コードネームに始まって
コード進行や 機能の話をしているうちに
いつの間にやら二週間。
…う~ん、こんなに続くとは。
さてさて
昨日取り上げた ツー・ファイブですが
2度→5度→1度 の流れを
実際のコードで もう一度 見直してみると
D → G → C
C → F → B♭ (m7、7、M7は省略)
「→」部分に注目してください。
何か 気付きませんか?
常に 4度ずつ上行していますね。
これを つなげてしまうと
D →G →C →F →B♭
となります。
「ツー・ファイブ」をリンクさせながら
進んでいるようですね。
この様に、4度上のコードを取っていく進行を
「4度進行」といいます。
これを そのまま見事に使った例が
シャンソンの「枯葉」。
ジャズ・アレンジもありますね。
イ短調バージョンで、
実際の響きを お試しください。
ラシドファ~~ ソラシ ミ~~ ファソラ レ~~ ミファ♯ソ♯ ド~
Dm7→ G7→CM7→ FM7→Bm7‐5→E7 → Am
これまた、この部分だけを メロディー付きで
ホ短調・ロ短調…と移調して練習していくと、
コード進行の 良いトレーニングになります。
とりあえず、今回で 一応
コードネーム・シリーズ終了といたします。
お付き合いくださった皆様、
ありがとうございました♪