
3月9日(日)に訪れた熊本城、この日は重要文化財の宇土櫓の復元工事が公開されていました。


宇土櫓は、小西行長が築城した宇土城の天守を加藤清正が移築したものだそうです。


「鯱にも「阿形」と「吽形」があるんだ。」と思いました。下の写真です。


歴史を感じる部材が露出しています。

西大手門と元太鼓櫓は撤去されていました。地震で受けた被害が分かる写真が掲示されていました。

西大手門と元太鼓櫓は、1871年(明治4年)に取り壊されたものを、1981年(昭和56年)に木造で復元したそうです。しかし、1999年(平成11年)の
台風で倒壊し、2003年(平成15年)に木造で再復元させました。それが、熊本地震で甚大な被害を受けてしまいました。

空堀と水堀です。

羊申櫓も被害受けました。トップの写真です。櫓より後ろの石垣が崩れたので、モルタル吹き付けがなされたようです。
羊申櫓は明治になって取り壊されたものを2003年(平成15年)に木造で復元したものだそうです。

熊本地震直後の映像で、衝撃的だったのが飯田丸五階櫓でした。石垣が崩れ落ち、角石だけで櫓を支えている映像です。


飯田丸五階櫓は、明治になり、取り壊されたものを2005年(平成17年)に木造で復元したものでした。今は櫓も石垣のいったん撤去されていました。
最後に加藤清正公の像です。


築城以来、最大規模の地震を加藤清正公はどう思っているのでしょうか。
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