俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

求めぬ方がよいのやもしれぬ

2016年02月19日 22時56分44秒 | 日々のつぶやき
 やっぱりなんか、私には、人の心を乱す性質があるんだと思うんだよな。

 その性質を抑え込んで、殺して、表に出さないようにすれば他人に近づけるのかもしれないけど、そんなの私が生きている意味がないからやっても仕方がない。


 つくづく思うが、私と一緒に暮らせる妻はすごい。一生大事にする。



 私が実際に出会う人たちの中には、妻も含めて、スターフォックスやMOTHER、任天堂に関連したディープな話題を共有できる人はいなかった。

 そういう話ができる友達がいたらいいな、と思っていたけど、お互いが好きなものだからこそ、譲れない点があり、意見がぶつかることもあるだろう。

 ゴッホとゴーギャンみたいになってしまうかもしれない。
(ゴッホは、自分と同じく絵を描く友人と仲良く暮らしたいと思って、同じ画家のゴーギャンと共同生活をはじめた……らしい。
 けれど、絵の上では意見が合わなかったようで、ゴーギャンはゴッホの元を離れることになった。って、Wikipediaに書いてある。)

 決して手に入らないものを、私は求めていたのかもしれないな。

 手に入らないからこそ美しく、人を憧れさせるもの。


 それは脳裏に描いて、夢想するだけにとどめたほうがよいのかもしれない。

 実際に手に入れようとすれば、傷つくだけなのかもしれない。

どんどん成長する、やがては……

2016年02月19日 21時06分50秒 | 日々のつぶやき
 今日は娘がはじめて「フォックス」って言えた。

 「アオリちゃん」「ホタルちゃん」も教えているが、どっちがどっちかまだ覚えられないみたい。

 成長していくのはうれしいことだが、こうやってどんどん成長して、生意気になって、屁理屈こねるようになって、思春期に入って、「くせえんだよオヤジ」と言ったり、父親を無視したりする女の子になるのかな?と思うと、不安でもある。


 ……嫌われたくないな。


 バカの私のことだ、ポロッと言ってしまった一言のせいで、死ぬまでクチきいてもらえなくなるとか……あり得るな。

 どうすればいいんだろ。嫌われないように、今から研究を深めよう。

Miitomo怖い

2016年02月19日 20時15分14秒 | 日々のつぶやき
 ――『Miitomo』は、ジブンにそっくりなMiiを通じてトモダチとコミュニケーションする、無料ではじめられる任天堂のスマホアプリです。『Miitomo』から生まれる新しい関係、はじめてみませんか。



 ……なんだこれは。恐怖しか感じない。

 『トモダチ』も怖いし『コミュニケーション』も怖いし『無料ではじめられる』も怖いし『スマホアプリ』も怖いし『新しい関係』も怖い。
 まんじゅうも怖いしお茶も怖い。


 一番怖いのは、油断するとすぐおかしくなってしまう『ジブン』だ!



 うう。怖い。こわすぎ。
 コミュ障でも変にならないように配慮されているといいけど。


 いや。やはり怖い。半年ROMろう。

AはアンドルフのA

2016年02月19日 18時06分19秒 | 考察
『ライラット系第4惑星コーネリア…………
 かつては宇宙平和のリーダー的存在だったこの星も、Dr.アンドルフの恐ろしい発明により、絶滅の危機にさらされた。』
(『スターフォックス64』メインゲーム導入部より)


 『スターフォックス』の物語に、誰よりも先んじて登場するのは、アンドルフなんだな。
 フォックスでもジェームズでもペパー将軍でもなく。

 まるで、創世記に登場する神のように。

 彼は『スターフォックス』の世界の秩序を乱し、変革を迫る。物語の起点となったのは、間違いなく彼。

 彼以外のキャラクターは、彼に付き従う者、彼に殺される者、彼を利用しようとする者、彼と戦う者……立ち位置も思惑も様々だが、誰もが彼への反応のひとつとして創られ、配置されている。

 初代の『スターフォックス』から始まって、『スターフォックス64』『64 3D』『ゼロ』。
 シリーズの登場から何年経っても、スターフォックスは「アンドルフをめぐる物語」に回帰してしまう。
 それはきっと必然で、彼を起点にしないと、物語をはじめることができないんだ。

 『さらば愛しのファルコ』『アドベンチャー』『コマンド』、彼が物語から退場した後のはずの物語も、彼の影から逃れることができない。

 『アサルト』だけが唯一、彼から比較的自由になってはいるが、それでさえ、「アンドルフの残党どもめ!」というセリフから物語がはじまる。


「ヤツとの闘いは いつまで続くんだ……」

 フォックス。きみの感じたことは正しい。
 きみは彼への反応のひとつとして創られたキャラクターだ。彼から逃れることはできない。
 世界の中心にいるのはきみではなく彼だ。
 『スターフォックス』はそもそも、アンドルフをめぐる物語なんだ。

 耳を澄ませば聞こえるはずだ。彼の笑い声。
 世界の中心に座するものの高笑いが。