天童寺の蔵経楼内部。
一切経が収められていると思われます。
寧波ガイドの陳さんがかなりブロークンな日本語で・・・しかし熱をもって語っていたのが印象的です。
「文化大革命の中、天童寺のお坊さんたち、信者の人たちが、天童寺の大事な仏像、お経を命がけで守りました!」と・・・。
中には壁にそうした寺宝を塗りこめて、その壁に「毛首席万歳」「共産党万歳」というスローガンを書いてカモフラージュしたそうです。
そうした行いが仮に発覚したときには、相当のリスクを背負わざるを得なかったでしょう。
命の保障だってないわけですから、彼の言っていることは決して大袈裟ではありません。
勇気ある人々も確かにいたという事実。
彼らの命がけの行動を思うと、胸は熱くならざるを得ませんでした。
そこに私は人間の「無限の可能性」を見るのです。
それは、フランクルの話に感動するのと共通しています。
私が文革の話に惹かれるのは、暗黒の世界の中に輝く小さな光を見出したいからかも知れません。
想像を絶するような絶望的な状況下にあっても、人は希望を失わないで生き抜く可能性があるということ。
生命力の充溢した中国人にはそうした話が、たくさん転がっているように思われます。
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寧波ガイドの陳さんがかなりブロークンな日本語で・・・しかし熱をもって語っていたのが印象的です。
「文化大革命の中、天童寺のお坊さんたち、信者の人たちが、天童寺の大事な仏像、お経を命がけで守りました!」と・・・。
中には壁にそうした寺宝を塗りこめて、その壁に「毛首席万歳」「共産党万歳」というスローガンを書いてカモフラージュしたそうです。
そうした行いが仮に発覚したときには、相当のリスクを背負わざるを得なかったでしょう。
命の保障だってないわけですから、彼の言っていることは決して大袈裟ではありません。
勇気ある人々も確かにいたという事実。
彼らの命がけの行動を思うと、胸は熱くならざるを得ませんでした。
そこに私は人間の「無限の可能性」を見るのです。
それは、フランクルの話に感動するのと共通しています。
私が文革の話に惹かれるのは、暗黒の世界の中に輝く小さな光を見出したいからかも知れません。
想像を絶するような絶望的な状況下にあっても、人は希望を失わないで生き抜く可能性があるということ。
生命力の充溢した中国人にはそうした話が、たくさん転がっているように思われます。
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拙僧がここに行った時には、お寺の人(俗人)がいらっしゃって、激しく色々と御説明いただいたのですが、当然に中国語なので理解できず、とっても大変だった記憶があります。その経蔵の主に捕まったおかげで、帰る直前まで拘束されていました。その方はおられなかったんですね・・・
あ、tenjinさんも天童寺に参詣されたことがあるのですね。
俗人の方というのは、この部屋の奥に掛け軸の店がありましけど、そこのご主人のことかな・・・。
もしそうなら私は難に遭わずにラッキーでした。
それにしても、長時間の拘束とは。。。お気の毒です。。。
中国の寺は、思わぬところで俗人の方が番をしていたりしますね。いわゆる「寺男」さんなのかな・・・。