しなしなの記録

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島根県松江市では、さまざまな歴史や産業、文化を知りました。松江の街を歩き回り、街を堪能しました

2016-09-13 21:44:19 | Weblog

 8月7日(日)は、松江城や小泉八雲記念館、小泉八雲旧居だけでなく、街をあちこち歩き回りました。そして、さまざまな歴史や産業、文化を知りました。


 まず、街の中に「鼕」と書かれた倉庫のようなものがあるのに気が付きました。

 

 

 祭りに使う山車が「鼕」のようです。
 松江鼕行列は、毎年、10月の第3日曜日に行われます。今年は10月16日です。松江神社の例大祭に合わせ、松江の開府を祝う祭りだそうです。10月1日(土)には、鼕まつりが行われます。


 「これは、歴史のあるビルだな。横書きを右から左に読むぞ。」と思ったのが、下の写真の出雲ビルです。

 

 1925年(大正15年)に建てられたビルだそうです。松江に建設された、最初の鉄筋コンクリートのビルです。


 松江大橋は、17代目だそうです。

 

 橋長は134mです。いまでは使われないゲルバー桁の鋼橋です。その松江大橋の袂に深田技師殉難記念碑が有りました。

 

 深田技師は、1936年(昭和11年)9月12日、ケーソンでの作業中に事故で命を落としました。30歳だったそうです。橋は1937年(昭和12年)に完成しています。


 「松江市特産来待石」と書かれたものが有りました。

 

 1400万年前に形成された凝灰質砂岩だそうです。石材として使用されます。有名な出雲石灯篭の材料だそうです。松江藩主は御止石として、藩外への持ち出しを禁止したほどの石材です。


 また、石の話題です。松江の街を歩いていて、「めのう」という石の専門店を2つも見つけました。
 古代の装身具であった勾玉や菅玉はその多くが「出雲青めのう」で造られているそうです。
 ㈲川島は、1877年(明治10年)創業だそうです。

 

 こちらの野津めのう店は、松江本店のほか、出雲大社店も有ります。

 

 松江といえば、宍道湖です。

 

 その宍道湖に面して、宍道湖しじみ館が有ります。行ってみました。壁に貼られていたのは、しじみ料理です。

 

 味噌汁やすまし汁は一般的です。でも、しじみのスパゲティ、しじみのピラフ、しじみご飯はどんな味なのでしょう。


 「出雲国風土記登場地」との碑が立っています。

 

 出雲国風土記では、宍道湖は「入海」、嫁ケ島は「蚊島」と呼ばれているとのことです。嫁ヶ島「蚊島」は、下の写真の島なのでしょうか。

 


 最後は、日本酒の話題にします。松江市内には、酒造を営む蔵が多く有るのは、前に行ったときに気づいています。宍道湖近くに、「国暉」「湖上の鶴」と書かれた煙突や蔵が見えます。トップの写真です。

 国暉酒造㈱です。1874年(明治7年)に酒造業を始めたそうです。出雲杜氏が酒を仕込みます。下の写真の店舗は1808年(文化5年)に建築されたもののようです。

 
コメント
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