しなしなの記録

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島根県松江市では、千鳥城とも呼ばれる美しい松江城を見ました。昨年の7月8日に国宝に認定された城です

2016-09-03 08:21:40 | Weblog

 8月7日(日)、私は、島根県松江市に行きました。そして、松江城を見るため、松江駅から歩いて城へ向かいました。

 城の堀が見え、櫓が見えます。

 

 南東を監視するための二層の南櫓と中櫓です。2001年(平成13年)に復元されたものだそうです。

 入口にはこの築城した堀尾吉晴公の像が有りました。松江出身の彫刻家、西村文男氏の作品です。

 

 棒状の物は、ボランティアの方が貸してくれ、像と同じポーズが取れます。


 さらに進むと太鼓櫓が見えてきました。この櫓も南櫓、中櫓とともに復元されたものです。

 


 松江城の天守閣が見えてきました。美しいと思います。トップと下の写真です。

 

 天守閣の正面に入母屋破風の三角形の屋根が広がっています。そこに華頭窓という寺院のような窓が着いています。千鳥が羽を広げたような姿であることから、「千鳥城」と呼ばれるそうです。

 天守閣には、正面の付櫓から入ります。

 

 入ると、そこは地下1階です。戦時に、食料の備蓄庫として使うことを想定して造られたそうです。ここには、井戸も用意されています。

 しゃちほこが展示されていました。

 

 このしゃちほこは、高さが2.08mの木製だそうです。日本で現存する木製のしゃちほこでは最大のものだそうです。

 松江城は2015年7月8日に国宝となりましたが、国宝指定の決め手となったのが、祈祷札の存在でした。

 

 松江城は1611年(慶長16年)の築城であると言われていましたが、その証拠となる祈祷札が1937年(昭和12年)7月以来、行方不明になっていました。ところが、2012年(平成24年)5月に松江城二之丸の松江神社で、祈祷札が見つかり、1611年(慶長16年)に築城されたことが証明され、国宝指定になったのだそうです。


 急な階段を登って、天守閣の最上階を目指します。この天守閣は5層、6階だそうです。途中に様々な展示が有ります。
 真田幸村が松平直政に送った軍扇が有りました。

 

 14歳で大阪冬の陣に出陣した松平直政の武勇を讃えて、真田幸村が投げ与えたとのことです。


 天守閣の最上階に着きました。

 

 眺めは最高です。宍道湖が見えます。

 


 城の柱や梁、そして石垣は技術であり、美であると思います。

 

 

 松江城は、築城に5年かかったそうですが、そのうち3年は石垣にかかったそうです。大津市坂本穴太の穴太(あのう)衆という石垣築城集団が築いたそうです。


 帰りには、側面から松江城を眺めました。

 


 城の堀には、現在、堀川観光船が運行されています。堀から眺める松江城も面白いかもしれません。

 
 

 
コメント
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