。』
すごいな。私が中学生くらいの時、こういう計画がある、となにかで聞いたような気がするが……遠い未来の出来事のように思ったものだ。
それが今や実現していて、その中で各国の宇宙飛行士たちが活躍しているなんて。
ちょっと信じられないな。
ISSで行なった実験で得られた成果は、何に生かしてくのだろうか？ 色々な方面に転用できそうな気がするが、各国が共同でやっている計画だから、どこか一国が商業利用するというわけにはいかないのではないかな？
そもそも宇宙開発の目的は、各国で意見が一致しているのかな。
そういえば
宇宙条約というものを聞いたことがあるな。
『核兵器など大量破壊兵器を運ぶ物体（ミサイル衛星等）を地球を回る軌道に乗せたり、宇宙空間に配備してはならない。また、月その他の天体はもっぱら平和目的のために利用され、軍事利用は一切禁止される』
ロボットものアニメでよくある、衛星軌道からレーザーを撃ち込む兵器は宇宙条約を守る限りは作れないんだな。
かつて、世界がふたつの陣営に分かれ、終わりなき兵器開発競争と軍事拡大をしながら睨み合っていた時代があった。
宇宙でそれと同じことを繰り返さないためにこんな条約をもうけたのかもしれない。
戦争ほど愚かしいことはないからな。
宇宙か……人類は宇宙に進出して、なにか変わるのだろうか？
ガンダムみたいにニュータイプに変化する、というのは間違いで、生き物としての人類はなにも変わらないんじゃないかなあ。
宇宙に出てまで、これまでの歴史で犯してきた愚行を繰り返さないようにしたいものだ。
