俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

面白かった本

2011年04月29日 23時18分15秒 | 日々のつぶやき
 最近読んだ、面白かった本を書いておこう……。
 このごろは、SFを主に読んでいるのです。
 どれも面白いよ。

『新世界より』貴志祐介
『天体の回転について』小林泰三
『人体模型の夜』中島らも
『他人事』平山夢明

 もっと読みたいのだが、本というのもけっこう高いのだ。
 図書館で借りればお金はかからないが、いつも返却期限を過ぎてしまう。

「ファルコとの出会い」その47

2011年04月27日 22時29分40秒 | 小説『ファルコとの出会い』

 背面のボックスを開き、回路を閉じると、アイカメラをしばたたかせて彼は目覚めた。
「オ久シブリデス、フォックス」
 目覚めて第一声がそれだった、フォックスは少なからず驚いて、電子頭脳に直結しているであろう細長い視覚器をまじまじと見つめた。その驚きをも予測のうちとでもいうように、ロボットの人工声帯から音声が流れ出た。
「11年ト2カ月前、私ハフォックス、アナタニオ会イシテイマス。マダグレートフォックスガ完成スル以前ノコトデス」
「11年前だって? オレがまだ、2歳かそこらのころにかい?」
「アナタハジェームズト一緒デシタ、建造中ノ母艦ノオペレーターヲ選別スルタメニジェームズハ我々ノ元ヲ訪レタノデス。勿論、選バレタノハ私デス。ソノ際二アナタノ個人データヲ記憶シテオキマシタ」
「しかし君は今、オレの姿を見ただけだろう。オレ個人を認識するのに、11年ぶりに見た顔だけで十分だったって言うのかい?」
「最初ノ対面後、私トアナタトハ直接二会ッタコトハアリマセン。シカシ映像データデアナタノ姿ヲ経年的二確認スル機会ハ数回アリマシタ。体毛ノ色ト瞳ノ色、ソノ他私ノ認証システム二アル17ノポイントヲ照合スルコトデ確信シマシタ、フォックス・マクラウドソノヒトダト」
 にわかには信じがたい話だった。人工知能と生体認証の歴史は100年をゆうに越えているが、スペースダイナミクス社に追随する技術を持ったものは他にはなかった。電子頭脳を有するロボットはすべてが政府、軍、官公庁の所有であるために一般の人々には馴染みがない。だがフォックス自身は、士官学校での訓練中、やはりスペースダイナミクス社製オペレーション・ロボットと回線越しに会話したことがあった。かれらの性能はそら恐ろしくなるほどに高かった。パイロットたちが高空を超音速で駆けているとき、ロボットたちは彼らに声援を送り、冗談を飛ばし、鼻歌まで歌った。それでいてヒトに対しての敬意を決して忘れなかった。ヒトに限りなく近く、ある面ではヒトを遥かに上回る能力を持ちながら、常に一歩下がったところにいて、ヒトの尊厳を侵そうとはしなかった。なぜ彼らがヒトと同等の権利を得ようと、声高に主張を始めないのか――彼らが当然のように備えているアニマノイドへの忠誠が、いかにして回路に組み込まれているのか。それを知っているものはフォックスの周囲には居なかった。SD社所有の小惑星に、ロボットだけの街が建設されていて、そこからヒトの社会に適合すると判断されたものだけが選ばれて卸し売られる――そんな話がもう何十年も前からまことしやかに語られていたが、その真偽を探ろうにも、コーネリア一の巨大企業は政府とほぼ一体となるほどに結合して、秘密の流出を防いでいた。

「昔」のゲームだと?

2011年04月26日 22時31分14秒 | 『スターフォックス64 3D』(3DS)
 皆様こんにちは。
 「『スターフォックス64』が3DSで帰ってくるんだよ」と言って「わ~、なつかしいね」と返されたら、なんだかカチンときてしまった雪月れんげです。

 だって……全然なつかしくないんだもの。
 スタフォ64は自分にとって、常に現在のゲームだったんだもの! もちろんアサルトもアドベンチャーも、コマンドもね。(初代だけはちゃんと遊んだことがないケド)

 全く「昔のゲーム」って思わないんだよな。

 3DSでは、内容はどこまで変わってるのだろうか。それともあまり変わらないのだろうか。
 最初はきっと違和感を感じるけど、3日後には慣れてるんだろうな。

クライマックスは近い

2011年04月19日 01時58分28秒 | 小説『ファルコとの出会い』
 ……長い回想だったな。
 もともとはファルコと空中戦をしていたのが、ペパー将軍との会話シーンになり、さらにペッピーのベノム帰還直後の話になり。

 『ファルコとの出会い』なのに、ファルコが全然出てこなくなってしまった。
 でも、もうすぐ帰ってくるぜ。もともとのシーンに。

 そこからの展開も、なんとなく考えてはある。
 ただ、戦闘機での空中戦のシーンって。文章で書くの、すげえ難しい!
 現実の戦闘機について、もっと勉強したほうがいいな。

 クライマックスは近いんだ。決着をつけにゃあならん。
 ファルコもフォックスも、決着をつけないことには終われないだろう。
 もちろんこのストーリーをここまで読んでくださった皆々様も。書いている本人である僕だって、この小説にエンドマークを打ち込むまでは終われない。

 なるべく頑張って書きます。

「ファルコとの出会い」その46

2011年04月19日 00時45分13秒 | 小説『ファルコとの出会い』

 横なぎの風がどう、と吹いて、我に返る。どれほど立ちつくしていたのだろうか。
 ひと筋の飛行機雲がゆっくりと伸びて、青い空を両断してゆく。
 つい昨日の夜、寝床の中で感じていた星の鼓動は、いまは遠い昔の夢のように思えた。魂が時空を自由に旅していた感覚も、はっきりとは思い出せなかった。代わりに、現実が胸にずしりと重かった。
 別れ際、ペッピーの発した言葉がよみがえる。
 ――闘うというのも、楽ではないな。だがそれでも、飛ばねばなるまい。
 そうだ。飛び続けていれば。
 飛び続けていればいずれ、父親にめぐり合うこともできる。最もありそうにないその思いだけが、胸の中に確かな感触として残っている。
 ポケットを探ると、携帯端末で時刻を確認した。
 フォックスはもう一度だけ、今しがた歩いてきた田舎道、その向こうに変わらず建っている小さな家をじっと見つめ、記憶の奥底に焼き付けた。
 そうして振り返ると、小石を蹴って走り出す。
 フロートシャトルの発車時刻が迫っている。
 ゆかねばならなかった。

 それから。
 パペトゥーンの農場をあとにしたフォックス・マクラウドが、フロートシャトルの停車場に向かって走り始めてから。彼らの運命も、突如として変転の時を迎え、今に至るまで疾駆しつづけているのだ。
 フォックスはコーネリアに戻ると、すぐさま遊撃隊『スターフォックス』の活動継続を申請した。チームの行く末が定まるまで凍結の扱いとされていた母艦グレートフォックスも、無事にチームへの帰属を認可された。数か月ぶりに日光の入ったブリッジで、チームリーダーとなったフォックスが最初に対面したクルーは、航宙士ロボット・ナウスであった。

お宝は自分で作るもの

2011年04月18日 23時55分47秒 | スタフォファンクラブ
 スタフォ的お宝と題していろいろ紹介してきたけど、本当のお宝はもっと質の違うものかもしれない。

 スターフォックスプチオンリー「全機報告せよ!」

 STARFOXアンソロジー企画第二弾「全機発進せよ!」

 星狐入門書

 スターフォックスをテーマに、漫画を描かれる方々が集まって、スターフォックスだけの本を作ってる。
 ただ待つだけじゃなくて自分から行動を起こし、一冊の本に仕上げてイベントで販売する……。そうやって出来上がった本がお宝であるのはもちろん、イベントで出会う人たちとの交流や、自分が描いたものを手に取ってもらえる喜び……これ以上のお宝はそう見つからないんじゃないか。

 負けたと言うよりほか無い。

 自分もやってみたい。「やってみたい」と思っているだけでは何一つ実現しないから、実際に行動しなきゃならんのですが。
 まずは、『ファルコとの出会い』、完成させるか。

タイトル間違ってた(汗)

2011年04月18日 23時22分23秒 | 『スターフォックス64 3D』(3DS)
 今日になって気づきましたが、『スターフォックス64 3D』が正しいタイトルなんですね。
 『スターフォックス64 3DS』と間違っていた。

 どれだけ興奮しているんだ。落ち着け自分。

 7月の発売までに、3DSを手に入れたいものですな。
 『戦国無双chronicle』『レイトン教授と奇跡の仮面』『バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D』、遊んでみたいソフトは結構あるんですが……。
 先立つものがなぁ……。

 いらないものを売ってお金を作るか、節約生活に入ろうかな。

ぬいぐるみは持ってない

2011年04月18日 23時09分20秒 | アナザーストーリー
 以前にこのブログで、「スタフォのぬいぐるみが出ないかな」と夢想していたことがあった。

 しかし実は、とうの昔にスタフォぬいぐるみは存在していたんだ。
 『スターフォックス64』よりさらに前、スーファミの初代『スターフォックス』の時代に。

 僕は実物を持っているわけではないけど、ネットオークションの商品紹介で目にしたことがあります。
 クレーンゲームの景品で、フォックス、ファルコ、スリッピー、ペッピーの4種があったらしい。
 なかなか出来はよく、欲しいとは思いましたが、とんでもない値段がついていたので涙を呑みました。

 そのとき、その商品紹介ページから写真だけを保存しておいた。
 できれば皆様にお見せしたいが、持ち主に断りもなくここに写真を貼るわけにもまいりません。
 なので画像検索でなんとか見つけていただければと。

 あー。『64 3D』人気が高ければ、ぬいぐるみその他のグッズが出ることも夢じゃあないんだけどな。

攻略本&4コマ

2011年04月17日 00時20分01秒 | スタフォファンクラブ
 『アドベンチャー』『アサルト』『コマンド』の任天堂公式ガイドブック・ニンドリの攻略本を除く、攻略本と『アドベンチャー』の4コマ本。(写真はDSiで撮影しました)

 上段左より、
・「任天堂公式ガイドブック スターフォックス64」(小学館)
・「スターフォックス64 必勝ガイド」(辰巳出版)
・「スターフォックスアドベンチャー 4コマギャグバトル」(光文社)
・「スターフォックスアドベンチャー パーフェクトミッションガイド」(エンターブレイン)
・「任天堂公式ガイドブック スターフォックス ライラット防衛作戦指令書」(小学館)
・「スターフォックスのすべて」(宝島社)

 同じゲームの攻略本を何冊も持っていてどうするんだ?と、ゲームしない人ならば思うかもしれない。
 しかしこれらは攻略情報が欲しくて持っているのではなく、むしろ攻略以外の情報、ファンブック的な意味合いを求めて持っているのです。
 そういう目で見ると、どの本もなかなか価値のある代物。
 ふつうに書店で買えたものばかりなので「お宝」というには気が引けるが、時の経過とともに手に入りにくくなっているのも事実。

 もしも古本屋で見つけたら、とりあえず手に取ってみることをおすすめします。

痛恨のミス

2011年04月16日 23時44分19秒 | スタフォファンクラブ
 さて。

 ここで私が、スタフォファンとして犯してしまった、最大のミスのことを書いておこうか……。
(関係ないけど、興奮すると一人称が「オレ」になり、少し頭が冷えると「私」になる……読んでいる人はさぞかしムズムズすることでしょうな)

 ええ。それは、『さらば愛しのファルコ』を入手しそこねたことです。

 ご存じない方のために解説をば。『さらば愛しのファルコ』とは、ゲームキューブソフト『スターフォックスアドベンチャー』の発売当時、『スターフォックス64』と『スターフォックスアドベンチャー』をつなぐストーリーとして、ニンドリ誌上に連載された漫画です。
 漫画は連載終了ののち、販売促進のための小冊子という形でゲームショップなどに配布され、無料で手に入れることができました。

 だがしかし、この冊子、出回った数がかなり少なかったらしい。
 私自身も、目にしたことは一回しかない。そして一度は手に取ったものの、なぜか持ち帰らずに放置。我に返ってもう一度店を訪れた時には、もう冊子は残っていなかった。

 嗚呼!! スタフォファンとして、あの冊子がゲットできなかったのは、何度思い返しても悔やまれる!!
 ちなみに、内容自体は『アドベンチャー』の公式サイトで読むことができます。だがしかし、実際に手に取れる形で持っておきたい、と考えるのがファンの心理だよね。

 もうネットオークションでも見かけることはなくなってしまった。
 もしもこれ以後、同じようなものが配布された時には……絶対に同じ過ちは繰り返しませんとも。そうですともさ。

『アサルト』当時のニンドリ

2011年04月16日 23時22分39秒 | スタフォファンクラブ
 『スターフォックス アサルト』発売直前、直後のニンドリ2冊。
 このころニンドリは2週間に1回出てたんだ。
 どうだい! 表紙からしてスタフォがメインだぜ。スタフォ以外には『メテオス』『タッチ!カービィ』なんかのタイトルも見えるね。まだ初代DSしかなかったころだ。時の流れとは恐ろしいね。

 ……これ以後、スタフォがニンドリの表紙のメインになったことって無いんじゃないかなぁ。さ、さみしい。『64 3DS』ではメインを飾れるかな!?

 VOL.130では、『アサルト』から一部の楽曲を収録したオーケストラサントラCDが特別付録。さらには任天堂&ナムコの開発陣のインタビュー記事も載っている。その中にはフォックスの生みの親である今村孝矢さんも。
 VOL.131では、『アサルト』攻略情報の詰まった冊子が付録。読者投稿コーナーにもスタフォの投稿が多め!
 オレはこの2冊のニンドリは絶対に捨てずに保存し続けるよ。

 『64 3DS』の発売時にも、これくらいの。いやこれ以上の盛り上がりを期待したいな! そして、オレが捨てたくないニンドリがもう数冊は増えてくれるとうれしい。

ニンドリ2010年10月号 スタフォ部

2011年04月16日 22時25分10秒 | スタフォファンクラブ
 忘れもしない、2010年6月のE3。
 パソコンの前で発表の映像を見ながら異様に興奮していたな。サプライズの連続、そして『スターフォックス64 3DS』。

 その直後のニンテンドードリームでは、「ゲームソフトファンクラブ」のトップをスターフォックス部が飾ったんだ。
 それを目にしたときの自分は、うれし泣きか阿波踊りか、それくらいのことはしたと記憶している。

 ちょいとここに貼り付けておこうか。これを見る限り、スタフォを待ち望んでいる人はまだまだいるよな?(当たり前だ!)
 ライラット系に魂を奪われた人々よ、ひとつ皆で盛り上がろうではないか。
 手始めにこのブログではオレの持ってるスタフォ的お宝を公開していくよ。

盛り上がりは如何?

2011年04月16日 21時13分14秒 | 『スターフォックス64 3D』(3DS)
 長い長い時間を待ち続け、やっと7月に発売が発表された『スターフォックス64 3DS』。
 しかしあんまりにも長い時間が空いたせいで、盛り上がりに欠けているのではあるまいか。

 『スマブラX』の発売からも3年が経過してしまったものね。『アサルト』『コマンド』からはさらに時間が経ってしまってる。

 希望を言えば、『64 3DS』はオリジナルの『64』を知っているファンも、また現時点でスターフォックスのことなど全く知らない新たなプレイヤーも共に楽しめるものであってほしい!
 なーんか、どうにかして盛り上げたいね。そしてスタフォのビッグウェイブを巻き起こしたいものだ。

 グッズ出たらいいな。フォックスぬいぐるみとか。アーウィンの模型とか。デフォルメされたキャラがくっついてるキーチェーンとか。ファンブックとか。
 ……夢、見すぎ……? てやんでえ! ユメを見なけりゃ生きられないのがヒトというものなのさぁ!!!

 なんか、しよーかな。『ファルコとの出会い』が完成していれば同人誌出すことも考えられたのにね! オレがとっとと書かないからだ。

 ちょっと考えてみよう。

待ってたよ

2011年04月13日 20時32分03秒 | 『スターフォックス64 3D』(3DS)
 STARFOX64 3DS

 ……待ってたぜ。いやホントに、長い間待ったのさ。

 待っている間にオレはすっかり大人になってしまったぞ。ゲームもあまり遊べなくなった。

 けれどこいつを遊ばないわけにはいかないんだよね。
 ……もう、64をリアルに遊んだ世代と、3DSではじめて触れる世代とでいざこざが起きないといいな。そんなことで争っても全く面白くないんでね。

 アーウィンカラーの3DS、出ないかな?(まだ諦めていない!)