2012/11/1からはダウンロード版も発売になることだし、『スターフォックス64 3D』を少し久しぶりに遊んでみた。
……なんか、流石に飽きてきた。オリジナルの64版、Wiiのバーチャルコンソール、そして『64 3D』。同じソフトをこれだけ繰り返し遊んでいるんだから飽きて当然か。
しかしだなぁ。前にも思ったが、もう少し追加要素があってもよかったのに。
ゲーム部分は変えなくていいから、集めたスペースドル(HIT数)でスタフォ世界の用語集や年表、3Dモデル、キャラクターの解説なんかが見られるようになれば、飽きもきにくかったと思うのだが。
『新・光神話 パルテナの鏡』と比べると……収集要素、ネットを通じた対戦、何度も遊べる楽しみ……それらにおいて『64 3D』は完敗しているのではないか?
いくら名作だとしても、昔のゲームのほぼそのままの(グラフィックがいくら美しくなってもゲーム性は変わっていない)移植だ。今のゲームと比べると見劣りしてしまう。
かといって、オリジナルに大きく手を加えると、当時のファンから反発されてしまう。
だから私は上記のような「おまけ要素」に期待していたんだけど、そこまでは作りこめなかったのかな。
『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』を遊んだ時も思った。『時のオカリナ』は、ゲーム再開時、リンクの家かハイラル城か、必ず決まった地点からスタートする。けれど、そこから目的地まで歩いていくのにけっこう時間がかかる。これは携帯機の手軽さを殺してしまう。
オリジナルの再現にこだわるあまり、魅力を落としてしまっている。
名作と言われ、伝説になるのはいいが、それは変化する可能性を狭めることでもあるようだ。
私としちゃ、もっと自由に飛翔するスターフォックスが見たい。