亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

タンタンと時間が過ぎる

2005年07月13日 11時39分58秒 | 金融市場の話題
(11:28)原油が乱高下している。デニス君はコースがややそれ、石油関係では想定されたほどの影響は出なかったとのことで急落。全体では相当被害が出た大きなハリケーンでNASAも気を揉んでいたようだけどね。それでも4日間の操業停止は相応の影響アリと材料蒸し返しのところへ熱帯低気圧エミリー誕生で急騰・・・穀物のように天候相場の原油市場だ。それにしても1日2ドル以上の上下は当たり前になってきた。昔なら、こうした値動きは天井圏にありがちな動きで要警戒などとなったろうが、“日計り”専門ファンドなるカテゴリーまである時代なので、動向を注視ということか。事前のプログラムに沿った自動的な売買も多いようで、そうなると62ドルどころを再び超えられるのか否かが目先の注目点か。ほんの1~2ヵ月前まで原油の上昇は、石油多消費型の米国には赤字を増やす要素であるからドルの悪材料などと言っていたと思えば、いやいや全量を輸入に頼っている日本こそダメージが大きく円安材料だとなり、足元で原油が高止まりする中で、今度はドル安傾向。ドルの買い持ちが膨らんでいたので、そのポジション調整か。何でも良いのだ。

日ごろの警戒モードも高く(イラク戦の当事者でもあるからね)至るところに監視カメラが設置され監視社会化ているロンドン市内で起きたテロは、それでも防げなかったという点がやはり注目点としてあがってきたね。監視カメラというと最近は東京でも盛り場のいたるところに設置されているようでオジサン連中(に限らないか)は知らぬ間に映されているんだろうなぁ。あなたは先週2回渋谷に現れ、歌舞伎町には1回、六本木は駅前のみで、そこから溜池方面へタクシーで移動しましたね・・・すべて割れているんですよ・・などとなったらいやだなぁ。

週初めからセミナー用のレジュメ作りに追われていた。最近は触れておきたい要素が多いので作図の種類も枚数も増え予想以上に時間が掛かってしまった。タンタンと時間が過ぎる。
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