MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

ハングリー精神ゼロ

2009年10月27日 | 音楽教室

音楽教室にやってくる生徒さんには
保育関係の方が結構いらっしゃいます。

        
専門学校などに入学する直前くらいから
 あわててピアノを習いにくる人

既に保育士として働いているけれど
 実際に職場で働いてみて、力不足を感じ
 実践的な力をつけたいとやってくる人

どちらの場合も、必要にせまられていますから
一生懸命、レッスンに取り組んでくれますし
よほどでない限り、休むこともありません。

が、
今年になってから同僚のクラスにやってきた
「保育士」を目指しているという生徒さんは
様子が違うらしいのです

同僚の彼女いわく
練習を全くしないわけではないのだけど
 何だろう、「一生懸命さが無いのよね~

宿題として出した課題を
  「どうにか弾ける」くらいしか弾いてこない
  (練習しても弾けなかった、という感じではないらしい)

教えた事からすれば、もう少し先までできそうなのに
  課題として出した分以上は決してやってこない

『学祭があるから』とレッスンを休む
 (今の実力を考えると
  むしろ、学祭を休んでレッスンを進めた方が
  本人のためにはよろしいらしい)

保育士になる気がないのでは?と聞くと

その生徒さん、保育園の園長さんの娘さんらしいよ

なるほどね

        
今、うちのクラスで
保育士目指して必死にがんばっている子達が
将来こういう園長さんの下で働くのかと思うと
・・・・・。

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