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鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

雨模様の富士山北麓で骨休め

2024年07月05日 17時02分25秒 | いろいろ
 先週末の川崎山手の町の家(標高122m)辺りの天気が 雨模様の曇り 予報で、近くの菜園(標高70m)のじゃがいも・だいこん・なす・ぴーまん・とまと・・・の収穫・害虫駆除作業は濡れているし、雨に降られるのも嫌で、かみさんと富士山北麓の山の家(標高1,128m)に行って立ち寄り湯にも寄って、ゆっくりと骨休めして過ごしました。

 初日は車で早朝6時過ぎに中央道を下りましたが、雨が当り、ワイパーを使う状況ではないのですが、フロントガラスに雨粒が当たりました。富士吉田線に入ると雨が少し強くなりました。雨雲が垂れこんで、西側の三つ峠山・正面南側の富士山は雨雲にさえぎられて全く見えませんでした。
 車の西側の三つ峠山は雨雲で見えない(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 車の正面南側の富士山は雨雲で見えない(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 富士吉田のレストランガストで朝食を食べ、スーパーマーケットビッグで食品や菓子などを買い、富士山北麓の山の家に着くと雨は小降りの状態でした。雨があがった午後に、庭で先日の台風1号接近による強風で折れ落ちた木々の掃除、伸び過ぎた低木の枝切・・・、初夏に咲き始めた花々を確認して、夕方には近くのいきやりの湯♨で温まり、かみさんの食事を食べて、ゆったり過して疲れをとりました。車の運転・食事・屋内の掃除・・・はかみさん、屋外の異常有無確認と手入・掃除・枝切・・・は私の作業として分担していますが、最近の作業は加齢(後期高齢者になった)によりけっこうたいへんです。
 緑の中の山の家(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 ふたりしずかの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 しもつけの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 ぎんりょうそうの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 とりあししょうまの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 

 翌日の早朝は薄暗かったですが雨が降っていなかったので、一人で早朝5時から7時迄の2時間、大和田林道入口部をウオーキングしました。コースは山の家(標高1,128m)~大和田林道入口(標高1,191m)~鳥獣碑慰霊塚手前(標高1,391m)まで往復歩行11,470歩・距離7.2Km・標高差263mです。林道脇には動物(主に鹿)除けの白い網フェンスが延々と設置されています。
 大和田林道入口(標高1,191m)(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 林道脇のうつぎ・しもつけ・・・の花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 林道脇の恩賜林・・・の木々(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 さらさうつぎの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 林道の正面南に雲に覆われた富士山北麓(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 恩賜林の中を遡る林道(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 林道の正面南に異常な雲に覆われた富士山北麓が近づく(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 

 林道の背面東に御坂山塊(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 林道背面東の恩賜林写真中央部に白い太陽(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 

川崎山手の梅雨入り

2024年06月26日 22時31分19秒 | いろいろ
 気象庁の今年の梅雨入りの発表ができない状況が続いていました。昨年までは、毎年6月初めには発表されていましたが、今年は、関東甲信は、平年実績6月1日~7月19日・昨年実績6月8日~7月22日・今年予報は未発表状態が続いていましたが、速報値(更新日:令和6年6月23日)が6月21日ごろ(平年差14日遅い・昨年差13日遅い)~明け月日空白と発表されました。最新の気象庁発表資料に 「令和6年の梅雨入りと梅雨明け(速報値):梅雨期は大雨による災害の発生しやすい時期です。また、梅雨明け後の盛夏期に必要な農業用の水等を蓄える重要な時期でもあります。一方、梅雨期は曇りや雨の日が多くなって、日々の生活等にも様々な影響を与えることから、社会的にも関心の高い事柄であり、気象庁では、現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに、梅雨の入りと明けの速報を「梅雨の時期に関する気象情報」として発表しています。・・・情報発表が休日の場合は休日明けの平日に更新となる場合があります。後日、春から夏にかけての実際の天候経過に基づいて梅雨入りと梅雨明けの時期を総合的に検討し確定しています。」 との注釈があります。私は、大袈裟で手前みそですが、「昨今の気象変動の実績の蓄積が無いので梅雨という日本特有の こよみ を今までのように発表できない。天気予報(晴れ・曇り・降水確率)はできるが梅雨入り・明けは後日に実績を分析し評価して、その結果を発表します」と受け取りました。こよみ(暦)が変わっていくのですかね。天気予報は日付と時刻毎に「空の全雲量が9割以上であって、見かけ上、中・下層の雲が上層の雲より多く、降水現象がない状態を 曇り 」・「雲の量が1割以下(0~1割)の状態を 快晴 」・「予報区内で一定の時間内に降水量1mm 以上の雨や雪が降る確率(%)の 平均値で、0・10・20・・・100%(数字は10毎に四捨五入)の降水確率」・気温・降水量・風・・・など、日々の活動に大切な情報です。私は天気予報を見て雨が降らない日を選んで遠地ウオーキングを計画・実行していますが、軽量ザックに常にポンチョを入れています。当日、ポンチョを使う雨に降られた記憶は無いのですが。

 6月の天気をスケジュール表を見て振り返ってみると、20日(晴)・21日(夏至:曇後雨)・22日(晴後曇)は、雨が降ったり・曇ったり・晴れたりで、雨が降っている時間が長くなったと感じていますが、梅雨入りといった印象ではありません。22日は家庭菜園でだんしゃく(じゃがいも)・にんじんを雨で湿った畝を堀り起こして収穫しました。白色のにんじんの花・奥の竹林の斜面にどくだみの花が満開でした。かみさんが何時もジャムにする きいちごの赤色の実 が熟し始めました。
 白色のだいこんの花 奥にどくだみの花が満開(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 ジャムにする赤色のきいちごの熟し始めた実(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 川崎山手の標高80~120mの分水嶺辺りを通る健康ウオーキングルートは、側溝が整備されていないので雨が降ると道路に雨水が溢れて流れます。 
 ウオーキングルートを流れる雨水(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 夏至を過ぎて、早朝5時から、雨の降っていない日は何時ものように健康ウオーキングを欠かさずにしています。26日だけ雨が降り健康ウオーキングを休みました。ウオーキングルートから東方に川崎下町を、西方に丹沢の大山(中央)・右端の奥に残雪が少なくなった富士山を望めます。
 ルートから東方に川崎下町を望む(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 ルートから西方に丹沢大山・富士山を望む(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 残雪が残り少なくなった富士山(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 ルート脇に咲くあじさいの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 ルート脇に咲くきばなこすもすの花はそろそろ終わり(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 今日27日の天気予報は曇り降水確率40%で、澄んだ晴れ空です。ちょっと暑いですが、心地良い風が吹いています。雲形は夏の雲ですね。ウオーキングルート途中のよみうりランドの外周歩道から、新大観覧車の工事が進み、標高100mに高さが現105m・新61.4mの二つの大観覧車を比べて見れます。
 二つ並んだよみうりランド旧(左側)・新(右側)大観覧車(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 

那須湯本で温泉三昧

2024年06月16日 11時34分39秒 | いろいろ
 6月からかみさんと二人だけの自由時間を増やせて、ゆったり過ごせるようになりました。でも、旅行に行くのは、宿泊費が高い、込んでいる、・・・と考えて出不精になっていました。過去に訪れた宿泊費の安価な場所お調べている時に、かみさんの那須が良いとの一言で、保養所で利用したことのある那須ヴィラに空室があるのか調べると、6月初めの金土曜日に空きがあるのを見つけたので予約し、天気が良くないようですが、2泊3日で休養温泉三昧旅行に行ってきました。 (注)このBLOGは1週間遅れです。
 初日はゆっくり10時過ぎに川崎の町の家を出て、多摩川を渡り、武蔵境道を33Km・50分通って、東京外環道に大泉ICから入り、川口Jctから東北道に入り(浦和辺りは渋滞中)、途中の佐野SAでゆっくり休み、那須ICで出て、R17那須街道を11Km・10分北上して、那須湯本のヴィラ那須にチェックイン予定15時前に着きました。総運転距離は203Km、所要時間は5時間弱かかりました。
 那須ヴィラ 周辺地図(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 到着してまず温泉に入りました。湯本には温泉源が沢山あり混合給湯温泉ですが、ゆったりよく温まりました。湯量が多いのでかけ流しです。泉質が強いようで、広い温まり湯(温泉)と広い上がり湯(お湯)が対で設置されています。温泉をあがった後、何時も持参する菓子を食べ、飲み物を飲み、那須ヴィラの廻りを散策した後、ポツリポツリ雨があたってきたので、かみさんは部屋に戻り、私は探検ウオーキングをしました。
 那須ヴィラ 窓からの緑の展望(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 私は路を東に向かい歩いて、一番外側を左回りに下って周遊しました。
 別荘地区画化された林道(標高838.8m辺)(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 周りの春の花々は咲き終わっていた(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 遅れて咲いたやまつつじの花が残っていた(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 水が潤沢なようで あちこちの小沢に流れがある(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 下り路は那須御用邸近くに続くことは無いと推測はしていたのですが、地図上で御用邸迄約300m位のところで行き止まりになっていました。南東方向は大きな木々の緑でどうなってるかは全く分かりませんでした。
 路の行き止まり 袋小路(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 下ってきた路を引き返して、左に曲がり道なりに上って周遊して、北西方向の殺生岩に向かいました。
 殺伐とした殺生岩 火山性有毒ガスの影響は無い(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 湯の花採集場所 跡(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 二日目は、6時に朝風呂をしました。昨日も到着後・夕食後・寝る前の3回入浴したのですが、朝風呂・外出後・夕食後・寝る前の4回で、温泉三昧でした。
 最初に、那須平成の森(地図参照)に行きました、以下引用「2011年(平成23年)5月に、当時皇太子であった昭和天皇の御成婚後の御静養の場として大正15年に設置された那須御用邸の豊かな自然が残る森を、国民がふれ合える場として活用したいとの考えを受けて開園し、様々なプログラムが用意され、予約もしくは当日受付参加(空きがあれば)参加もできる。」ようです。訪れた日にはインタープリター(レンジャー)引率のガイドウオーク(野外活動)が行われていました。私達はセンター横の自由時間短距離引率無コースをゆったり歩きました。
 那須平成の森 案内図(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 咲き残っているやまつつじの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 咲き始めた やまうつぎの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 ささの葉で踊る ふたおびこやが幼虫(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 羽を休めている もいわさなえとんぼ(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 咲き始めた みやまきんぽうげの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 展望台 西に茶臼岳を望める(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 次に、八幡ツツジ群落に行きました、中央群落展望台・北群落展望台・南群落・ツツジ吊橋があります。5月がつつじの花が満開ですが、咲いた花がまだ少し残っていました。景色の良い場所です。
 八幡ツツジ北群落展望台 花はほとんど散っている(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 八幡ツツジ中央展望台 西に左から南月山・茶臼岳・旭岳・鬼面山(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 目前でくもの巣にかかったうすばしろちょう 直ぐ逃げれた(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 夕方近くになり、かみさんの強い希望で、那須千代松牧場に寄りソフトクリームを食べ、イオンタウン那須に寄り土産の那須御用饅頭・家で使う野菜など生鮮食料・・・を日頃の買い物のようにして、戻りました。
 三日目最終日も6時に朝風呂をしました。かみさんの強い希望で、杤木佐野の佐野厄除太師に寄ることになり、8時にチェックアウトして東北道に那須ICから入り、佐野SAスマートICに向かいました。
 佐野SA手前から昨年遠地ウオーキングした大平山の北側を望める(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 佐野SAスマートICから途中下車し西に向かうと直ぐに佐野厄除太師に着きます。参拝して、かみさんはお札・キーホルダーを貰い満足した様子です。でも、私は方位よけ<運勢の弱い1年間>だと知りがっくり状態です。
 佐野厄除太師(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 私は方位よけ<運勢の弱い1年間>(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 参拝を済ませて、佐野SAスマートICから東北道に戻り、久喜白岡Jctから圏央道、八王子Jctから中央道、府中スマートICで降りて、14時過ぎに川崎の町の家に戻りました。所要時間は6時間かかりました。

久ぶりに温泉三昧

2024年06月04日 11時57分37秒 | いろいろ
 久しぶりに鳴沢の山の家に行き温泉三昧でゆったりとくつろぎました。振り返れば今年3月末からいろんな契約の改定・確定申告・家の10年点検・車検・・・衣替・家庭菜園季節替・ウオーキング・・・と手を取られることが多くて、自身のことに時間をさけないミニ繁忙が続いていました。5月22日迄、年間スケジュール手帳の予定欄は鉛筆書きで埋まっていました。5月後半以降の予定欄は白い部分が多くなり、余裕が出て気持ちが楽になりました。
 特に手間がかかったbのは、息子夫婦と10年前同居を始めて今は孫を含めて6人同居、近所の娘夫婦も孫を含めて4人となりましたた。同居を始めるので家を拡張新築し、今年4月に10年経過となり。家屋・水道、ガス・家電・車・・・の10年点検が集中しました。業者の顧客情報管理のデータ化が進み、私達が使っているいろんな屋内機器にアラーム表示が出るし、業者からは電子メールが届くし、便利なのでしょうが対応に手をとられました。急に風呂・給湯・情報機器・・・のコントローラのデイスプレイに「888や88」の表示がブリンク点滅して家じゅう大騒ぎになりました。原因がわからず、表示されている関係ありそうなアイコンを押しても消えないし、何だろうとマニュアルを調べると、10年点検ですとの説明書きとコールセンターの案内があり電話すると、「ホームページに説明と申し込み欄があります」と音声案内があり、そのまま待っているとオペレータが出て、かいつまんで言えば「10年点検が必要です」・・・「利用者が10年点検のブリンク点滅を止めめることはできません」と告げられて、言われたとおりに10年点検の作業と問題個所改修をしました。未だ、火災報知機の交換、屋内外排水管の洗浄は作業日程が6月にずれ込んでいます。時代の移り代わりの一つでしょうか。

 いつも5月の連休の頃は、鳴沢の山の家(富士山北麓標高1,127m)辺りは春の花が満開で、ふじざくら・やまぶき・・・やましゃく・はるりんどう・くまがいそう・・・の花を見るのを楽しみにしているのですが、ほとんど咲き終わっていました。でも少し残っている花に、晩春の花が咲き始めてました。天候は弱い雨模様で、北の三坂山塊は雨雲が切れており良く見えましたが、南の富士山は雨雲の中で薄暗くて全く見えませんでした。しっとり濡れた林道を、気ままに樹林帯の林道を植物観察ウオーキングして、温泉で温まり、お菓子・果物・・・食事をたらふ食べて、早く寝て、休養になりました。
 山の家廻りの林道・樹林(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 かえでの木の下に咲いた しろばなべにいちご(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 庭に咲いた たいむ(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 かえでの木の下に咲いた べにばないちやくそう(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 庭に咲き残った くまがいそう(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 庭に咲いた はないかだ(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 垣根に咲いた あずましゃくなげ(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 垣根に咲き残った やまぶき(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 庭に咲いた おおむらさき(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 

No16浅草堀切に行った

2024年05月20日 13時37分52秒 | 遠地ウオーキング
 (長文写真30枚です)前回のNo14竜王、前々回No13神保原に行ったが楽しかったのですが、堀切という河川防災手法の名がついた地域に興味がわき、天気が17日は快晴との予報で、続けて東京葛飾の荒川左岸の堀切周辺を歩くことを急遽計画して実行しました。ついでに、浅草の浅草寺(せんそうじ)辺りに行ったことが無かったので、今回の予定コースは墨田の東京メトロ銀座線の浅草駅から浅草寺・墨田川左岸・荒川左岸・堀切を周遊して、京成押上線の四ツ木駅まで周遊8.51Kmでした。
 移動 34.1km:58分 新百合ケ丘駅06:05→07:03浅草駅
 歩行 8.5Km:2時間30分+道草1時間 浅草駅→桜橋→千住汐入大橋→堀切橋→四ツ木駅
 移動 38.6km:71分 四ツ木駅11:21→12:32新百合ヶ丘駅
 当日の歩行実績は浅草駅から四ツ木駅まで地図に赤色破線付けした舗装道路と堤防・河原の歩道(台東・墨田・足立・葛飾各区の境界)を周遊11.64Km・1.9万歩・ハートポイント(強運動)30・時間4.3時間のインターバルウオーキングをしました。東京都心部なので、幹線道路・生活道路は交通量が多かったです。堤防・河原には遊歩道が整備され、休憩場所・公衆トイレが綺麗で多く設置されていました。早朝なので、ウオーキング・ランニング・サイクリング・・・をしている人達がそこそこいました。浅草の雷門・仲見世通・浅草寺・・・の人出は未だまばらで、報道で見る雑踏混雑状態ではありませんでした。コースがとうきょうスカイツリーの廻りを楕円周するようになっていたので、どこからも右方向に見えていました。天気は快晴で気象庁予報的中でした。今回は時間に余裕のある遠地ウオーキングで、楽しい一日でした。
 遠地ウオーキングエリア(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 浅草堀切周辺ウオーキング経路地図(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 浅草駅ホームと駅前(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 地下の浅草駅を降り、西口から地上に出るとビル街です。道路を渡り進むと右手に雷門が見えます。右に折れて北に進む真っすぐな道が雷門・仲見世商店街・浅草寺に続いています。
 ビル街 標高 5.1m(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 雷門(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 仲見世商店街・脇道(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 浅草寺 画像無しですが右側奥に五重塔(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 浅草寺への参拝を済ませ、東(右)に)に進むと隅田川沿いの隅田公園に出ます。初めて隅田川を見た印象は、思っていたよりも 川幅が広い・ 綺麗・・・でした。
 隅田公園 標高3.5m下流 東部鉄道伊勢崎線鉄橋と言問橋・上流 桜橋(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 隅田川の上流向かって隅田公園の川寄りの遊歩道を歩くと、チェックポイントの桜橋西端に着きます。桜橋はX型のめずらしい形の橋でした。南東側近くにとうきょうスカイツリーが大きく見えます。上流に白髭橋が見えます。
 桜橋 標高5.2m とうきょうスカイツリー・上流 白髭橋(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 どんどん進んで行くと、花見大会で有名な両国墨田川花火大会の絵看板が飾られています。
 下流・両国墨田川花火大会絵看板(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 道沿いに隅田公園を出て、快適な堤防上の路をどんどん進んで行くと、路の周りは山野草の緑と花が綺麗です。下流に振り返るととうきょうスカイツリーが最初に見えます。上流は左に廻り、対岸(左岸)に目をこらすと荒川の堀切との水路が見えます。
 堤防上の路 標高6.5m 下流・上流(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ) 
 
 
 路の廻りの山野草は初めて見る花ばかりで、外来種の山野草だと思います。
 堤防上の花 こがねしもつけ・かたばみやいぬのふぐり類似(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ) 
 
 
 路は墨田川から離れ道路は盛土段丘標高10.2m(車道とんねる2ヶ所あり)となり、歩く路標高6.5mも墨田川・水神大橋を少し離れています。川沿いの路標高1.9mもあります。景色の雰囲気は大袈裟ですが山梨信玄堤高石の雰囲気を感じました。路を進み、隅田川は大きく左に周り、千住汐入大橋が見えてきます。
 
 どんどん路を進むと大きい交差点に出て、左側がチエックポイントの千住汐入大橋西端標高7.3mです。橋を渡り先に進むと千住曙町交差点標高1.6mに出て、先に堀切橋が見えます。
 千住汐入大橋上流・千住曙町交差点(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ) 
 
 
 堀切橋は車道の標高は西側曙町側 -0.4mから荒川堤防8.5mに上がり橋となり、荒川・綾瀬川堤防8.8mから東側堀切町側 -1.2mに下る橋です。上流側に京成電鉄本線鉄橋があります。人・自転車が昇り降りするスロープ側道が設けられています。車道の下には子供公園などが設けられています。海抜0mを下回る地域の地理・活動・生活・・・を知り理解するのはたいへんなことです。
 (補) 国土地理院 測量法では、東京湾の平均海面を0mの基準面とし、基準面からの高さは標高とよびます。
   近隣の海面からの高さは海抜とよびます。
   日本水準原点は東京都千代田区永田町1丁目で、東京湾平均海面からの標高24.39mです。
 堀切橋標高8.8mの堀切寄り辺より荒川上流・下流(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ) 
 
 
 荒川橋を渡りきらずに途中の荒川と綾瀬川の間の分断堤防の道(車も通行)標高8.5mへ左に曲がり、荒川と綾瀬川の下流に進みます。左側が荒川、右側が綾瀬川です。首都高速の堀切ジャンクションの手前左に堀切町に渡る堀切小橋があり、渡ると近くに堀切菖蒲園があります。直進して堀切ジャンクションをくぐり進むと堀切菖蒲水門があり、説明パネルが置かれています。事前にインターネットで葛飾区堀切の地名の由来を調べた時には説明された名前の由来に納得しかねなかったのですが、説明パネルの説明を見て疑問が7割がた消えました。
 葛飾区堀切の地名の由来は?
 葛飾区情報「鎌倉時代の始め、葛飾一帯は葛西清重の領地で、御城蔵人正房が居を構え周囲に堀をめぐらせたために地名が起こりました。 応永5年(1398)「葛飾御厨(みくりや)注文」に載り、城下町として栄え、昭和7年には葛飾区堀切町となりました。 花菖蒲が6,000株といわれる堀切菖蒲園の花見客の便を計るため、明治35年に開設されました。約620年前の室町時代の資料にも出てくる古い地名です。 堀切という地名になった理由は、はっきりわかっていませんが、この土地を開発した領主の館に堀があったためという説があります。」
 京成電鉄情報「堀切がいろいろ謎な件は、駅前は土手の行き止まり、駅名は対岸の足立区の地名、もともとの駅の位置は荒川のなか、約620年前の室町時代の資料にも出てくる古い地名です。地名の由来は主に外敵の侵入防止のため城や集落の周囲に人工的に開削された溝(堀)の一種が堀切と呼ばれていました。」
 綾瀬川ほりきりこばし・堀切菖蒲水門説明パネル (クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ) 
 
 
 堀切ジャンクションをくぐり過ぎると見通しの良い堤防上の道を歩きます。道の右側に大きな荒川の看板があります。広い河原の先に四ツ木大橋が見えます。堤防上の道を歩いたり、河原に下りて路・草むら・グランドを歩きました。小さな規模の公衆トイレ・水飲み場が多く整備されています。
 荒川の看板・荒川の広い河原(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ) 
 
 
 河原にかるがも夫婦を見つけました。道のすぐ右側に流れのある小川があり、1羽が中に入り込み見えなくなりました。流れは狭い様子ですが、もしかしたら巣があり守っているのではと想像できるので、覗き込むのを躊躇しました。もう1羽は監視するように私を睨み続けていました。
 荒川河原のかるがも(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ) 
 
 四ツ木橋・新四ツ木橋、京成押上線鉄橋をくぐり、木下川橋西端に着きました。綾瀬川の少し上流右側の首都高速道路・京成押上線効果の下に四ツ木駅前標高 -0.4~-1.0mが見えます。木下川橋東端標高6.7mから四ツ木駅前標高 -0.4mは下り坂道で、四ツ木駅に着きました。駅は二階が事務所・改札・・・公衆トイレで三階がホームでした。予定の時間に電車に乗り、川崎の家に無事戻りました。
 木下川橋綾瀬川西端から上流(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)