俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

『資本主義はなぜ自壊したのか』

2016年07月24日 17時49分47秒 | おすすめの本
 『資本主義はなぜ自壊したのか』って本を読んだけど、面白かったですよ。

 たとえば。
 乳児死亡率はアメリカでは1000人に7人。
 ところがキューバでは1000人に5.3人。
 アメリカと比較にならないほど貧しく、しかも社会主義国のキューバのほうが、アメリカよりも乳児死亡率は下回っている。とか。


 それから。
 「日本の企業には戦略が無い」と言われるがそれは嘘で、日本人は長期的な信頼を勝ち取るために最適な戦略をとっている。なので、短期的には損をしているように見える。
 しかしその長期的な戦略が功を奏して、日本の自動車メーカーは品質の高さで信頼を勝ち得ている。とか。


 世界の状況と、そのうえで日本人がとるべき戦略、生き方が書かれている。興味深いし、読みやすい。ぜひご一読を。

怪盗ジョーカー

2016年06月26日 21時14分54秒 | おすすめの本
 私もしかして、『怪盗ジョーカー』好きなんじゃね? と思って読んでみたら、やっぱり好きだったみたい。

 いま5巻め。

 こういう、子供が憧れるようなヒーローって好きだよ。


 年齢が上がったら一時的に離れてしまうかもしれないけど、ずっと心の中には残り続けていて、ヒーローでありつづけるような存在。


 アニメもやってんだなぁ。見てみようかな。

念《ネン》

2016年06月07日 23時21分25秒 | おすすめの本
 『HUNTER×HUNTER』の念《ネン》能力ってかっこいいよなー。

 高校生のときに抱いた「念能力者になりたい……」という思いが、34歳になってもまだ心から消えないんだけど、どうしましょ。


 水見式で、自分の系統が知りたい。
 系統が分かったら、自分の好みと適性に合った能力を編み出したい。

 『冷たい方程式』と書いて「セルフディフェンス」と読ませるとか、中二病全開の能力名を考えてニヤつきたい。


 けど、一流の使い手になるには毎日、纏《テン》(ふつうは垂れ流されているオーラを体にとどめる技術)と練《レン》(オーラを増強して威力を増す技術)を練習しなきゃいけないんだよね。

 具現化系の能力だったら、具現化したいものを一日中さわったり、スケッチしたり、噛んだり舐めたりしていないといけないんだよね。

 纏と練の修得が不十分だと、単にオーラを無駄遣いして疲れるだけになっちゃうかもしれないね。


 キメラアントに食料として狙われるかもしれないし、なまじオーラが見えることで犯罪に巻き込まれるかもしれないね。



 ……うーん。ユメがないな。


 特殊な能力が編み出せなくても、私の虚弱体質が治ったらそれだけでいいんだけどな。誰か、念能力の師匠が指導してくれないかな。

15人

2016年05月31日 23時42分33秒 | おすすめの本
 『十五少年漂流記』ってさー。

 15人、なんで少年ばっかりなんだろうね。
 なんで少女はいないんだろうね。


 女の子がいたほうが良かったなー。

 そのほうがもっと、人間の醜い部分がたくさん見られて面白かったと思うよ。


 ……ブラックジョークごめんなさい。
 ちょっと、邪悪な気分から抜けらんないの。


 『十五少年漂流記』の作者はジュール・ヴェルヌだけど、彼の小説は、みな男が活躍するものばかり。
『海底2万マイル』も『地底旅行』も『神秘の島』も、冒険に出るのはみな男。
 ヴェルヌがそういう嗜好だったのか、そういう時代だっただけなのかは、私にはわからない。

(ちなみに『神秘の島』は、東京ディズニーシーの「ミステリアス・アイランド」の名前の由来)

 時代といえば。
 15人の少年の中に、一人だけ黒人の男の子がいる。
 少年たちは、島に流れ着いたとき、自分たちの中から大統領を決めようとして、選挙を行う。
 ところが黒人の男の子だけには、選挙権がない!
 子供心にも、これは衝撃だった。


 『十五少年漂流記』は、少年たちがおおむね理知的に行動して、全員そろって島から脱出することができた。
 それと対照的な物語が『蠅の王』。
 どんな内容なのかは、ご自身でお確かめください。

トミーとタッペンス

2016年05月26日 04時40分35秒 | おすすめの本
 『ズートピア』を観て思い出したのは、アガサ・クリスティの『秘密機関』。


 男女が二人で探偵業する物語。

 意外な黒幕も登場する。(推理小説だから、意外な展開はあたりまえかもしれないけど)

 おもしろいのでぜひどうぞ。


 『秘密機関』のトミーとタッペンスは、続編では結婚してるんだけど……、『ズートピア』のニックとジュディはどうなったんだろうな。

 見た人の想像にお任せします、となるのか、それとも続編で仲が進展してたりするのかな……。

ジョジョリオン

2016年05月15日 20時20分52秒 | おすすめの本
 『ジョジョリオン』読んでいたら変なテンションになってしまった……。

 『ジョジョリオン』のスタンド攻撃は、派手さはないが、精神と身体を内から削り殺されるような怖さがあるな。

 陰湿なイジメや、執拗に繰り返されるパワハラを見せられている気分。

 ホラー映画を見終わった後、「自分のとなりの家に住んでいるのもこんな異常者だったら……」と、確かめようもないことで不安になってしまう気分に似ている。

 そして、謎が謎を呼ぶ展開はアメリカの連続ドラマのようで、読むのをやめられない。

映像化される前に読むんだ!

2016年02月21日 09時17分17秒 | おすすめの本
 絵本『リンドバーグ』は、きっとそのうち映像化される。

 22の言語に翻訳されて、60の国で出版されてるんだ。
 魅力あるコンテンツを探す人たちが放っておくはずがない。


 映像化されてしまう前に読もう。
 これを読んだだけで想像力が喚起され、主人公のネズミが走り回る壁の裏や下水管、港町の空気や風、音もなく忍び寄るおそるべきフクロウたち、雲を突き抜けて飛ぶ小さな飛行機とその下に広がる街の姿を、ありありと思い描ける。

 自分の『リンドバーグ』を脳内で上映できるようになる。

 そうなる前に、他人の手による映像を目にしてしまっては、自分だけの『リンドバーグ』を観ることは永久にできなくなる。イメージが影響を受ける。

 読むのだ。手遅れになる前に。

かくかくしかじか面白いな

2016年02月14日 21時33分59秒 | おすすめの本
 東村アキコ先生の『かくかくしかじか』をkindle版で買って読んだけど、面白いな。


 デッサンに使う石膏像って、だいたい決まった種類のものなんだな! 全く知らなかった。
 めいめいが適当に作った石膏像を使ってんのかと思った。
(よーく考えてみると、モデルを統一しなければそれぞれのデッサンを比較できないから当然の話、かな……? 関わりのない世界だから、深く考えることがなかった)

 東村先生が受験された金沢美術工芸大学は、任天堂の宮本茂さんの母校でもあるな!
 ぜんぜん違う分野の知識が、あるところでくっつくのって快感。

 1巻を読んでしまって、2と3巻も買ったのだけど、なぜか私のiPadがデータを受信してくれない。
 なんだよぉ、焦らしてるのか、この機械は?? はやく読ませてくれよぉ。

絵本『リンドバーグ』

2016年01月30日 22時55分19秒 | おすすめの本
 ほぼ日で糸井重里さんがおすすめしていた絵本『リンドバーグ』を買ってみた。

 思わず音読したくなる文章。
 猫やフクロウの息づかい、港町の風も感じるイラスト。

 ……なんか、ミヒャエル・エンデの『モモ』や『魔法のカクテル』に通じる、なつかしい感覚。

 作者のトーベン・クールマンさんはドイツの方か。ミヒャエル・エンデもドイツの作家だった。エンデのことは、どう思っているのかな。

「遊び」の本質を追求した人

2015年08月22日 20時00分09秒 | おすすめの本
 スプラトゥーンの『ガチヤグラ』と『ガチホコバトル』は、サッカーとかラグビーに似ているな。
 ボールを取り合うかわりにヤグラやガチホコを取り合い、相手ゴールを目指す。なかなかゴールが決まらない分、決まった時の爽快感がはね上がる。

 なぜこんなことを考えたかと言うと、『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 』(角川新書)という本を読んだからです。

 横井軍平さんについては、ウルトラハンドやワイルドガンマン、ゲーム&ウォッチやゲームボーイの開発者と知ってはいたが、いまひとつどんな人なのか感覚がつかめていなかった。
 しかしこれを読んで、私の想像以上に、彼の目指したもの、考えていたことが任天堂に根付いているのだ、ということがわかった。

 いくつか気になった部分を抜粋してみる。

・横井は、なんとか電子玩具と伝統的な遊びを結びつけ、子供たちの遊びを本来の姿に戻したいと考えていた。(第5章)
・ゲームボーイがここまで世界中に広がったのは、単にゲーム&ウォッチのマルチソフト化というだけでなく、横井なりの新しい感覚が付け加えられ、そこがヒットの導火線となったのだ。そして、それは横井が理想とする「遊びの感覚」に近いものだった。通信対戦である。(第5章)
・そうすると、テレビゲームは、色をつけたら新しさが出るんではないかという動きになってきた。でも、これは作る側からいったら、落ちこぼれなんですね。アイディアをひねり出すんじゃなくて、安易な方へと流れている。そうなると、任天堂のようなゲームの本質を作る会社ではなくて、いずれ画面作り、CG作りが得意なところがのしてくるだろうと。そうしたら、任天堂の立場はなくなってしまうんですね。(第5章)
・ファミコンからスーパーファミコンへ移るときに、「こんな難しいゲームはもうついていけない」という人がずいぶん出た。新しいゲームを遊ぶ人は投入する金額が大きいですから、一見売り上げはいいようですけど、ゲーム人口という面では減少しているわけです。NINTENDO64でも同じことが起こる。(最終章)

 任天堂のファンならば反応せざるを得ない言葉ばかりだと思う。
 「電子玩具と伝統的な遊びを結びつける」という思想は、Wii、Wii Uの根底にあるものじゃないだろうか。
 先日亡くなられた、岩田社長の言葉とも通じるものがある。「ゲーム人口の拡大」「新しい遊びの提案」。
 そして、任天堂を「ゲームの本質を作る会社」だと言い切っている。

 横井軍平さんはゲーム、娯楽を創り出す会社として、押さえるべき本質を理解していた人だった。
 だから時が経っても、世代が交代しても、その思想は任天堂に受け継がれてゆく。

 『スプラトゥーン』は、横井さんが考えていた「電子玩具と伝統的な遊びの融合」そのものに思える。
 このゲームを遊んでいる感覚は、子供のころ学校の昼休みに、自転車置き場とか校舎裏とかでボール鬼(ボールをぶつけられると鬼になり、今度は他の誰かにボールをぶつける鬼ごっこの一種だ)を遊んでいたときの感覚にそっくりなんだよ。
 これを横井さんが見たらいったいどう思うか、どうコメントするか。
 知りたいけど横井さんは1997年、事故で亡くなられてもうこの世にいない。

 横井軍平。任天堂を語るならば外すことのできない人です。前述の本はおすすめなので、任天堂ファンの皆様はぜひご一読を。

『就職難!! ゾンビ取りガール』

2014年12月29日 02時32分53秒 | おすすめの本
 なんかまた福満しげゆき先生関連の話題じゃないか。

 でも、気が変わらないうちに書いておこう。

 『就職難!! ゾンビ取りガール』はおもしろいよ。

 なんだろうこの、うっすらしたバイオハザード感。
 噛まれたらオシマイの危険ととなりあわせだけど、普通の日常も存在しているこの感じ。

 きっとこれはいまの日本そのものですよ。
 放射能や地震や噴火やエボラ出血熱やテロリスト。
 運が悪ければ死ぬレベルの危険と隣り合わせだけど、でも日常の生活を放り出すわけにもいかない。

 もう俺たちはこの、日常と非日常、条理と不条理、正常と異常がやたら近接して、うっすらと危険な香りのする日々を、それでも楽しんで生きていくしかないんだよ。

 そうだ、楽しもう。まったく悲観する必要はないんだから。
 考えてもみよう、この日常が「うっすらしたバイオハザード」じゃなくて、ハリウッド映画でよく見る「モノホンのバイオハザード」だったとしたら。
 ゾンビがひっきりなしに襲ってきて、食料も、眠る間の安全も保障されないギリギリの状況だったとしたら。ブルース・ウィリスとかミラ・ジョヴォビッチでもなけりゃ、生き残れまい。
 しかし実際はそうではなくて、危険性のかなり薄まった「うっすらバイオハザード」であるわけだから、私のごとき非力な一般人でも生き残れる可能性は高い。

 だが「うっすら」だからといって気を抜くな!! 噛まれたら一巻の終わりだ。
 そういうわけだから皆様も、福満しげゆき先生の『就職難!! ゾンビ取りガール』を読んで、この日常/非日常の混在した日々をともに乗り越えてゆきましょう。

 ……。
 「第12景」の、同僚の女の子と訓練したあと、ベンチに座ってふと顔を見合わせたシーン……。
 時の流れが澱んだようにゆっくりとなるあの感覚、自分の視界のなかで相手の口唇がどんどんズームアップしていく感覚、自分と相手を包んでいる空間だけが一個の世界になったような、けれどもそのまま黙っていたら、水面にできたあぶくがはじけるように消滅してしまいそうなあの感じ……過ぎていく一秒一秒が、二度と消えない記憶に変わっていく感覚。
 ものすごくわかる。さすがだぜ、この表現。

 『就職難!! ゾンビ取りガール』は、2014年度の雪月れんげ杯「このマンガがすごい!!!」金賞に輝いた作品です。おめでとうございます。

仲睦まじい男女を見ていたいという需要

2014年07月14日 02時45分12秒 | おすすめの本
 仲睦まじい男女を見ていたいという需要……。

 は、確実にあると思うのだよ。

 でなければ漫画『冨士山さんが思春期』があちこちで持ち上げられる理由がないのだよ。

 とかく男女の仲というものは不安定なものだよ、現実には。
 ある時期はラブラブだった二人が、嘘のように冷え切った関係になるなんて珍しくもない。

 だからきっと、良い関係を築いて、維持して、作り上げていける二人を見ていると、安心するし、あったかくなるし、幸せになるのだと思うね。

 できればそれが、漫画の中だけでなく、現実でも見ることができればいいんだけどね。

最近読んだ本と漫画と

2014年07月14日 00時40分53秒 | おすすめの本
 私がここに「おすすめの本」として書名を書くときは、読破した本だけを書くようにしています。
 それがすなわち、面白い本であることの証明にもなります。
 面白い本でないと、最後まで読み通せないからね。

●小説
・小林泰三『見晴らしのいい密室』
・米澤穂信『インシテミル』
・夢枕獏『上弦の月を喰べる獅子』
・山本弘『シュレーディンガーのチョコパフェ』

・伊坂幸太郎『砂漠』
 これを読み終わるのがつらくて仕方なかった。
 読んでいる間、北村や鳥井が、本当に大学の同期生で、自分も一緒に講義を受けたり、彼らが麻雀やっているのを横で見ていたりしているような気分になっていたからだ。
 読み終わってしまうと、そのリアルな感覚は体から薄れ、ただの「読んだ本の記憶」に変化してしまった。
 ……私の大学時代の同期にも、なんとなく鳥井や西嶋みたいなやつがいたことを思い出しながら読んでいた。ああ懐かしいな。

・貴志祐介『黒い家』
 保険業界のことをよくよく知らないとこんなものを書けないよなあ。
 いったいどうやって取材したんだ?
 リアリティも、ホラーとしても、全く隙のない作品。

・曽根圭介『熱帯夜』
 読むものを落ち込ませるために書かれたとしか思えない短編集。
 これを読んだあと1週間は後味の悪さを引きずった。後味……いやなことを思い出してしまった。
 ぜひ皆さんにも、これを読んで落ち込んでもらいたい。

・飴村行『粘膜人間』
 実に気持ち悪いやつらばかり出てくる小説だけど、それでいて世界が成立しているのが見事。


●漫画
・『富士山さんは思春期』
 冨士山さんかわいいなぁ、と最初は思うのだがそのうち、いやむしろ可愛いのはカンバ君のほうじゃね、と思えてきて、ああいやもうこの二人がかわいいのだ、とわかる。
 かわいい二人を見てニヤニヤできるすばらしい漫画。

・『それでも町は廻っている』
・『ふらんけん・ふらん』
・『名探偵マーニー』
・『つぐもも』

 どれも面白くて、アッという間に読めるだけの巻を読んでしまった。
 『ふらんけん・ふらん』の世界はとても楽しいのに、たった8巻で終わってしまうのが寂しい!

 Kindleは本を購入するまでの心のハードルが低くなって、ついつい色々なものを買ってしまう……。
 紙の本を買うより安いし、かさばらないからいいんだけどね。


本を読んでいる間の幸せな時間

2012年07月17日 02時34分40秒 | おすすめの本
 最近はいつも疲れていて、仕事も多くて本を読むこともできなかった。

 本というのは、ただ時間があれば読めるというものではない。文字がおりなす世界に没頭するだけの心の余裕がなければ、本は読めない。

 せっかくの3連休だが、はじめの2日間は体も心も重くて、本が読めなかった。
 3日目の深夜にして、ようやく人心地がついてきた。

 そこで読んでいるのがこれだ、『異形コレクション 獣人』(光文社文庫)。
 二十数人の作家が怖い話ばかりを書き下ろして発刊される『異形コレクション』のなかの一つ。

 なんで、怖いとわかっているのにわざわざ怖い話を読みたくなるのだろうか。
 恐怖がなければ生きる実感を味わえないからだろうか。もしかしたら、恐怖を実感できなくなることが最も恐ろしいことだと、本能的に分かっているからだろうか。それとも、いちど恐怖の味を知ってしまうと、脳が刺激に慣れ、さらなる恐怖を追い求めずにいられなくなるからだろうか。

 小学生のとき、放課後の誰もいなくなった教師で、怖いと思いながらも江戸川乱歩の小説を読まずにいられなかったことを思い出すな。(もっともあのシリーズは、表紙の絵がやたらに怖いだけで、中身はそんなに怖くないのだが)

 本を読んでいると不思議と心身が癒される。つくりごとの物語かもしれないが、その中に綴られている人間の感情、心の動きが本物であれば、物語は真実になりえる。
 現実世界とは別の世界に身を浸しているうちに、現実を生きる間に降りつもった疲れが洗い流されるんだ。
 それはなんと幸せな時間であることか。

 明日からは、また忙しい日々が始まるだろう。その前に、もう一編くらい、獣人の恐怖を味わうとしよう。