苦いっ・・・一葉茶（中国土産）

杭州郊外のお茶の博物館で購入した一葉茶。

お茶と言ってもお茶の葉っぱではなく、モチノキ科の植物とのこと。

これがとっても苦い・・・

急須にコヨリ状に捩れた葉をひとつ入れるだけなのに、すごく苦味が出る。

しかも、３回くらい同じ茶葉で淹れてもしっかり苦い。

味は「正露丸」をお湯で溶いたような味。

いかにも体に良さそうな苦味だ。

効能はいろいろと謳われているようだ。

利尿、便秘防止、ダイエット、肝臓腎臓疾患、花粉症、アトピー、糖尿病、高血圧症、癌防止、体質改善、血流改善、健康維持。

つまり、なんにでも効くという事。

真偽の程は定かでないが、万能というのがいかにも中国らしい。

特に酒好きの私には、肝臓に効くというのが有り難い。

はじめはこの苦味にウッと来たが、だんだん癖になる・・・

昔はこの葉で沸かしたお茶を肉体労働者が好んで飲んだらしい。

眠らなくても元気でいられたとのこと。

確かに、このお茶をガブガブ飲むと力が湧いて来るような・・・気分になる。

ちなみにノンカフェインで、抗癌性ポリフェノールが豊富とのこと。

苦瓜のお茶版といったところだろう。


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