さて、NotePadを何に使っているかといいますと
やはり「初見演奏の問題」で一番活躍しております。
問題集一覧に載っている問題では足りない場合もありますし
その生徒さんによって、苦手なパターンは様々。
市販楽譜のように、きれいに印刷された楽譜だと
試験と同じ緊張感が持てますし
「先生の音符が読みにくいからできない」
などと言われずに済みます。
10級~8級くらいのBコースの問題はシンプルなだけに、
ト音記号・ヘ音記号どちらの音も素早く読めるか
音の流れを、先を見ながら読み取っていけるか
拍子感を持って、流れを止めずに演奏できるか
この辺りが大切なポイントとなってきます。
ヘ音記号が苦手な生徒さんには
ヘ音記号だけの初見問題を作るとよいですし
流れにのって演奏できない生徒さんには
流れにのりながら先を読むために
ある程度予測しやすい曲を用意します。
こちらは、よく知った曲を利用した
初見力アップ用問題。
曲は「ぶんぶんぶん」を使いました。
これはト音記号ですがヘ音記号バージョンもあります。
これをおもむろに譜面台に置き
『先を見ながら、ノンストップで弾いてね~』
と、止まらずどんどん弾いてもらいます。
皆「ええ~」「うわっ」と奇声を上げつつ
素晴らしい集中力で演奏。
パターン4くらいになると
生徒さんは、もう必死です。
間違えても爆笑してしまうので
初見は苦手~難しい~
という悲壮感なくできるのがいいところ。