打たれ強さ、戻りの姿がいいね

本日2度目の更新。今回の銀相場暴落に引っ張られる形での金市場の調整は、むしろ歓迎すべきものと本日午前に書いた。金市場を取り巻く環境に変化はないと。いま22時過ぎだが、金のスポット価格はロンドン時間に入る頃からジリジリと戻っている。見ていて思うのは、“価格の弾力性”ということ。昨晩は売り込まれたが、安値からスルスルと戻すあたりは、ここまでの、いわゆる“押し目買いが報われた”という成功体験のなせる業（わざ）だろう。下に押されても、すぐさまリバウンドするところは、チャート上も“下ヒゲ”の長い形となり悪くはない。あのまま一本調子に上って行って短命に終わるより、ここからの揉み合いがあるのなら、その上での高値更新は理想的な形だろう。上値がより高くなる。きのうストップ高となった東京市場の価格は本日はＮＹでの下げを映し一転して終日ストップ安に張り付いたままだった。これは已む無し。本日は夕刻１７時から、業界向けのセミナーだったが、さすがに昨年に比べて受講者の表情も違うように感じた。いまスポット価格も620ドル台後半まで戻って来ている。そういえば金の場合のサーキット・ブレイクの基準値は前日比75ドルとなっている。まだまだ、そんな日は来ないが、いずれ昨夜のシルバーのように発動ということもあるだろう。

明日は某社社内向けに話をさせてもらった後、京都で定例の金融勉強会。楽しみにしている定例会だが、いつもながらレジュメの作成が直前になってしまい現在進行中・・・。25年ぶりの高値ともなると金市場に触れないわけにはいかないね。その翌日の日曜日は、ひょんなことから高松へ移動し「金毘羅歌舞伎」を観ることになっている。天気は悪いみたい・・・・（屋内だから関係ないけど）。

トラは逆転サヨナラ負け・・いやはや。ジャイアンツは強い、強いけど以前のようには客を呼べないチームになってしまっている。時は流れ時代は変わる。