週初めからスペインの地方銀行をめぐる実施破たん処理や統合などユーロ圏への不安の連鎖が続いている。26日は、「中国がユーロ債の保有について再評価」との英フィナンシャル・タイムズ紙の報道などもありユーロは1.2116ドルの安値に沈んだ。国際金融の現場では、ユーロをめぐる最悪の事態は、これからではないかとの懸念が根強い。その話題の中国は、欧州ソブリン債の見直しはやっていないと報道を否定している。国家外貨管理局が窓口。とはいえ、当初ギリシャのみが燻るような状況ならばいざ知らず、ここまで問題が拡大したいまとなっては見直しは実行済みだろう。この見直し問題、CIC(中国投資公司)にもつながるものゆえ、「金」および「金ETF」にも関連した話題でもある。通貨ポートフォリオの見直しに際し、「ゴールド」の比率を高めるなどという判断が起きても不思議ではないのだが、如何せん「大き過ぎて動けない」のが今の中国。
ところでユーロ圏の財政問題では、債務国が膨れ上がった赤字減らしに対応するため公務員給与のカットなど緊縮財政策をとった場合、実質的な景気抑制策となるわけで、余程の他力本願的なサポートがなければ縮小均衡は免れず、結局債務返済もままならないということになりはしないか。同じようなことを債券投資で知られるピムコ(PIMCO)が指摘しているらしいが、結局デフォルト(債務不履行)にならざるを得ないという分析らしい。この問題は積極財政を打ち出している、すなわち「縮小均衡」という部分に違いはあるが米国にしても日本にしても同じリスクを抱えていることになる。
それにしても最近、日経などでも記事のなかで「債務の再編」という言葉というか表現を多用しているのだが、これ何のことはない「デフォルト(債務不履行)」の婉曲表現。意味するところは金利や返済元本の減免や切り捨てを意味する言葉。話し合いによって、返済可能な水準まで債権を放棄してもらわないと抜本的な解決には至らないというということだが、リ・スケジュール(リスケ)とも呼んだりする。
ところでユーロ圏の財政問題では、債務国が膨れ上がった赤字減らしに対応するため公務員給与のカットなど緊縮財政策をとった場合、実質的な景気抑制策となるわけで、余程の他力本願的なサポートがなければ縮小均衡は免れず、結局債務返済もままならないということになりはしないか。同じようなことを債券投資で知られるピムコ(PIMCO)が指摘しているらしいが、結局デフォルト(債務不履行)にならざるを得ないという分析らしい。この問題は積極財政を打ち出している、すなわち「縮小均衡」という部分に違いはあるが米国にしても日本にしても同じリスクを抱えていることになる。
それにしても最近、日経などでも記事のなかで「債務の再編」という言葉というか表現を多用しているのだが、これ何のことはない「デフォルト(債務不履行)」の婉曲表現。意味するところは金利や返済元本の減免や切り捨てを意味する言葉。話し合いによって、返済可能な水準まで債権を放棄してもらわないと抜本的な解決には至らないというということだが、リ・スケジュール(リスケ)とも呼んだりする。
今は無きとある掲示板では、そんなやりとりが盛んでした。
それから10年もたっているわけですが、状況は悪化の一途です。
しかも日本だけでないわけで・・・
今は無きとある掲示板では、そんなやりとりが盛んでした。
それから10年もたっているわけですが、状況は悪化の一途です。
しかも日本だけでないわけで・・・
すみません
安宅産業の問題で堀田頭取のお供で大蔵省に来たとのことであった。
「メキシコがデフォルトしてもメキシコ1国は存在するが、商社なんて潰れたら何にもないんんだぜ」と言っていたのが印象的だ。
ゼネコンなどは潰れて再上場したものが調子良くて潰れずに頑張っているゼネコンは堪らない、不公平との声が出たくらいだ。
さて、国はデフォルトしても国民も国土も残り担保としては申し分ないが米国や日本が本当にデフォルトしたら世界はどうなるのか暗澹たる思いを禁じ得ない。
住宅もその他の物も愛や女もいらない。
こうした物的な欲求や性的な欲求などは
手にしてみればたいしたことない。
精神的、知的な欲求も同様だ。
だから、手にしなくても手にいれようと
しない方が賢明だ。
NO THANK YOUだ。
静かに暮らすことしか望むことはない。
金は6月から8月に変わった。
一気に1300ドル超えへの期待。
EU問題、米国の隠れ債務問題は
火柱のように世界経済を襲う。
ユーロが巻き戻せばユーロ圏からの利益確定売りも出るようだ。
ユーロは購買力からユーロドル1.1までは行きそうだ。
ユーロ圏諸国は輸出回復力からユーロ下落を放置していてまもなくまたユーロは下落に転じそうだ。
世界は混沌としていて米国も危険水域、金しか買うものはなくなる。