吹奏楽部の生徒さんが
教室に入るなり
「クラブの練習が大変で
ピアノほとんど弾いていません
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はい、わかりました。
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前回は定期演奏会の練習で、遅くまで練習していましたが
今回は、海外から来日した金管クィンテット(五人組)
のメンバーと一緒に演奏会に出るのだそうです。
彼女はパーカッション担当なので
ティンパニやスネアドラム
シロフォン、グロッケンシュピールなど
とにかく『叩いて音を出す楽器』を演奏します。
今回は、ティンパニということですが
せっかくですから、楽譜を見せてもらいました。
・・・・・
こういう『決め』部分にくる楽器って
待ち時間が長いのですねー。
彼女にとって、打ち始めてしまいさえすれば、
演奏自体は難しくない。
自分の出番が来るまでの長い 長い待ち時間、
小節を数えるのが大変らしいのです。
なにしろパート譜ですから、スコアのように
全体の流れを追いながら出番を待つ
ということができなくて、ひたすら数える。
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旋律なり音が流れていれば、それを覚えてできますが
その待ち時間、鳴っているのはスネアドラムの連打だけ。
それは数えるしかないよねえ。
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もっとも
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という変化は、コツさえつかめば難しくありません。
ということで、この日のレッスンはコツを伝授して終了。
ピアノを弾くばかりがレッスンじゃないしね。
演奏会は来週の日曜日。
うまくいくことを祈ります
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