MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

ふるふる。

2007年10月07日 | 音楽教室
今回の発表会が初めて、という小さな男の子
発表会の曲を渡しました。
譜読みは ちゃんとできる子なので
今から始めれば、丁寧に弾きこんでいけるはずです。

唯一 彼の問題は、
『練習にムラがある』という事。

ぱっ と譜面を見た時に
すぐ「ああ、こういう曲だ。」とわかれば
練習する気が起こってきて、がんばってくれるのですが
実際難しくなくても、譜面が難しく見えると
“ できない。 ”
と投げてしまうのです。

この日、渡す楽譜を 彼に見せると
ふる ふる ふる(無理。)と首を振られてしまいました。

大丈夫、弾きやすくて楽しい曲だよ~
と弾いてみせたところ

(激しく)ふる ふる ふる ふる ふる ふる

あ、逆効果だったか。

実際、弾きやすく 覚えやすい曲だったのですよ?
きちんと演奏すれば、聴き栄えのする作品なので
誰に渡そうかなーと思っていた
とっておきの曲でしたのに。

さ~てこれから 誤解を解かなくちゃ。