MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

パーカッションの悩み

2010年01月26日 | 音楽教室

吹奏楽部の生徒さんが
教室に入るなり
クラブの練習が大変で
 ピアノほとんど弾いていません

はい、わかりました。

        
前回は定期演奏会の練習で、遅くまで練習していましたが
今回は、海外から来日した金管クィンテット(五人組)
のメンバーと一緒に演奏会に出るのだそうです。

彼女はパーカッション担当なので
ティンパニやスネアドラム
シロフォン、グロッケンシュピールなど
とにかく『叩いて音を出す楽器』を演奏します。
今回は、ティンパニということですが
せっかくですから、楽譜を見せてもらいました。

・・・・・

こういう『決め』部分にくる楽器って
待ち時間が長いのですねー。
彼女にとって、打ち始めてしまいさえすれば、
演奏自体は難しくない。

自分の出番が来るまでの長い 長い待ち時間、
小節を数えるのが大変らしいのです。

なにしろパート譜ですから、スコアのように
全体の流れを追いながら出番を待つ
ということができなくて、ひたすら数える。
しかも、途中で6拍子・9拍子と変化する曲です。

旋律なり音が流れていれば、それを覚えてできますが
その待ち時間、鳴っているのはスネアドラムの連打だけ
それは数えるしかないよねえ。

もっとも
8分の6拍子 → 8分の9拍子
という変化は、コツさえつかめば難しくありません。

ということで、この日のレッスンはコツを伝授して終了。
ピアノを弾くばかりがレッスンじゃないしね。

演奏会は来週の日曜日。
うまくいくことを祈ります

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