本の中毒になるがよい

　ふだん読書をしない人が、「本を読む人間になる！」とか言って、なぜかドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読み始めたりするけど、……そんなもん読み通せるわけないね。

　いや、読めるんならいいけどね。たぶん読めないでしょ。


　「面白いと思えない本を、我慢して読む」というやり方じゃあ、読めるわけない。


　『オー・ヘンリー傑作選』でも、『永遠の０』でも、『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』でも、『ふたりのロッテ』でも『戦争と平和』でも何でもいいけど、
　自分が面白いと思える本を読む！　これだね。


　それじゃないと読み通せるわけないね。

　面白くなくて最後まで読めなかったら、それは今は縁のない本だと思ってあきらめる。もっと面白い別の本を探す。

　そのうち、面白くて、最後まで読むまでやめられない本と出会う。

　そうなればしめたもの。人間は、一度覚えた快楽を忘れることができない。
　もっと面白い本との出会いを求めるようになる。気が付けば読書家さね。

書き方の本を読んでみる

　未熟ながら、ことばを紡ぐ者として、小説を書くための本を読んでみることもあるのですよ。

「よい書き手になろうと思うならまず、よき観察者でなければならない」というのは、清水義範先生の『小説家になる方法』に書いてありました。

　清水義範先生は、私の好きな小説家の先生です。『国語入試問題必勝法』面白いですね。（こんなタイトルですが、小説ですよ！）肩肘はらずに読めるのでおすすめ。

「語彙は、書き手の資産である」ってのは、やはり小説家の鈴木輝一郎先生の『何が何でも作家になりたい！』に書いてありましたね。

　それを意識して、本を読むとき、気になる表現はメモったり、わからない言葉があればいちいち調べたりします。
　なんせ資産を増やすためなんでね。


　……そろそろ、また何か書いてみようかな。

英語のセンスはないでよ

　映画『シックス・センス』の原題は『The Sixth Sense』。
　つまり「第六感」。
　発音に忠実にカタカナに直すなら『シックスス・センス』になるはず。


　さらに映画『クレイマー、クレイマー』の原題は『Kramer vs. Kramer』。
　裁判所の表記で「原告vs.被告」。山田さんと田中さんが裁判で争う場合は「山田vs.田中」になる。
　この場合はクレイマーさんとクレイマーさん、同じ苗字をもつ二人が争っているわけで……つまり、離婚の問題を描いた映画だとわかる。


　とまあこのように、日本語として違和感のないタイトルと、英語として違和感のないタイトルは、異なるわけなんですよね。



　……だからね、私のつけた『スターフォックス　ビハインド』というタイトルが！！！
　たとえ、英語圏の人には失笑もののおかしな英語であったとしても！！！
　ぜったい直さないんだからね！！！　開き直るんだからね！！！！！

おじいさま？

　アッシュの一人称は「僕」。フォックスのことは「フォックスさん」と呼ぶのか。

（『スターフォックス コマンド』データベース（もどき）を参照しました……）

　アンドルフのことは、何と呼ぶのだろう。
　フォックス達の前では『祖父』と呼んでいるが、それは他人の前だからで……本人に呼びかける時は、何て呼んでいたんだろう。

　『おじいさま』かな・・・。


　『コマンド』の台詞をよく読んでみると、アンドルフの浄化装置の存在は、アッシュだけが知っていたわけではなく、コーネリア軍にも知られていたみたい。
　なぜかクリスタルも知ってる。（テレパスだから？）

　ふむ、しかし、その情報がどこからもたらされたかは明言されていないので、私の書いたものとは矛盾は生じないだろう……。

心の防壁の向こう

　心の防壁をかき分けた向こう、やわらかく傷つきやすい部分に、学校の図書室で泣いていた小学３年生の私がいる。

　私の心の聖域。わたしにとってのマジカント。

　たまには心に深く潜って、むかしの自分に会うのもよい。

かくかくしかじか面白いな

　東村アキコ先生の『かくかくしかじか』をkindle版で買って読んだけど、面白いな。


　デッサンに使う石膏像って、だいたい決まった種類のものなんだな！　全く知らなかった。
　めいめいが適当に作った石膏像を使ってんのかと思った。
（よーく考えてみると、モデルを統一しなければそれぞれのデッサンを比較できないから当然の話、かな……？　関わりのない世界だから、深く考えることがなかった）

　東村先生が受験された金沢美術工芸大学は、任天堂の宮本茂さんの母校でもあるな！
　ぜんぜん違う分野の知識が、あるところでくっつくのって快感。

　１巻を読んでしまって、２と３巻も買ったのだけど、なぜか私のiPadがデータを受信してくれない。
　なんだよぉ、焦らしてるのか、この機械は？？　はやく読ませてくれよぉ。

電話口の向こうのパパでいたほうがいいのかもしれないね

　こうやって、ブログに思うことを書きつづって満足して、こちらから誰かに近づいていかない限り、誰の迷惑にもならない。

　『MOTHER2』で言えば、電話だけで話せるパパみたいな存在だね。
　顔も見たことないけど、いつも息子のネスを気にかけていて、口座にお金を振り込んでくれるパパ。

　この距離感を保った方がよいのかもしれない。私にとっても他人にとっても。

　私の方から他人に近づこうとすると、私はポーキーみたいなイヤなやつになってしまう。
　まかり間違うと、自分を見失って暴走し、ギーグになってしまう。

　絶対安全カプセルの中は居心地がいい。もうしばらくは、このままでいよう。

相思相愛がよろしいですよ

　現実でも、架空の世界でも、相思相愛の男女が好き。

（同性愛を迫害するわけではないけど、きっとまだ私は同性愛について理解が浅いと思うので、言及するのは避けておく）


　私がもともと持っている嗜好なのかもしれないけど、生まれ育った環境のせいもあるかもしれない。


　……私の母が、ある日私にふとこぼした言葉。
「お父さんのことは、好きだと思ったことは一度もない」



　……エッ！？と思った。
　へえー。そうなんだ。
　一度も好きだと思ったことない相手と結婚して、数十年を同じ家で過ごして、一度も好きだと思ったことない相手と子作りして、妊娠して、そして生まれたのが私と、私の兄弟たちなのね。ふうーん。そうー……。
　一度も好きだと思ったことのない相手との間にできた子供を、一度も好きだと思ったことない相手と一緒に育ててきたわけなんだね。
　そうなんだぁ。そう、なん、だぁ……。


　別に母のことは恨んでもないし、できるかぎり孝行したいとも思っているけど、
しかし私は母みたいなワケのわからないことはしたくなかったね。

　好きでもない相手と一緒に住んで、うまくいくわけない。実際、父と母はうまくいかないことばかりだった。

　この人と人生を共にしたい、この人に骨まで愛されたいしこっちも愛したい、という人にめぐり合って結婚したかった。
　非常に運がよくって、妻と出会えて結婚できた。……まあ、いろいろありましたけどね。

妻に相談

　もうね。一人で考え込んでもいいことないのはわかっているからね。
　妻に相談だよね。
　困った時も、困らない時も妻と話す！！　頼りになるなぁ。さすが私の妻。


　ねぇねぇ！　妻は友達欲しいと思う？
「友達？　今は求めてないね」
　求めてないの？　寂しくないの？
「いまは病んでるから、求めないようにしてる」
　……自分でわかってるんだ。すごいね。
「Twitterでも、合わないなと思ったらフォロー外すんだよね」
　見ないようにするのね。
「たまにモメるけどね。mixiでいっぺんモメた。相手はすごい前向きな人。私の心に刺さるから、外させてもらいましたって言ったけど、モメたね」
　あるんだねぇ。そういうこと。
　mixiもTwitterも使わなかったから知らなかった。
　あとね、自分の心がコントロールできなくて困ることない？
「そういう時は、別のことするね。気分転換というか」


　……妻は常識人なんだよね。エキセントリックな私とは違う。

　自分がポーキーだとか言わないし、中二病患者でもない。
　オタクではあるけど。３DSのポケモンで乱数？とかいう怪しいことをやって、高個体値のポケモンを入手することを延々とやってる。（それ、楽しいのか？と私は思う）

　でもなんだか、話したら心が楽になった。
　だれかと話すと楽になるね。

　……職場には、気軽に話せる相手がいないんだよねぇ。年の近い先輩がいたけど、うつ病になって辞めていったし。（今では別の職場で元気で働いておられますが）

　…………とりあえず、楽になりました。

扱いかねているのは

　気づいてしまったけど、私が使いこなせなかったのって、Twitterじゃないなぁ。


　コントロールできてないのは、自分の心だ。


　持て余しているのは欲望。


　振り回されているのは煩悩。


　平静を装っていても、心の中では波と風が荒れくるっている。


　なんだか疲れてしまった。


　いつになったら、心に平安が訪れるのかな。


　いつになれば、自分の心を制御できるようになるんだろう。


　疲れたから、寝る。