俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

スリッピーぬいぐるみ

2009年06月30日 18時20分32秒 | 日々のつぶやき
 ぬいぐるみイラスト第二弾、スリッピー。
 フォックスと同じ縮尺にしようと思っていたのに、描き直すうちに大きくなってしまった。
 スリッピーの顔は簡単なようで難しいんですよ……。ヨッシーのできそこないみたいになったり。ヨーダの親戚みたいになったり。
 顔の形が「楕円」ではなく「台形」なんだ、と気づいてからはわりかしうまくいった気がします。

SFの血が騒ぐ

2009年06月29日 22時54分18秒 | SF星間飛行
 ねえ奥さん。スタフォとあまり関係ない話してよろしいかしら。
 いえ。ただ、自分がいま読んでいる本の話をしたいだけなんですがね。

 GAINAXが作ったアニメの最終話のサブタイトルには、なぜかエスエフ小説のタイトルが借用されている。
 『新世紀エヴァンゲリオン』は『世界の中心でアイを叫んだけもの』。
 『トップをねらえ!』は『果てし無き、流れのはてに…』。
 『ふしぎの海のナディア』は『星を継ぐもの…』。
 『天元突破グレンラガン』は『天の光はすべて星』。

 他にもあるかもしれない。
 ちょっと表記が違うものもあるが、これみんな同じタイトルの小説があるんですよ。
 これはもしかしたらスタッフからの「アニメ見終わったらつぎはこれ読めよおまえら!」というメッセージではあるまいか?
 と思ったので早速読んでみることにした。(追記:ウィキペディアによると、これは監督の趣味らしい……まあいいか、細かいことは)


 いま『星を継ぐもの』(創元SF文庫)を読んでいるんだけど、おもしろいんだこれが。
 どういうふうにおもしろいか……、それを説明するのは少し大変なのでまた後で書くけど。とにかくおもしろいよ。

げぇっ!?

2009年06月27日 12時03分01秒 | 日々のつぶやき
 昨日はこのブログを作ってから一番訪問者が多かった。
 そして初めてアクセス・ランキングの順位が表示された。

 ブログの総数は約125万。このうち上位一万に食い込まねばランキングには表示されない。
 昨日は8435位でした。

 ……順位を維持する自信はないが、「いっぺんはランキングに入ってみたいよな……」と思っていたので少しうれしい。
 だが一方で、訪問者は多くてもコメントを残してくれる人も多くなるというわけじゃないんだな、と寂しい。

 いやその。自分が書いたものの評価って気になるではないですか?
 褒められるのか貶されるのかはともかくとして、何も反応がないというのは生殺しのようでいっそ苦しい。
 もし良ければ一言でもよいのでコメントお願いします。

洋食屋スターウルフ

2009年06月26日 00時48分17秒 | アナザーストーリー
 コーネリア市街の一角、人通りの多い繁華街をフォックス・マクラウドは歩いていた。
 はじめは食料の調達だけのはずだった、そのはずが。スリッピー・トードから頼まれた電子部品、航宇士ロボット・ナウス64型専用のバッテリー、ファルコ・ランバルディの整翼スプレー。これだけのものを食料に加えて買いこんだおかげで、両手も背中も荷物だらけになってしまっている。
 「ぜえぜえ……まったく……」
 初夏の太陽がさんさんと降りそそぎ、フォックスは舌からぜーぜーと湯気をあげた。

 ――こんにちは、お昼のコーネリアワイドニュースの時間です――
 頭の上から響く声に気づいて上を見上げると、ビルの壁面の巨大スクリーンで女性アナウンサーがニュースを読み上げるところだった。
 もう昼か、と思った途端、突如として空腹をおぼえた。朝早くに出てきてから、まだ何も食べていない。
 何か食べてから帰ろうか。そうじゃなければ帰りつくまでとてももたない。
 そう考えてからあらためて周りを見わたすと、繁華街のそこここに食べ物の看板が出ている。おいしそうな匂いもただよってきていた。
 何がいいだろう? 色とりどりの看板に目移りしながらフォックスが考え始めたその時、ひとつの看板が目に飛び込んできた。
 ――なんだこれは?
 その看板にはこう書いてあった――

『宇宙一うまい店
西洋料理店 星狼軒

 宇宙一うまい店だって? えらく大きく出たもんだな。誇大広告で捕まるんじゃないのか。
 いやそれよりも、店の名前。なんて読むんだろう? セイロウケン? いや、シンランケンか? いやいやそれよりも、どこかの3人組が思い浮かんで離れないのは、考えすぎなんだろうか……。
 疲れと空腹、そして暑さにまみれて考えるうち、フォックスはふらふらとその店の前に歩み寄っていた。店の中からは食欲をそそる香ばしいにおいが立ちのぼってきている。この分なら、宇宙一とまでは行かなくても、味にはきっと満足できるに違いない。カラカラと鐘の音を鳴らしながらドアを押し開けると、フォックスは店の中へと足を踏み入れた。

「いらっしぇーい!!」
 厨房の奥から威勢のよい声が聞こえ、調理服に身をかためた店主らしき男が振り向いた。灰色の体毛をしたその男は……。
「ウ、ウルフ!?」
 あまりの驚きにフォックスは手に下げていた整翼用スプレーの袋を取り落とし、スプレーの缶は床に転がって派手な音を立てた。あわてて缶を拾い上げつつ、目線は調理服姿のウルフを追いかけずにはいられない。
「ウルフ、一体なぜこんなところに……」
 状況のあまりのちぐはぐさに言葉をそれ以上続けられず、目を白黒させながら口をあんぐり開けて突っ立った。
「なんでぇ、誰かと思えばキツネか」
 いつもと変わらぬ愛想のなさで、ウルフはぷいと視線をそらす。だがその体にまとった雰囲気は、普段とは違う頑固な店主のものを交えているように思われるが、気のせいだろうか?
 とそこで、奥のほうからもう一人顔を出したものがいる。その顔を見てフォックスはさらに仰天した。それはウェイター服を着込んだパンサー・カルロッソに違いなかった。
「なんだ、キツネ君じゃないか。恋のライバルも足を運ばずにいられないとは、この店もなかなか大したもんだ」
「おい、パンサー。キツネを突っ立たせておいたんじゃ他の客の邪魔だ。とっとと席へお通ししな」
 ちらりと目をやったウルフが、相変わらず愛想のひとつもない口調で言う。
「わかったよ、店長。さあこっちだ、キツネ君。スタウル軒にようこそ」
「ス、スタウル軒??」

 訳が分からないまま案内された席に着き、差し出されたコップの中の冷水を飲み干すと、混乱していた頭も少しは落ち着いてきた。
「何はともあれメニューを見ていただこうか、キツネ君」
 芝居がかった手つきで差し出されたメニューを手に取り、フォックスはそれを開いた。そこには見開きいっぱいに大きく、こう書かれていた――。

コロッケ定食 600スペースドル

 どでかく書かれたその文字を読み終えると、フォックスはメニューの余白の端から端まで、注意深く目を走らせた。さらには裏返してやはり何も書かれていない空白を目を皿のようにして見つめた。最終的に、最初に開いた側に書かれたたった一つの項目に目を戻すと、意を決したように言った。
「コロッケしか無いじゃないか」
「すまないね、キツネ君。うちの親分はいまコロッケに凝っていてね。なにせ不器用な男だからな、ハンパな真似はできないというわけさ」
 不器用だとか、ハンパだとかそういう問題じゃないだろう。腹の中で文句が渦を巻いたが、そのとなりで胃袋が悲しそうにぐう、と鳴るのを聞くと、文句を言う気も失せてしまった。
「それで? ご注文はお決まりかい?」
 平然とした顔で聞くパンサーを見ながら、フォックスは言った。
「……コロッケ定食、ひとつ」

 よくよく見ると、厨房にいるのはウルフだけではなかった。サルガッソーコロニーにいるはずのならず者たちが、それぞれジャガイモを剥いたり、熱した油の中にコロッケを滑り込ませたりしている。
「クックック……たっぷりいたぶってから料理してやる」
 なにか危ないことをつぶやきながらジャガイモをつぶしているヤツがいる。と思ったらそれは、やはり調理師姿のレオン・ポワルスキーであった。
「俺たちがコロモをつける、お前たちは油で揚げろ!」
 店長の掛け声とともに手際よく、コロッケの具に小麦粉と卵とパン粉がまぶされ油でカラリと揚げられてゆく。
 ……ちゃんとジャガイモの芽を取ってくれていればいいが。フォックスの脳裏にイヤな疑問が浮かんだ。
 彼らは調理の前に手を洗っただろうか? 食材は安全なルートで手に入れたものだろうか? なにか変なものを混ぜ込んでやしないだろうか? そもそも調理師免許を持っているのだろうか??
 フォックスの頭脳が空腹とは違う意味でくらくらしてきた直後。
「ヘイ、お待たせ!」
 揚げたてアツアツきつね色のコロッケに千切りのキャベツ、それに湯気の立つライスとスープがフォックスの眼前に並べられた。揚げたてのコロッケからはぱちぱちと油のはじける音がしている。いかにも美味そうだ。フォックスはごくりと唾を飲み込んだ。
「せっかく揚げたてなんだ。冷めないうちにどうぞ」
 ここまで来たら、食べずに帰るというわけにもいかない。フォックスはナイフとフォークでコロッケを切り分けると、おそるおそる口に運んだ……。

 数十分後。
 すっかり空になった皿を残して、フォックスは席を立った。空腹も心もすっかり満たされていた。それほどうまいコロッケだったのだ。
「代金は600スペースドルだ。毎度あり」
 レジに立つパンサーに支払いを済ませると、フォックスは厨房のほうへと向き直った。
「ウルフ、とても美味いコロッケだったよ。御馳走様」
 フン!鼻を鳴らし、厨房の主はぷいと横を向いた。
「覚えとけフォックス。宇宙一うまいコロッケを作れるのは、このスターウルフだ!」
「ああ。そうだと思うよ」
 フォックスが苦笑して店を出、二、三歩ほど歩いたとき。
 けたたましいサイレンとともに赤と青のパトランプの光が『星狼軒』に近づいてきた。
「やべえ、手入れだ! ずらかるぞ、野郎ども!」
「やーれやれまたか。反重力エンジン始動、急速離脱!」
「こざかしいイモめ、私の前にひざまづけ……」

 途端に店内があわただしくなったかと思うと、『星狼軒』の外壁が折りたたまれ、店の下部からロケットのノズルが顔を出した。
 ノズルの内部が青白く発光すると、次の瞬間には耳をつんざく爆音と目もくらむ輝きが周囲を覆った。
 あたりを覆いつくした爆煙がようやく収まったころ、空を見上げたフォックスの瞳には、青い空に一条の白線を描きながら遠ざかる『星狼軒』と、その看板が陽光を受けて反射するきらきらとした輝きが映っていた。

投稿イラスト

2009年06月25日 10時35分05秒 | 日々のつぶやき
 ニンドリのアンケート葉書の投稿欄に描いてみたぜ……。

 クリスタルとペッピーは初めて描いたが、クリスタルの顔の難しいこと。
 普段あまりイラストは描かずに文字投稿ばかりなんですけどね。見た目が華やかなほうが採用されやすいかもしれないし。
 これに色鉛筆で色をつけて送るとしよう(コピックという上等な画材は持っていない……)
 余白には次回作への希望を書こうかな。

 ボツになったら悲しいからデータは残しておこう(笑)
 ……みんなイラスト上手いもんねぇ。なぜあんなに上手いの? やっぱエネルギーを注いでいるからなんですかね。

久々のスタフォ部

2009年06月24日 19時28分49秒 | 日々のつぶやき
 今号のニンテンドードリーム(ニンドリ)の読者投稿ページ、『ゲームソフトファンクラブ』の中に、久々にスターフォックス部があるじゃないか。
(ゲームのシリーズごとに『部』があるのです。ポケモン部とかカービィ部とか)

 しかしスペースは小さいし投稿も3通しかない。
 ほぼ1ページを占めているポケモン部がうらやましい。まー金銀リメイクが発表されているから盛り上がるのも当たり前だが。

 なんか投稿してみようかな?

 ニンドリ読者の方、あるいはこれから読者になる方……いらっしゃったら投稿してみません?
 次の号ではもうちょい扱いが大きくなるかも。(投稿が少なめの部は、2か月分くらいをまとめて載せることもあるみたいだし)

コマンドは有ったことにしようぜ!

2009年06月21日 18時15分42秒 | 『スターフォックス コマンド』(DS)
 『コマンド』は有ったことにしようぜ!!

 ……スターフォックスの次回作を望むにあたって、『コマンド』の話は無かったことにしよう……という声がちらほら聞こえるのだが。
 それは惜しいと思うのだよ! 『アドベンチャー』も無かったことにされなかったおかげでクリスタルが活躍できるようになったんだし。
 なんとか次へつなげてほしい。

 がしかし、それでは具体的にどうやって次のストーリーに繋げたらよいか?と考えると、途端に頭が痛くなってくるんですがね。まさかクリスタルがスターウルフになったり、フォックスがG-ZEROレーサーになったりする話にはできないだろうし。
 ペッピーがチームにいないのは寂しいから、将軍職は誰かに譲って帰ってきてもらいたいねぇ……。

こんな感じでどうかひとつ

2009年06月21日 12時05分00秒 | スタフォファンクラブ
 フォックスのぬいぐるみはこんな感じでどうだろうか?

 イメージとしては、ポケモンセンターで売っている『ポケドール』のスタフォ版ですね。
 画力がいまいちなのはご勘弁いただきたい……。

 サインペンで描いた線画をスキャナで取り込んで、フォトショップエレメンツで色をつけた。ただこれだけのことにえらく苦労したよ。思い通りにいかなくて。

三英貿易さんに願いを込めて

2009年06月17日 00時22分24秒 | スタフォファンクラブ
 三英貿易、というぬいぐるみを作っている会社がある。
 この三英貿易さんが、近年、任天堂のキャラクターのぬいぐるみを出しているのです。
 百聞は一見にしかず、まずは下のリンクを見ていただこう。
 三英貿易 キャラクターぬいぐるみ

 ワーオ! 星のカービィ、マリオ、ヨッシー、どうぶつの森、ソニック・ザ・ヘッジホッグまである。どれもよくできていて可愛いではないですか。

 ここがスターフォックスのぬいぐるみも作ってくれたらなぁ……と思わずにはいられない。
 フォックス、ファルコ、スリッピー、クリスタル、ペッピー、ウルフ、レオン、パンサー……がこんな可愛いぬいぐるみになったとしたら。うああ! 想像しただけで身がよじれる!!
 スタフォの新作は大ヒットして……そしてぬいぐるみも発売が決定……そんな展開になったらいいな。

『スターフォックス アサルト』レビュー

2009年06月16日 15時29分02秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 勢いに乗って、『アサルト』のレビューも。

 『64』の正統進化を待ち望んでいたファンにとって、本当に待望の新作だったと思う。私もゲーム雑誌に情報が載るたび胸をときめかせた。全身の細胞がぜんぶ活性化してるんじゃないかと思うくらいワクワクしていた。

 ストーリーは本当によくできていると思う。おなじみの面々に加えて『アドベンチャー』に登場したクリスタルを主要メンバーに迎え、スターウルフの新メンバーにパンサーが登場。ピグマやオイッコニー、昔の因縁をも巻き込んで新たなストーリーが展開される。
 ゲームキューブで進化したグラフィックでシューティングができるのも素晴らしい。『アドベンチャー』のグラフィックももちろん綺麗だが、「これで『64』みたいなスターフォックスが遊べたらな~~」と誰もが思っていたはずだ。

 だがその一方で、「物足りない」と感じる部分もあった。
 たぶんこれは、『64』を遊んだ世代が感じる物足りなさだと思う。『64』にはあったルート分岐が『アサルト』には無い。
 ルート分岐があるということは、単にステージ数が多いということだけではなく、ストーリーにも厚みを持たせていたように思う。
 『64』では一回のプレイで見られるのは一本のルートだけ。ルートが変われば出会える仲間も変わり、ストーリーの展開も微妙に変わる。遊ぶたびに変わる展開が飽きさせなかったし、想像する楽しみを生んだ。

 『アサルト』では、行動によってセリフや敵が変化する場合があるものの、進めるステージそのものが変化したりはしない。ストーリーは一本道であり、一度エンディングまで遊べばストーリーはすべて頭に入る。
 『64』を知っている人間には、そこがどうしても物足りなく感じられてしまうのだ。

 だからなのか、『アサルト』発売後しばらく、不評があちらこちらから聞こえてきた。それは主に『64』世代の物足りなさが言わせた声だったのではないか?と思っている。
 雑誌の投稿や、ネット上の書き込みを見ても、『64』を知らない世代は『アサルト』を受け入れているんじゃないか?と思えた。

 考えてみれば……『64』から『アサルト』までは実に8年もの期間が空いている。それだけ時間が空けば、ものの感じ方も違っていて当然かもしれない。
 世代を越えて楽しめるはずのゲームが、逆にジェネレーション・ギャップを生み出してしまったのか。そう考えると少し悲しかった。

 「次世代ゲーム」という言葉があるけど、任天堂のゲームにはこの言葉はしっくりこない。任天堂のゲームを形容するなら、「世代と世代をつなぐゲーム」。おとなもこどももおねーさんもみんな楽しめる。親子の共通の話題にもなり、知らない人と打ち解けるきっかけにもなるかもしれない。任天堂にはそういうゲームを作ってほしい(個人的な望みであるが)。

 なのにこれで、スターフォックスのファンは『64』派と『アサルト』派に分断されたような状態になってしまうのか?と思うと気が滅入った。
 いまもどこかで起きていると思うが、Wiiよりプレステのほうが格好いいとか、PSPよりDSのほうが面白いとか……そんなことでケンカするほどアホらしいことはないからね。
 できたら『64』を知る世代もそうでない世代も『アサルト』を愛してくれたらいい。そう思わずにはいられない。『64』のいいところを基準として『アサルト』を見てしまうから物足りないだけで、これはこれで素晴らしい作品なのだから。

 『アサルト』がWii向けにリメイクされないかなぁ、と思う。ストーリーは変わらなくていいし分岐もなくてもいい。ただ、ハイスコアが10位まで残るようにしてくれればいい。
 1位のスコアしか残らないから、何度も遊ぶ楽しみが湧いてこないんだよね。
 ひとつのメモリーカードで20人分もデータが残せるようになっているが、普通に考えて20人もでデータを共有することは無いだろう……?
 そんなことをするくらいなら一人のハイスコアをたくさん残せるようにしてほしかったのだが……難しかったのかなあ。

『スターフォックスアドベンチャー』レビュー

2009年06月16日 14時48分23秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 シリーズでも異色の作品、『スターフォックスアドベンチャー』を、今更ながら。いや今だからこそレビューしてみる。

 最初に遊んだときは正直、失望した。世界観が、ゲーム性が、『64』とまるで違って見えたから。レーザーや反重力の世界に、なぜ魔法を出した? アドベンチャーゲームだから64と違うのは仕方がないけど、謎解きやアイテム入手の感覚は、『ゼルダの伝説』の真似、それもかなりお粗末な真似ではないか!
 と、怒り心頭に発してしまった。自分の愛していたスターフォックスが汚されたような気持ちにもなった。

 でも……今となっては、このゲームもそう悪くなかったのではないかと思える。
 基本的には、謎を解きながらダンジョンをクリアし、目的のアイテムを手に入れる……という『ゼルダ』的な展開なのだが、中盤から物語のスピード感が増す。さらに、ホバーバイクでのチェイス、ミサイルを打ち落とすシューティング、恐竜と協力して障害物をブチ壊す、など、『ゼルダ』ではできないだろう爽快感のあるシーンが盛りだくさん。
 最後の敵・スケール将軍との戦いに突入するかと思いきや、肩すかしを食らい……クリスタルを救出した後、復活したアンドルフを追って飛び立つアーウィンのシーンはゾクゾクする。

 こうやって『アドベンチャー』を受け入れられたのも、『アサルト』でクリスタルがスターフォックスの一員となったことが大きいと思う。
 もし、『アサルト』にクリスタルが出ていなかったり、出ていたとしても扱いが小さかったとしたら、「なんだ、やっぱりアドベンチャーは外伝みたいなものなんだ」と思ってしまったことだろう。

 ゲームキューブのゲームはWiiでも遊べるので、まだ遊んだことがない方はぜひ遊ぶとよいと思います。……ああ、セーブするにはゲームキューブ用のメモリーカードが必要なので、お忘れなく。

 最後に……。
 いま述べたようにこのゲームけして嫌いではないが、それでも最後まで解せない部分もある。
 それは。ああそれは。フォックスが8年も年を取っているということだ!
 『アドベンチャー』の発売は、『64』発売の5年後。現実でも5年しか経っていないのに、なぜフォックス達は8年も年を取らなければならないの? しかもその8年、ストーリーに大して関係ないし……。
 そんなにフォックスを中年にしたいのかよ?と思ってしまうのだった。いったいスタッフの真意はどこにあったのだろう。知りたい。

『任天堂公式ガイドブック スターフォックス64』

2009年06月16日 12時47分29秒 | 日々のつぶやき
 スターフォックスに関連する書籍の紹介をします。

 まずはこれ、『任天堂公式ガイドブック スターフォックス64』(小学館)。

 『スターフォックス64』は、ゲームとして非常に完成度が高いとは思うが、ゲームを遊んだだけでは疑問がいろいろ残ると思う。
 例えば最初にフィチナに行ったとき、いきなりスターウルフが現れるが、「え? 何こいつら? スターフォックスとどういう関係?」と頭の中が?マークだらけになり置いてけぼりを食らったような気分にならなかっただろうか。
 他にも、フォックスとビルや、ファルコとキャットの関係など……ゲーム中では詳しく語られないからわからないんだよね。

 しかしこの本があれば大丈夫なのです。
 この本にはスターフォックスやスターウルフの面々の素性や人間関係、さらにアーウィンやランドマスターの設定まで載っているので、疑問が解けることうけあい。
 もちろん攻略情報も充実しているし、巻末には開発スタッフへのインタビューも掲載されている。マリオ、ゼルダの生みの親である宮本茂さん、スターフォックスやF-ZEROのデザインを手がけた今村孝矢さんも参加しているのでぜひ入手して一読してほしい。

 そう、この本は「攻略本」としてだけでなく読み物としても、ファンブックとしても楽しめる豪華な本なのですよ。バーチャルコンソールで配信中の『スターフォックス64』をより楽しむためにも、持っていてソンはない。
 発行から10年以上が経過して手に入りにくくなっていますが、古本屋やオークションで見つけたら手に入れておくとよいと思われます。

営業努力

2009年06月15日 18時53分17秒 | 日々のつぶやき
 このブログを、Yahoo!の検索に引っかかるように登録を申請してみた。
 読んでくれる人が増えるのを待っているだけじゃなく、こっちから仕掛けていかなければね。

 このブログ、これからどうしようかな。
 始めはほんの遊びのつもりで始めたんだけどね。
 とりあえず『ファルコとの出会い』を完成させようかなと思うのだよ。書きかけでほったらかしてあるのも具合が悪いし。

 ストーリーは大体考えてあるんだけど、実際に文字にするのが一苦労なのよね。

【手書き】スマブラ(+α)でボンバーマンジェッターズのパロ

2009年06月14日 17時52分09秒 | スタフォファンクラブ
【手書き】スマブラ(+α)でボンバーマンジェッターズのパロ


 なんだかまた凄いものを見つけてしまったぞ。
 『ボンバーマンジェッターズ』というアニメの音声にスマブラのキャラを当てはめたものらしいけど、動きが滑らかで全く違和感を感じないではないか。
 これだけ滑らかにするには一体何枚のイラストを描いたらいいの!?

 しかもファルコの声が合ってるんだよ。ちょっと低めだけど。
 声優さんは誰だろうな・・・?

あの星々のどれかひとつが……

2009年06月13日 12時31分15秒 | 考察
 『アパロイド化についてのさらなる考察』でジェームズの生死について勝手に解明してしまい……あるいはこじ付けて納得してしまい、自分自身に衝撃を受けておりました。

 ジェームズがアパロイドに侵食されたことがある、と考えたほうが辻褄が合うんだよね……。アパロイドマザーが、ペパー将軍やペッピーの記憶のなかのジェームズの情報を利用した、と考えるよりも。
 記憶にある人物の情報も利用できるのなら、マザーは例えばベルツィーノや、ウルフの真似もできたはずだ。ペパー将軍と、ピグマの記憶を利用して。

 だけど実際には侵食された本人の声色しか真似できていない。
 とすれば、ジェームズもどこかで侵食されたことがある、と考えねばなるまい。

 ジェームズは生きている。だがその体内にはアパロイドの組織が巣食っている。
 マザーが滅ぼされた今、そのアパロイドが目覚めることはないのだが、しかし第二第三のアパロイド本星からいつまた新たなマザーが接触してくるか分からない。
 マザーと接触すれば、体内のアパロイドは息を吹き返し、再び女王の配下となって激しく侵食を始めるのかもしれない。それがいつなのか、誰にもわからない。
 だからジェームズはフォックスの側に居るわけにはいかないのだ。自らが抱え込んだアパロイドが目覚め、己が愛するものたちを次々に飲み込むさまを目の当たりにする……そんな悪夢を回避するために。

 『64』のエンディングで見られた流れ星は、やっぱりジェームズだったのかもな?