
子供同様、『待ちきれず』足を踏み入れた。
おがみ山は、奄美市名瀬の市街地にある。こんな梅雨時に「山」なんて、無謀では?と思われるかもしれないが、山と言っても登山するような山ではなく、ちょっと散策するのにぴったりといった感じのところ。しかも、頂上までの道がすべて舗装されているのを知ってる。
以前から、色々なHPやブログで見た山から見下ろす名瀬港の景色が素晴らしく、最近ではvagabond67さんが、詳細に場所の地図にもリンクしてリポートして下さっていたので、早く行きたい行きたいと思っていたのだ。
(vagabond67さんのブログは、こちらのページに詳細がありますが、この日の後のページにもおがみ山の美しい花々が載っていますよ~)
自分一人で行けるときなど待っていても来そうもない。思い立ったら吉日とばかり、昨日4歳の次女と1歳の長男(ベビーカーに乗せ)を連れて出かけた。
車は、教会の前の有料駐車場にとめて大島支庁横の小道(上の写真)から入って行く。
おがみ山公園の入り口にはチェーンが張ってあり、娘は「入っていいの?」と心配そうにしていたが、これは車が進入してこないようにしているためで、入ってはいけないからではない。車椅子の人などは、市役所に連絡すれば開けてくれるそうだ。(こちらのHPより)
遊歩道はちょうど車1台がギリギリ通れるくらいの幅で、教えていただいた通りちゃんと舗装してある。
虫除けスプレーを全身にかけて、いざ、出発!
入るとすぐに、うっそうとした木々に囲まれて、ここが繁華街のすぐ近くであることを忘れてしまいそう。

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とはいえ、坂道をベビーカーを押しつつ、えっちらおっちら登って立ち止まると、汗が吹き出てくる。
今日は下見と思い、次女が音を上げたら途中でも帰ってくるつもり。
「きれいなお花や鳥を見つけたら、教えてね!いくつ見つけられるかな~」と、「てっぺんまで行けたら、帰りにジュース買ってあげるね!」(^^;)の二つでどこまでがんばれるかな?

あそこにお花があるよ!」と嬉しそうに報告してくる。
だから、今日撮れた写真はすべて「次女のお手柄」ということになっている。
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気分は、田中一村!
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あ
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あ
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公園内には史跡の他、復帰記念広場、遊戯広場、薬草園などがあるそうだが、次女がそこまで付き合ってくれるとは到底思えず、とにかく頂上へ頂上へ。
先の観光案内のHPでは、10分ほどで着くとある。でも、坂道を4歳のペースに合わせて、しかも途中途中で立ち止まるので、結局倍以上の時間をかけて到着。
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やっほー!この景色を、写真でなくこの目で見たかった!
今日は海の色もきれいだった!

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お腹もすいてきたので、帰りましょう。
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あ
あ
あ

小さいお子さんやお年寄りは十分ご注意下さい。
駐車場へ戻ると、ちょうど1時間。お昼休みを利用してか、散歩する人も増える時間帯だった。朝や夕方も気持ち良いと思うが、人気がない時間はちょっと怖いような気もした。
また、虫除けスプレーをつけては行ったが、雨上がりということもあってそれでもたくさんの虫が寄ってきた。そのため、スプレーを10分おきぐらいにベビーカー全体にかけたりしつつ進んだ。この時期、虫対策は必須。
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以上、小さい子供連れでも気軽に行けるおがみ山、季節ごとに違う顔を見せてくれそうなので、次回も楽しみだ。
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奄美市のHPでの紹介はこちら
海と街の景色、トーマスマックナイトの絵
http://martinlawrence.com/mcknight/groikos_bay.jpg
を思い出しました。夜景も綺麗でしょうね!
マックナイトの絵、いいですねぇ!
ギリシャですね!きっとここの真ん中の写真の辺りに違いない!(捜しちゃいました^^;)
たーしかに、港を見下ろす感じですね!
ああ、風もギリシャと同じだったらいいのに。あの真夏でも乾いた風がうらやましいです。植物もそうですが、空気もちょうど植物園の「熱帯ハウス」みたいな湿度たっぷりなのです...
最初の写真、目の錯覚か?奥が下流に見えてしまいます。右が支庁の駐車場ですから奥へ登って行くんですよね?ヒカゲヘゴやオオタニワタリが根付いているところを見ると海からの距離がわかります。これらの植物は潮風が直接あたる場所には絶対育たないんですよ。
4枚目の“田中一村”的なクロツグですが、まだ香りはしませんでしたか?多分写真の状態から数日後に花が開き始めてあたり一面に強烈な甘い香りを撒き散らすのかも知れません。十株くらいが一塊になって育つので庭では場所をとって仕方のないクロツグですが、ただただその香りのために我慢して育てています。
お子さんの写真、息子さん確かに大きそう!87cmでしたっけ?私が今使ってる会社の机が確か高さ70cm。ここに顎が乗ってしまう1.5才児ってすごいですね。多少の誤差はあるとしても、将来いきつくであろう身長の半分近くを1.5才にして既に達成しているのですから。将来が楽しみですね!
しかし、ベビーカーで山登りですか、すごいですねww
白い家が多いのも南国って感じがしますな!!
朝は仕事前に体力作りと男性が多く(走って登る方も!)、夕方はご夫婦だったりお友達同士らしき年配の方がのんびりと登っています。
実は私も結婚してすぐの頃、ダンナと二人で毎日登っていました。
登って降りて30分程度。
いい運動でした。
実家も、今住んでいる場所も、実はおがみ山からは、徒歩5分くらい。
小学校での体力作りだったり、家族で遊びに行ったりと、昔も今も、よく行く大好きな場所です♪
なかなか癖になりそうな山でしょう。
たしかに,苔で滑りやすいのが難ですが,是非,身近でありながら味わい深い山を繰り返しお楽しみ下さい!
そのうち,アカショウビンにも出会えるかもしれませんよ(2回会いましたが,写真は撮れず仕舞い)。
リンクありがとうございました。
うさぎ跳びで登った...考えただけでふくらはぎと腿が痛くなってきました(笑)
家並みは今とかなり違っていたのでしょうね。あらためて頂上からの写真を見てみると、ビルばかりですね。その頃の写真を見てみたいです。
★義志直さん★
はい!行ってきました。とりあえず、ここに行かないと自然観察の森にも金作原にも行く資格がないような気がしまして...
川はご指摘通り、奥の橋の方からこちらへと流れて来るのですが、確かに写真では逆にも見えてしまいますね。
ヒカゲヘゴは道理で海辺にないわけですね。マングローブの川岸や中洲ではヒカゲヘゴを見たのですが、潮風はだめでも塩分を含んだ水自体は大丈夫なんでしょうか。
オオタニワタリはワカメみたいな葉っぱのですね?名前を初めて知りました。クロツグもです。ありがとうございます。
そのクロツグ、香りは感じませんでした。
これからなのでしょうか。それとも私が早く山頂へと気が焦っていたかもしれません。ぜひ香りを楽しんでみたいと思いますが、タイミングよく行けるかどうか...
しかし、あのクロツグを東京で育てていらっしゃるとはすごいですね。豪快なお庭を想像してしまいます。
★茨狼さん★
一村好きな茨狼さん、こんなところで彼は絵を描いていたのですよ~
雰囲気おわかりいただけましたでしょうか。
白い家、いいますか、クリックしていただくとわかりますが、ここは繁華街でほとんどがビルです。でも実際、奄美は台風がすごいので、瓦葺の屋根はほとんど見かけませんが。
★mutsukiさん★
あの近くにお住いなら、もう庭みたいなものですね。いいですね~!
>朝夕は「健康のために」と、登る人がいっぱいですよ。
そうですか~^^ そうですね、かえって昼間は暑いし皆さん働いているわけだし...バードウォッチングなら断然朝ですね。
これからの季節は、いずれにせよ朝夕と思っていたので、人気がないというわけではないことがわかり嬉しいです。
それにいてもダンナ様と毎日のウォーキングなんて素敵ですね!うちは新婚だったとしてもありえないな~(笑)
★vagabond67さん★
おかげさまでデビューを果たしました!そちらの情報無しでは行く勇気が出なかったと思いますので、本当にありがたかったです!
「あ、これはあの写真のところだ!」と思うところが何ヶ所かあり、なんだか嬉しかったです。ヒギリも実物を見たら、うちの近所にたくさん咲いているものだと新たな発見があったり...
アカショウビンは本当に頭の真上で鳴いていたので、しばらく捜してみたのですが見つからず。でも、よくいそうですよね。
クロツグ,とっても良い香りがしていました。
キンモクセイの香りをもっと芳醇にしたような濃厚な香りで,病み付きになりそうですね。
西郷南州謫居跡等で何回か見かけたことがありましたが,「クロツグ」という名前とは,初めて知りました。
義志直さんありがとうございます。
まだ花が咲き始めという感じでしたので,FORTUNEさんも近いうちに行かれては?
>アカショウビンは本当に頭の真上で鳴いていたので、しばらく捜してみたのですが見つからず。でも、よくいそうですよね。
おがみ山には,アカショウビンだけでなく,ルリカケス,オーストンオオアカゲラ,サンコウチョウもいますよ。
何度か見かけましたが,写真を撮るのは難しいんですよね(^^ゞ
拝見しましたよ~そちらのお写真!
お散歩に行けるところにおがみ山があるなんて、いいですね!
クロツグももう香っていたとは。病み付きになりそうな香りなんて...香るうちにいけるかなぁ。真昼間は暑そうですし、朝夕は難しいし。(言い訳ばかりしちゃいけませんね)
それにしても、同じ場所で写真を撮ってもこうも違うものかと感嘆してしまいました。