一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

神風特攻隊員の碑

2006年10月17日 | 写真館・その他
境内にあるこの碑には、第二次神風特攻隊至誠隊隊長として戦死された中尉(行年24歳…戦死して少佐に特進)の辞世の句が刻まれています。

いざさらば吾の身散るとも我が心
  堅く護らん皇孫の國

実はこの句を遺して逝かれたのは先代の末弟です。

この寺に来た当初は、境内に私的なモニュメントがあることに違和感を覚えておりました。

ですが、今はそんなわだかまりもありません。

国の行く末を案じて自らの命を差し出した若者がいたということ。

彼らの犠牲の上に今日の日本があり、私たちの暮らしがあるということ。

これらを思い出すためにも意義の深い碑だと思っています。

神風院殿至誠明道大居士

先代に代わって毎日お戒名を唱えています。


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18 コメント

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神風 (イッツカー)
2006-10-17 11:24:02
終戦記念日の前にもレスしたけど、過去の大戦における是非はそれぞれの立場からの考えもあるだろうが、純粋に自我を越え国の為に生き、死んでいった先祖に対し、敬意を払いたいと思う。

今の自分・国・平和がある事に感謝して。



靖国問題についても自分なりにいろいろ考えてみたが、これだという1つの答えには至らなかった。

小泉さんが「心の問題」と言っていたが、確かに外交とは本来結びつける問題では無い気がするが、政治家(まして首相ともなれば)は国民の顔なので「個人の思想」では留まらない影響力があるので、難しい問題だ。

一個人として小泉さんが靖国参拝した事は誰もとがめる事は出来ないと思うが、個人の思想として行くのであれば公用車を使わず、タクシーで行ってSPも自腹で雇って行くくらい明確にしてれば、論理として成り立つ様な気がしたが、その辺りが非常に曖昧だったので批判する側の気持ちも判る気がする。



近頃、北朝鮮が不穏な動きをしているが、唯一の被爆国である日本は、過去の反省と非核三原則の理念を堂々と国際社会に向けアピールし、リードしていってもらいたいと思う。

官房長官だった頃の歯切れの良さが今の安部さんに少し足りない様な気がしないでもないが、これからの外交に期待したい。

返信する
こんな身近なところに。。 (あり)
2006-10-17 15:08:02
りょうさん、こんにちは☆



24歳。。。若いですね。。



辞世の句、心を打ちますわ。

それにしても昔の24歳って「大人」って思いません?写真をみても、皆きりっとしていますし。。



辞世の句って、私、昔からひとかたなぬ興味がありまして。(人となりがでますでしょ?やはり、最後だけに・・・なので)



この前、特攻隊の発案者で、終戦と同時に自決された、大西瀧二郎中将(確か、大将ではなかった筈)の辞世の句、スカパーで見て感動したんですね。私。。

ここで、その句を書きたいところなのですが、情けないことに忘れてしまって(汗)。。(感動したなら覚えていよ!と己に突っ込み入れたいところですが(苦笑)・・・)いやですわあ

ただ、散り行く『花』とその残り香に、特攻隊の美学?を重ね合わせた、とても、とても感動的で詩情溢れる句でしたわ。特攻隊に対しての、賛否は別にして、彼らの心意気は、純粋で私利私欲ではないだけに、泣けてきますし、りょうさん仰る通り、「彼らの犠牲の上に今日の日本がある」こと、忘れたくないと思いました。



りょうさん、毎日、お戒名唱えておいでなのですね!お偉いですわ(って、偉そうですが)

その方独身で亡くなられたのでは?と思いますので、どうぞ、これからも、ご供養続けて差し上げて下さいましね☆



PS.ブレア首相って労働者階級だったんですね!メジャー前首相もそうですよね。

私、メジャーさんて好きでした
返信する
イッツカーさん☆ (あり)
2006-10-17 15:12:30
こんにちは☆



イッツカーさんもO型なの?

それと、カバラ、面白いですので、イッカーさんも是非、お試しあれ☆
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O型っす! (イッツカー)
2006-10-17 16:57:23
ありさんへ

興味のある事はとことん追求しないと気が済まないけど、興味の無い事には200%無関心のO型です(笑)



ところで「カバラ」って何?
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おじゃまします♪ (acqua)
2006-10-17 17:43:47
カバラって数秘術のカバラでしょうか?

私は去年『真冬の嵐』でした(^^ゞ



靖国問題は複雑ですね。

アメリカのジャーナリストは国内の追悼に関して干渉すべきではないという意見を述べられていましたが、私は向かい風を靖国が一身に受けてくれているように思えてなりません。

千鳥が淵が国営なのですから、公式な追悼行事はこちらにしたらどうかという意見もあるようですが、なかなか難しい様子ですね。

私の父は病を得て送還され今もこの世にありますが、同期の方は空軍で、何名かは海に散ったそうです。出征の折タスキ掛けにした、寄せ書きの日の丸は実に重たかった。



毎年カトリック教会は平和旬間を設け千鳥が淵で追悼ミサを捧げています。難しいことはわかりませんが、若くして国のためにと捧げられたいのちの前に、戦争を否定し恒久平和が守られるよう祈るしかできません。沖縄の平和祈念公園を訪れた時も旨が押しつぶされそうでした。私たち一人ひとりが常に意識に置くべきことと思います。



しかし、仮に靖国参拝をやめても、別ななにかでバッシングは続くのだろうと思ってしまうのですが...。





ところでありさん

○急百貨店のオンラインショップで例のブツ(笑)

お取扱いしてるそうですよ。
返信する
イッツカーさん☆acquaさん☆ (あり)
2006-10-17 20:07:15
こんばんは☆



そうです!カバラ数秘術、占いですわ☆



http://www.qabalah.jp/

ここです!!



イッツカーさんもacquaさんも、、かなり詳しく、専門的に占え

ますので、お試しくださいな☆



バター、早速、注文してみますね♪

お味の感想お知らせ致します(笑)
返信する
みなさん、コメントありがとうございます (りょう)
2006-10-17 22:56:31
>イッツカー



慎重に公平な視点から物事を考えようというイッツカーの姿勢が伺えるね。

俺はどちらかと言うと感情論に走りがちなんで、気をつけなきゃと思う。。。



>純粋に自我を越え国の為に生き、死んでいった先祖に対し、敬意を払いたい



同感です。

彼らの死は無駄死にではないし、無駄死ににしてはいけないと思う。

後世の人がそれをどういうふうに捉えるかによって、彼らの死の価値が決まるんではないかと思います。



小泉さんの靖国参詣については、俺もいろいろ考えたんだけど、なかなか答えがまとまらなくて・・・。

ただ、中国や韓国の靖国参詣反対は、外交を有利に進めるためのカードのひとつとして利用されているんじゃないかという気もします。

また、彼らのアイデンティティとしての国家イデオロギーを保つためには、あくまで反日帝を貫かないとマズイわけで・・・靖国参詣に反対しないわけにはいかないということもあるんじゃないかな。

俺としては、靖国参拝は公人としても私人としても行って然るべきという考え。

あの当時、戦死しても靖国に未来永劫祀られることを、心のひとつの拠りどころとして亡くなった方もいただろうし。

A級戦犯についても、極悪人という安直なイメージが付き纏いがちだけど、きちんと学べば分かること。これ以上、立ち入るのは控えますが・・・。

ただ、アジアの人々の中には、あの戦争で非常に苦しんだ方々もいるだろうし、そういう方たちの心情を考えると慎重にならざるを得ないとは思います。



>唯一の被爆国である日本は、過去の反省と非核三原則の理念を堂々と国際社会に向けアピールし、リードしていってもらいたいと思う。

まさにその通りだと思う。

世界に二度とあの悲劇を繰り返さないために。







>ありさん



ありさん、こんばんは。

確かに当時の若者の顔は、現代の若者の顔つきと異なるように思います。

あえて一般化すれば、凛として精悍であると同時に、人間的な深みを感じるような・・・

だって24歳ですよ・・・。よくもまあ・・・。胸が一杯になりますね。

目下、大西中将のことを書いた、『特攻とは何か』という本を読みかけです(まだはじめの方ですが)。見事に自刃されましたね・・・。辞世の句は、ちょっと確認できませんでしたが。亡くなった青年への思いを綴った文章には心を打たれました。犬死させたと言う批判を浴びせる向きもあるでしょうが、しっかり学べば、その行動の裏にどんな思いが潜んでいたかと言うことが分かります。



お戒名はほぼ毎日読んでます。

南無という言葉を頭につけて。

そうです。独身で亡くなりました・・・。

特攻について、賛美する気はありません。

ですが、悲劇ではあっても、私たちが彼らの死を名誉の戦死と称えてあげなければ、彼らは浮かばれないですよね・・・。これからもお戒名は唱え続けるつもりです。



あ、ブレア首相、ウィキで一応確認したら中産階級出身でした・・・。ガセネタ流しちゃってすみません・・・どっかの評論家が言ってたと思ったんですが・・・。ガックリ・・・



ありさん、カバラのリンクありがとうございます♪

あとでやってみますね。





>acquaさん



こんばんは。



靖国問題は複雑ですね・・・

私も自分の中で、答えが出ていません・・・

千鳥が淵の参詣は、確かに無難なような気もしますね。

戦争体験者が、どんどんいなくなってしまう・・・。

あの悲劇を体験した人は時代とともに、少なくなりますね。

ですが、私たちでも語り継ぐことはできるわけですね。

彼らの死に報いるためにも、反戦・平和を貫いていきたいですね。

>仮に靖国参拝をやめても、別ななにかでバッシングは続くのだろうと思ってしまうのですが...

まったく同感です。

要するに弱みを握りたいという所が多々あるのでしょう。靖国参詣だって、朝日新聞が大々的に取り上げてから、外交問題化したと聞いています。

朝日新聞、大嫌いなんですが、なぜかうちは朝日です・・・汗











返信する
ムー・acquaさん・ありさんへ (イッツカー)
2006-10-18 09:53:56
ムー、acquaさんへ

一応公共の場なんで柔らかい書き方したけど、俺もムーやacquaさんとほぼ同感。

別に右左は関係なく参拝したい人はすればいいし、したくない人はしなければいい、それだけの事で本来お互いが干渉するべき問題じゃないはずだと思う。



中曽根さんの参拝をきっかけに過剰に問題視されるようになったけど、始めは諸外国じゃなくて国内の左思想が右や保守への中傷を目的にした政治的戦略だったと何かの本に書いてあった。



A級戦犯についてもムーと多分近い認識。与えられた地位や権限の枠が大きかったので判断責任というものはあっても、戦争犯罪者と呼ぶのは不適切だと思う。

まぁ実際、国内において現在は戦争犯罪者としていないんだけど、それが正しいと思う。



選挙前、麻生さんが宗教法人じゃない新しい追悼施設を作ればいいという持論を語っていたが、俺は「そういう問題じゃないんじゃないかね?」って思った。

外交や政治的問題の回避という面では有効かもしれないけど参詣ってそういうもんじゃないしねぇ。

気持ちが大事なんで場所は関係無いとも言えるんだけど、「靖国で逢おう」と散っていった人達を思うとやっぱり靖国に魂は集ってるんじゃないかなって思う。



もっといっぱい語りたいんだけど続きは酒でも飲みながらやりたいね。

昔みたいに朝まで討論(笑)



ありさんへ

カバラやってみました。自分じゃ認めたくないけど当たってる欠点が的中しててムカッとした(笑)

昔りょうはタロット占いに凝ってた時期があって胡散臭い占いをやたら皆にやりたがってたこともあったよ。りょうは忘れてとぼけるかもしんないけど(笑)

前に書いた犬の話でのオナラもりょうはとぼけてたけど、本当だよ!たぶん一緒にいたタコオショウ(幼馴染)も覚えてると思うよ。

返信する
犬の○☆▲? (acqua)
2006-10-18 11:23:16
イッツカーさんもお熱いですね。

でも、靖国や戦犯に関しては私も同じ考えです。天皇の存在が要になっているとも思いますが、当時の方々の責任だからと、今に生きる私達が無関心でいることのほうが責任が重い気がします。



blogではあまり意見できませんね。炎上したら大変、別な機会にいたしましょう。



で、犬のお話って?

返信する
犬の話 (イッツカー)
2006-10-18 12:46:06
10/3のレスへGO!

ってくだらない話だけど…(汗)
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