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MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

より遅いのは

2009年09月07日 | 音楽用語

音楽用語は、イタリア語が中心なのですが
音楽辞典に載っている「イタリア語」の意味は
どうしても ごく一部だけ。
微妙なニュアンスの違いってわかりません
        
伊和辞典で意味を調べたりもするのですが
いまだ、どうなのだろう?と悩んでいるのが
largo(ラルゴ)lento(レント)

意味を調べると
ラルゴは英語のlargeやwideに通じるらしく
空間的広がりのある、ゆったりした」…となります。

一方レントは「物理的に遅い」slowの意味です。
日常的には「のろい・だらしない」等
マイナスイメージの遅さとして使われるらしい。

        
いつだったか、あるピアニストの方が
「イタリアでlargoは、のろのろしているというような
マイナスに感じるような意味には用いないので
『のろのろしている』と感じるような弾き方はしないのです」
とおっしゃっていたのですよね。

一方lentoは、遅い、のろいという意味があり
こちらは本当に遅く弾きます、と。

        
しかし また別の方は
洋服を試着してサイズが合わない(大きい)時、
ちょっと余裕がある、ややルーズなのをlento
逆にぶかぶか、ゆるゆる なのをlargoと表現するので
テンポとしてはlargoの方が遅いですよ、と。

どっち~

実質的なテンポは遅いけれど、のろいとは感じないのがlargo
largoより速いけれど、のろのろと感じるのがlento
って ことですか?

今度イタリアンを食べに行く事があれば
イタリアで修行したコックさんとかに
実際のところ、どうなのですか」と聞いてみたいのですが
いまだ果たせず・・・。

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