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MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

手から40cm先

2008年07月06日 | バイオリン
    

久々のバイオリンのレッスン。
変ロ・変ホ長調の音階を おさらいし
ハ長調とイ短調の2オクターブのスケールと
アルペジオ練習に入りました。
高音を弾く時、4の指(小指)が つりそうです。

前回のレッスンでは
特に、ポジションに指を伸ばす角度を注意され
『横から押さえるのではなく
斜めに指先をのばすようにして押さえるように』
と 言われていましたが、この方法だと
小指だけが他の指に比べて短い私の場合
指の長さの差が より一層広がって
『手のヨガ』状態になります。

それは さておき
 現在 一番苦戦していること。
【16分音符の速さで弾く スタッカート】です。
弓の根元で弾くと、力が入りすぎて 弾んでしまうし
言われた通り、弓の中央から先で弾こうとすると
コントロールが効きにくい…
なんといいますか、
『マジックハンドを使ってピアノを弾いている感じ
と言えば、わかっていただけます?
この もどかしさ。

もうちょっと弾く時間をつくらないと
ボーイングは 難しいです。


もう省略。

2008年06月14日 | バイオリン

バイオリンのレッスンは
変ホ長調の音階に入りました。
どこを押さえれば、何の音が鳴るのか
もうわかるには わかるのですが
それにしても

先生「来週は、変ホ長調のこれとこれとこれを
   弾いてきてください。ここ半音ね。」

説明 終わり。


えー。

あやとり

2008年06月02日 | バイオリン

姿勢と楽器の支え方を 意識しながら
バイオリンを弾くようになって
いきなり首が楽になりました。

今まで すごく力がかかっていたのだなあ。
ピアノと違って、そもそも左に傾いた姿勢で弾くのだから
良い姿勢で弾くのは無理 と 
思い込んでいたところがありましたが
やはり、肩当ての高さや 位置
あごを当てるポイントや角度
きちんと意識するだけで かなり違います。

レッスンに行ってみると 先生から
「あ、力が だいぶ抜けるようになりましたね。」
と 言われました。

さて、今回のレッスンでは
左手の弦の押さえ方に ポイントを置かれました。
弦を一本押さえる時でも、二本押さえる時でも
指は 決して寝かせてしまわないように。
指は、ピアノの鍵盤を弾く時より 
もう少しだけ先の部分で押さえる感じです。

ですが先生
指を立てると、押さえられるポイントは狭くなり
2本の弦を押さえようとしても
弦と弦の間で どっちつかずになりそうです。
なのに、A線を越えて D線だけ押さえようとすると
A線も触ってしまうのは何故でしょう。
(バイオリンの弦は低い方から
 G・D・A・E線と並んでいます)

A線の 高音を押さえつつE線の低音を押さえたり
A線の高音を動きつつD線の低音と行き来したり
左手の指の動きは さながら あやとり。

ひとつ問題をクリアすると また次の問題が。
先は まだまだ長いです。

ヨガとバイオリン

2008年05月27日 | バイオリン

前回のレッスンでも
ボーイングの際 力が抜けきらなくて
微妙に軋んだり、ヴィブラート音になったりしていたので
『脱力して演奏するには どうしたらいいか
に 的をしぼって練習してみました。

鏡を見て、肩が上ってしまっていないか
指やひじに 余分な力が入っていないか
チェックしながら弾く分には すぐ直せるのですが
曲を弾き始めると 
運指や ボーイングのアップダウンに気をとられて
いつの間にか力が入りはじめています。

気分転換に 図書館へ出かけてみますと
たまたま返却棚に、『バイオリン~』と
バイオリンに関係するらしい題名の本を見つけたので
手に取ってみました。

・・・・・
なんだか 
ヨガのポーズをしてバイオリンを構えている人が
写っているのですが。

初めの方から 読んでみますと
バイオリンをよく鳴らすためには
最小限の力で きちんとバイオリンを支えること
と あります。

つまり、いろんな格好で弾いてみることで
きちんとポイントを押さえて支えていれば、
バイオリンを支える力は そんなに必要ない
という事を 証明する写真だったわけですね。

さすがにヨガはしませんでしたが
(いきなりそんな事をしたら バイオリンを落としそうです)
バイオリンを支える部分や あごの置き方に注意して
肩を後ろに引いて 胸を開き
姿勢をよくするように意識して弾いてみると
力が抜けやすいことが わかりました。なるほどね。

今度『立ち木のポーズ』で 弾いてみようかな。

ルガーノ再び

2008年05月23日 | バイオリン

昨年聴きにいった、ルガーノ・カルテットのコンサート。
会場は、滋賀県大津市のフィガロ・ホールで
電車を乗り継ぎ 乗り継ぎ、出かけていったものです。
演奏も素晴らしかったし、何より
ホールの音響が 素晴らしい。

そのコンサートが 終わった時
ルガーノ・カルテットのメンバーが
フィガロ・ホールの響きを大変気に入って
来年も来てくれる という話が決まったくらいです。

というわけで、
ホールのHPをチェックしたところ
もう、日程が決まっていました。
今年は、フルートの加わったアンサンブルもある模様。

チェロの友人と『絶対 聴きにいこうね』と
早速 チケット予約しました。

ちなみに、前回行った時
地図を持っていても わかりにくい場所にあったため
あやうくコンサートに遅れるところでしたが
今年 HPを見たところ
写真付きの 実に丁寧な道案内が載っていました。

恐らく 私同様、ホールを探してさ迷うお客様が
多かったのだと思われます。


励ましあい。

2008年05月19日 | バイオリン
バイオリンのレッスンを
グループから個人へ変更してからというもの
自分が 進歩しているのか も一つなのか
比較対象が無いため よくわからないのですが
とりあえず 
目の前の課題を 自分なりにこなしていく毎日です。

同じくチェロで個人レッスンを受けている友人に
16分音符の移弦が大変で、なかなかきれいに響かない
結局ボーイングが 一番難しい
と 打ち明けると
『わかります。すっごくわかります。

彼女も私も、弦楽器を始めて1年半、
曲として、音楽として完成させたいけれど
なかなか そこまで弾きこむ時間が取れないとか
似たような悩みを抱えているので
それでも 頑張って続けている互いの存在が
励みになっています。

『いつかは2人でアンサンブルを。
  ピアノとフルートには逃げないようにしよう』
 (↑ それぞれの得意楽器)

 が 合言葉。

バイオリンならでは

2008年05月11日 | バイオリン

2週間ぶりの バイオリンレッスン。

前回 不完全燃焼だったワルツが 仕上がりました。
重音を弾くのにも だいぶ慣れて、
落ち着いて、無駄な力を抜くように意識すれば
きちんと 安定して響かせられるようになっています。

重音を練習すると、2本の弦に 弓が乗らないといけないため
ボーイングの角度に とても気をつかいます。
結果、1弦だけ弾く時でも 角度が安定して
弓がひっかかったり、軋んだり
(かけてもいないヴィヴラートがかかったり
することが減りました。
…そういえば、チェロを習っている友人も
ボーイングの矯正に、2弦を同時に弾く練習をさせられた
と 話していましたっけ。

目下、気をつけなければならない課題は
移弦する時に 指を離すタイミング。
どうも 前の弦を離すタイミングが早すぎるらしく
ポーン と 余計な音が鳴ってしまうのです。

『音価が終わったら 鍵盤を離す』のが当たり前のピアノ。
指を離しても 音が鳴る
というか、「離した勢いで 音が鳴る」という現象に
どうにも まだ慣れません・・・

カムバック、成長期

2008年04月27日 | バイオリン

連休前、最後の バイオリンレッスン。

課題は
変ロ長調の音階とアルペジオ
連続する3度の跳躍・6度の跳躍の練習
小曲を2曲です。

一応、全部見ていったものの
前回のレッスンから 一週間しか無かったので
ピッチがちょっと甘い。音も不安定。
テンポも、移弦があると 少し走る。
と 自分でもわかる 問題だらけ。

わかっているので、先生から
「次回、もう一度 聴かせてくださいね。」
と 言われて、正直 ほっとしました。
よかった。
このままで 終わらなくて。

とはいえ、2年目ともなると
進歩したところも 少しはありまして
左手の運指が かなり楽になりました。
もう、弦を押さえて 指が痛いという事は無く
考えるより先に、押さえるべき場所へ指が動きます。
後は、正確な位置を 覚えていくだけ。

ピアノの鍵盤一つの横幅は 指一本より広いですが
バイオリンで、指の幅半分もずれたら
とんでもない 狂った音が出ます。
自分の指の どれが長くて どれが短いか
どこの指がよく広がり、どこが開かないか
が、よ~くわかります。

あと5ミリ、小指が長くならないものか。
と 考えてしまう毎日。

バイオリン2年目。

2008年04月22日 | バイオリン

新年度のバイオリンレッスン 1回目。
(結局 レッスン時間は早くなりました)

昨年度の レッスンでは
曲を どんどん弾かせるだけで
あまり 細かい注意をされなかった先生も
今回からは、少し細かい注意を されるようになりました。

例えば
弓を置く位置・角度
ボーイングの 速さ・止め方
強弱(今までより、更に指示が細かくなりました)
弦を押さえる左手の指の 運指・角度・フォーム
など 基礎的なことから

フレーズを弾く時の 最後の音
変奏曲を弾く時の、主題部分と装飾部分の弾き分け
4の指(バイオリンでは小指)の運指のコツ など。

重音を弾く曲が あるため
今までのように ピッチが合っているだけではなく
左手の 指の移動や角度・フォームが
本当に 大事になってきました。

ピアノでも、手のフォームが悪いと
難しい部分を 音楽的に弾くことはできませんし
音楽的な注意は、言われてみれば
ピアノの演奏にだって 共通する事ですから
自分で気付かなければいけないことだったなーと反省。

ただ弾くだけでは だめですね、本当に。

今回の宿題は
音階・アルペジオなど 基礎テクニック中心。

丁寧に、丁寧に。

うひゃ~

2008年04月17日 | バイオリン
先日の、バイオリン教室の事務所からの電話は
留守電の記録を見ると、どうやら レッスン真最中の
夕方5時頃にかかってきていたようです。

電話があった事に気付いたのは
レッスン終了後の8時過ぎだったため
もう事務所は閉まっているだろうと
かけ直さずにいたら
後日、今度は 担当の先生から
お電話を いただきました。

それもまた、レッスンをしている最中でして

私の携帯電話の マナーモードは
レッスンの邪魔にならないよう、
受信通知音も、バイブ通知も無いように設定しています。
従って、視界に入る場所に 置いていない限り
電話の受信には 気付かないはずなのですが

『もしもし?バイオリンの○○です』


仕事用の バッグの中から 担当の先生の声が。
…そうか、留守電機能だと 向こうの声が聞こえるんだ。
――なんて 感心している場合ではなく
先生、声が大きいです。
先日 事務所からかかってきた電話は
携帯電話が 私のすぐ傍にあったにも関わらず
全く 気付かなかったというのに
2メートル離れた場所に置いてあるバッグの中から
一言一句、全部はっきり 聴き取れます。

ピアノの生徒さんも、目を丸くして
何事が起こったの?という顔を しているよ・・・

『後ほど お電話をいただけますか?よろしくお願いします』


先生から もう一度かかってくる前に
こちらから あわててかけ直したことは
言うまでもありません。