先週は一連の米住宅関連の指標が発表された。金価格の先行きを読むひとつの要素として米住宅市場の推移に注目していると他の媒体を含めここでも書いてきた。いわんとする所は、昨年後半は回復基調を示したが予断を許さず、むしろ再悪化となりFRBの政策方向に影響を与えるのではないかということだった。今週発表された一連の指標は軒並み悪かった。最後は週末金曜日の1月の中古住宅販売は2ヵ月連続の減少。前月比の減少率は7.2%で過去2番目に大きい減少率だったが、なんのことはない過去最高の(前月比)落ち込みは前回1ヵ月前に発表された16.7%減だった(速報値)。初回購入者への税還付というインセンティブも急速に効果が薄れてきているということか。基本は高失業率に象徴される雇用問題と銀行サイドが融資に慎重な姿勢を崩していないことにあるとみられる。どちらかというと高水準横バイといえる差し押さえ件数が、これから増えるなら次には価格の下落再開がはっきりしてくるのではないか。販売不振は雪の影響ともされるのだが、中部から北東部を中心としたものだし、果たして異常気象のせいにできるのかな。
チリでの大地震。環太平洋火山帯の地殻変動が活発化しているのだろう。先週、沖縄でも比較的大きな揺れがあったようだが、無関係ではあるまい。地球自体も不穏な動きなのだ。
本日はモバイルにて更新。
チリでの大地震。環太平洋火山帯の地殻変動が活発化しているのだろう。先週、沖縄でも比較的大きな揺れがあったようだが、無関係ではあるまい。地球自体も不穏な動きなのだ。
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ドルベースならこのまま買って行きたいところですが、日本円は最近ゴールドとの相関が指摘されていて円ベースだと買いにくいです。
アメリカのマクロデータが徐々にダブルディップを感じさせる雰囲気になってきました。誰かのせいにしたい米議会も景気の腰折れが本格化すれば何とかしなければならない状況に追い込まれると思います。日本では巨額財政支出が取り沙汰されており鳩ポッポ首相の二枚舌に翻弄される状況ですが、国債利回りは低下局面で財政再建期待がじわじわとくるかどうかですが・・・株式急落すればいわゆる民意によって再びのモルヒネ(財政出動)効果ですかね。
問題はギリシャ問題ですが、ドバイも南欧もまだまだ予断を許さない状況です。こんな状況で財政出動出来るのかなんて命題がチラホラと・・・モルヒネも効き目が止まれば末期ガンとなるのか否か・・・
人々が思っている以上ですよ。しかも期間が長い。最低5年と予測です。各自対策をです。
どのような導火線があるか不明なのが近代社会である。
まずは銀行へと進む。見えているのに。