檀家さんたちを連れて1泊2日の参拝旅行に行ってきました。
今回の旅行のメインは、静岡県の曹洞宗の名刹寺院「可睡斎」にて坐禅、写経を体験し、精進料理をいただくというもの。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E7%9D%A1%E6%96%8E
震災の影響のせいか、坐禅、写経が敬遠されたのか、
期待していたほど人が集まらず参加者は13人(住職夫婦を入れて15人)。
最低20人は集まると思ったんですが・・・
まあ、少数精鋭ということでよしとしましょう
私は可睡斎を参拝したのは、今回で2回目。

徳川家の庇護を受けていただけあって風格があります。

日本一の東司(便所)とも言われているそうです。大正モダンな雰囲気があります。ご不浄を守る烏枢沙摩明王(大きさ日本一)も素晴らしい

精進料理 とてもおいしゅうございました。滋味が体に染み渡る。
坐禅はなんと僧堂(修行僧の生活の場、坐禅、食事、睡眠、すべては僧堂で行じられる)の内単に通していただきました。
一般の方は入ることのできない場所なので、檀信徒教化の意味でも有難かったです。
また、足の悪い方のためにイスも御用意してくださいました。
僧堂に坐るといつも以上に清清しい気持ちになるから不思議です。場の力というものでしょうか。
写真撮影はNGなのでありません。
写経は延命十句観音経。般若心経に慣れている写経会の常連さんたちにはいささか物足りなかったようでした。
可睡斎を後にしたら、飲酒解禁ということでバスでみなさんにビールを配りました。

この一杯がうまいのなんの
うなぎパイの工場を見学。
生地をこねて伸ばすところは手作業とのこと。
でも一番観たい手作業の部分だけ観せてくれない。
絵だけの展示・・・。どう考えても怪しいだろ。
翌朝の食事 ホテルウェルシーズン浜名湖

バイキングなので朝からついついガッツリ頂戴しちゃいます。
静岡コーラ。なんとお茶入り!・・・だけどお茶の味はしません^^;後味にほんのり苦味が残るような。フツウの炭酸飲料でした。
大井川鉄道のSLに乗りました。レトロ感にあふれ情緒があります。汽笛の声が、人間の声みたいに聞こえます。愛しくて切ない響き。

車内。この車両昭和40年代まで活躍したとのこと。そういえば子どもの頃の電車にはこんな感じの扇風機が付いてたっけ。

特製駅弁。素朴でうまかった。

車窓、大井川。台風の後だったので、川の色は濁っていました。

機関室
一泊二日でしたが、有意義な旅になりました。
これからも恒例の参拝旅行を続けていきたいと思っています。
さて、来年はどこに行こうか・・・そろそろ本山かな。