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MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

内容と価格とのバランス

2010年05月25日 | Weblog

楽譜売り場に寄り道してきました。
秋の発表会用の楽譜物色です。

生徒さんの1人が気に入ったハイドンのソナタは
全音の『ソナタアルバム1巻』に入っていますが
スラーやスタッカートの指示に
生徒さん本人が納得いかないというので
原典版か、それに近いもの】で、なおかつ
生徒さんに購入してもらいやすい価格のもの
を見つけたいのです。

しかし、無い。

最初に目をつけていたのは
全音楽譜『原典版準拠 ソナタアルバム』ですが
なにしろ分厚くなって(解説もたっぷりですから)、重いし
価格も、ほぼ倍になっています

標準版(これまでのタイプ) →1260円
原典版準拠(新しい校訂)  →2835円

            
ハイドンだけのピアノソナタ集で探したら
原典版で、小分けになったお求め安い本があるかしら。
と 探してみましたが
ヘンレ版→全音に負けず劣らず分厚く、更に高価格
ウィーン原典版→小分けになっているけれど 
       それでも(新・ソナタアルバムより)高い

というわけで結局
全音の楽譜が内容を含め一番お買い得
ということがわかり
これを注文することにいたしました。
しかし、これを持ってレッスンに通っていたら
本当に筋力トレーニングになりそうです。

ちなみにその楽譜売り場のお会計カウンターに
いつぞや どこかで見かけたものが
関西ではついぞ見かけず、
ネットで買うしかないかと思っていましたが
これからは、ここで買えますね。

お寺にピアノ

2010年05月23日 | Weblog

そろそろ気分転換を兼ねて、ということで
京都へ行ってまいりました。

鴨川に合流する高野川に沿って北上する位置の
曼殊院・円光寺・詩仙堂。(修学院のある辺りから南です)

どこも新緑がきれいで
市内と違って静かでのどか。
秋にまた来たいな、と思わせる
とてもいいところでした。
            
それはさておき
お寺には、結構楽器があります。

木魚も「テンプル・ブロック」として
パーカッションの授業で叩いたものですが
学校でも叩いたことのないビッグサイズの木魚。
うわ~ どんな音がするのかしらー?叩いてみたいー
とつぶやいたら、同行の友人が
叩けば?

鐘とか太鼓とかお鈴
この辺りはお約束ですが

何故か円光寺のご本尊を祭っている部屋
 アップライトピアノが普通に置かれています。
まるで、仏壇を置いている部屋にピアノを置いている
一般家庭のお宅拝見みたいな雰囲気。
(仏壇置く部屋にピアノは置かないような気もしますが)

わりと古そうで、あまり見かけない感じのピアノ。
そおっと蓋を開いてメーカーを確認すると
   STEINRICH
という文字が入っていました。

スタインリッヒ?ドイツ語っぽい名前ですが。
でも、外国製という雰囲気でもないなあ。
            
気になって帰宅後調べてみましたら
[三葉楽器製作所]というところで作っている
つまり国産のピアノでした。

調べてみてわかったのですが
国産のピアノって、カワイやヤマハ以外に
結構いっぱいあるのですねえ。

京都って、何故かカフェとかレストランに
骨董品のようなピアノが置いてあるので
探すと結構いろんなメーカーのピアノに出会えそうです。

モーツァルト・ピアノソナタの楽譜

2010年05月16日 | Weblog

楽譜は、同じ作品でも
出版社によって微妙に違いがありまして

こだわらない生徒さんには全音や春秋などの
一般によく使われる出版社の楽譜
(校訂が気になる場合もありますが、解説が日本語だし
 価格が手頃で、製本もしっかりしている)

こだわって追究してほしい生徒さんには
原典版や、海外の出版社の楽譜をよく使います。

この作曲家ならこの版がいい〕というような
 楽譜にも、ある意味『流行』がありまして

ドイツもの(バッハとかモーツァルト)だったら
同じ原典版でもヘンレ版が見やすいなあとか
フランスものには、デュラン社が強いとか
ショパンの楽譜だと
以前はパデレフスキ版が1番人気でしたが、
今はエキエル編が人気上昇中(高いですけどね)。
              
最近、モーツァルトのソナタを弾きたいという生徒さんに
ヘンレ版は楽譜が見やすくて良いですよ、と
お勧めしたところですが

気が付くと
ウィーン原典版から、モーツァルトのピアノソナタ集
新訂版が出ているではないですか。
しまった、こっちを勧めてもよかったかも。

なにしろ、この生徒さん
楽譜を買ったら、楽譜部分のみならず
活字部分まで残さず読むタイプなので。
英語の解説しかなかったら
辞書片手に解読するくらいマニアックなのです。
(注:小学生です↑)

このウィーン原典版は、音楽之友社を通しているので
たぶん丁寧な日本語解説が付いているはず。

あ、私が研究用に購入して見せるという手もありますね。


晴天の行楽日和。

2010年05月09日 | Weblog

本日は、母の日です。

毎年、母の希望の品をプレゼントしているので、
今年も連休に入る前
何か、これが欲しいというものはありますか?
と聞いてみたところ
『カーネーション!』と答えられました。
           
その昔『現金!』と答えたことのある母にしては
まともというか、ひねりが無いというか
そもそも今さら何故カーネーション?
と大いに疑問でしたが

どうも、とある園芸家の方が育成した
新しい種のカーネーションらしく
丈が低くて花がびっしりつき
しかも母好みのピンク花であるという。
(母の趣味はガーデニングです)

これがインターネットの通販で、個数限定。
一鉢3800円というお値段は、
自分で買うには高いからー
という事でした。

まあ、気に入って育ててくれるなら、と
注文したのが先月末。

            
本日、私はピアノのレッスン(習う方)で
早朝から出かけていたのですが
帰ってきたら玄関に、宅急便の
「ご不在連絡表」がささっており
家には誰もいません。

どうやら、天気が良いので
かわいい孫(妹の子)と一緒に、
おおさか府民牧場へ行った模様。

仕方がないので
宅配の担当者の方に再配達していただき
ピアノを弾きながら、カーネーションと一緒に
母の帰りを待っております。




高槻ジャズストリート

2010年05月04日 | Weblog

連休中の地元のイベント
『高槻ジャズストリート』。

景気の悪さから、開催が難しいかと思いきや
今年も無事、開催されました。

昨日はハリー・アレンと熱帯ジャズ楽団が来ていました。
これが、入場無料なのですよね。
開演時間の2時間前で、既に行列~。

今年は、吹奏楽部に入っている生徒さんが参加するので
そちらの応援にも行ってきました。

こういう吹奏楽部の生徒さん達って
楽器をやったことのない子でも
2ヶ月くらいで初コンサートに出るのですよね。

先生も大変だ~
先輩も必死に教えるのだろうな~
と 舞台裏をいろいろ考えてしまいました。

ボストン2回目

2010年05月01日 | Weblog

昨日、久々のレッスン(ピアノ)でした。
以前使ったことがある
ヤマハとボストンのグランドが置いてあるレッスン室です。

どちらでも好きな方で弾いていいわよ
と言われ、しばし迷う。
            
前回『滅多に弾く機会も無いから』と使ったボストンは
調律直前の時期というコンディションの良くない状態で
ペンペンと三味線に似た響きがどうにも気になり
表情出しにくいな~と思いながらの演奏。

ボストンは音色を作りにくいと聞きますが
楽器のせいなのか
楽器のコンディションのせいなのか
(私の実力が足りなくて音が作れなかった?

ずっと気になっていたため
音を出してみてコンディションが前よりいいことを確認し
再びボストンでチャレンジです。

            

前回よりは、表情出せるかな

最初は重たい感じでしたが
弾いているうちに、軽々響かせられるようになり
一応、繊細なppも出せることがわかりました。

シューベルトは向いているわね、と
師匠もノリノリでしごいてくれまして

レッスンが終わって時計を見たら
2時間経っていました。
ああ、楽しいレッスンだった。

重量で考える

2010年04月28日 | Weblog

レッスンを目前に控えて
ふと、思ったのです。

持っていく曲の楽譜のって重量って
全部でどれだけになるのだろう。


            
日頃は、仕事先の音楽教室でも練習できるよう
弾きたい曲の楽譜」は全てコピーして持ち歩いています

つまり、必要最小限の重量で持ち歩いているわけですが
好きな曲をつまみ食いしているということは
それぞれの楽譜の出典はみなバラバラという事で。

しかし、レッスンにはちゃんと本で持っていくのです。

モーツァルトのピアノソナタ(2楽章だけ)
シューベルトのピアノソナタ(3・4楽章)
バッハの平均律1巻からプレリュードとフーガを一組
ここまでが全て重厚感あふれるヘンレ版の楽譜で、
合計およそ2kg。おお、意外と軽いわ。

ショパンの24のプレリュード(パデレフスキ版。軽め♪)
バッハ(フランス組曲の方。ヘンレ版で重い。)…

なんだかんだで

今弾いている曲を全て楽譜で持っていくと
軽く5kgは越えてしまうことが判明いたしました

うん
今回は2kgだけにしよう。

グリムズその後

2010年04月22日 | Weblog

今年1月23日にスタートしたgremz

登録してブログを更新していくと
パーツの『自分の木』が成長していき
大人の木になったら、実際に1本植樹される
というものですが

めでたく、1本目が大人の木になりました
(4月11日で成長完了)

『ピアノ』は木でできていますし
せめて何の木でも植林に協力できたらいいな
と思って参加したグリムズ。

画像の木は、人によって様々ですので
どんな面白い形の木になるかと楽しみにしていたら
育った木は、実に普通の姿でした。
植林されるのは、マンゴかな、ニレの木かな?

本日、新しい苗木が登場。
次は、もうちょっと面白い姿に育ってくれるといいなあ。

ささやかなお楽しみです。

久々にレッスン

2010年04月18日 | Weblog

このままでは怠けてしまう。

と、覚悟を決めて恩師(ピアノの)に電話。
レッスンのお願いです。

ぽち ぽち ぽち…(電話をプッシュしている音)
どきどきどきどき

トゥルルルルル…
~~~~♪(音楽)
“ただいま、留守にしております。
急ぎの用事は携帯電話かメールでお願いします。“


あああ 気合入れて電話したのに、空振り。

メールにしよう。(←呼び出し音を聞きながら待つのが辛い)

ご無沙汰しております。
 レッスンをお願いしたいのですが
 ○曜日、または祝日で
 先生のご都合のよろしい日はございますか。
 たまこ

久しぶりですね。
 ○日と△日と□日で、来られる日はありますか?
 恩師

○日と△日なら、どちらでも行けますので
 先生のご都合の良い方で伺います。
 よろしくお願いします。
 たまこ

では△日にしましょう。
 恩師

というわけで、久々にしごかれに
レッスンへ行ってまいります

おかげで、今日の練習 気合の入ること。


3周年

2010年04月17日 | Weblog

4月17日です。
ブログ(goo)を始めたのが3年前の今日。
(今回は開始日、忘れませんでした。)

始めた時は
まあ、何もコメントいただかなくても
3年はちゃんと続けよう。

という気持ちだったのですが
3年経ってしまいました。どうしよう。

考えてみれば音楽も、
『始めたからには続けよう』
ここまで来てしまった感が無いでもないです。

さて
今年の私のテーマは
『手を抜かないけど無理をしない』
『あれこれ手をのばし過ぎない』
(といっても、のばしてしまいそうですが)
と、脱力系の二本柱です。

うっかり毎日更新してしまっていましたが
こちらのブログも休み休み
のんびり行きたいと思います。
(↑不定期更新宣言)

3年目だというのに
ゆるゆるの目標でなんですが

これからもよろしくお願いいたします。