俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

「ファルコとの出会い」その42

2010年08月24日 02時27分20秒 | 小説『ファルコとの出会い』

 フォックスは眉根を寄せ、視線を宙に漂わせてしばし考えた。
「そう、ですね……」
 生まれ故郷のパペトゥーンを最も遠く離れたのは、演習でカタリナ基地を訪れたときだ。それでさえ、ワープ航法を使えなければ、フォックスの持てる一生涯の時間のゆうに10分の1を費やさなければ辿り着けない距離だった。いかに自分がちっぽけか、わかろうというものだ。
 そのちっぽけな自分の頭で、ライラット系外からの景観を思い浮かべよと言われても。自分が経験によって得たイメージだけでは、描写できそうになかった。

アサルトのウルフ親分

2010年08月24日 01時47分36秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 アサルトのウルフ親分はなぜあんなにもカッコいいのだ。

「てめえら キツネごときに何てこずってやがる!」
「留守中 好き放題してくれたじゃねえか」
「それだけやっておいてよく言う…… 問答無用! 勝負だ!」
「おしゃべりが過ぎるぜ……レオン パンサー 行くぞ!」
「いっぱしの口をききやがる てめえは前だけ見てな!」
「オレ達が引き付ける お前たちはマザーを倒せ!」

 64のウルフ親分も悪くはないが、ちっとカリカリしすぎてる。

「そうはさせるか! スターフォックス!」
「キツネごときが 調子に乗るなよ!」
「さすがだよ言うことねえ だが、そこまでだ!」
「地獄で親父が待ってるそうだ!」

 64からアサルトの間に、ウルフ親分の心情に何か変化があったに違いないな。決して大人の事情でキャラが変わったのではなくて。
 アンドルフ軍が瓦解して、その構成員だった兵士たちがウルフの元に集まってきたことがきっかけなんじゃないかな・・・と僕は勝手に思っています。