NASAの冥王星無人探査機「ニューホライズンズ」が14日午後8時49分(日本時間)、人類史上初、冥王星に最接近したそうだ。冥王星までの距離は約1万2500kmという。最接近時の冥王星の画像は16日に届く予定で、冥王星や最大の衛星「カロン」のその他の観測データは、数か月から1年半ほどかけて地球に送信される見通しという。今後は冥王星の軌道の外側で、小天体の探査を続けるそうだ。●ニューホライズンズは2006年1月、米フロリダ州から打ち上げられ、9年半かけて地球から約48億km離れたそうだ。尚、冥王星は2006年の国際会議で惑星の定義の変更により「準惑星」となった。月より小さく、公転周期は248年。冥王星の直径は従来、2300kmと推定されていたが、今回、NASAが探査機の画像を詳しく分析した結果、実際の直径は2370kmであることが分かったそうだ。 ⇒ 7/15読売新聞、同夕刊
光の速度は毎秒約30万kmなので、48億km離れたニューホライズンズから電波が届くまでに、16000秒=約4.4時間かかる計算になる。
(関連:2013/7/3マイブログ)