亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

韓国、通貨スワップで40億ドル調達

2008年11月28日 17時00分49秒 | 金融市場の話題
さすがにNYが休みだと静かなもので、こちらも雰囲気は4連休という感じ。ムンバイのテロの経過報道が続いている。そのなかでニュースをチエックしていて目にとまったのが、韓国がFRBからドルを40億ドル調達という記事。韓国の中央銀行にあたる韓国銀行が通貨スワップ協定でFRBから調達というもの。国内のドル不足を緩和するための措置という。放っておくと10年前の通貨危機以来のウォン安に拍車が掛かる可能性もあるという。しかし、知らない間に通貨スワップという協定が、FRBとの間でここかしこという感じ。これはここままFRBに韓国ウォンが40億ドル分入るということになるが、ますますFRBの資産規模が膨れ上がっていくことになる。・・・と同時にドルがばら撒かれていることになる。FRBの通貨スワップ(相互通貨もっぱらドル融通体制)というと欧州を中心に主要国中銀との間に限られていたのは、すでに過去の話。ドルをどんどん薄めていることになる。

3年程前からロイターのサイト上のコラムを担当しており、本日午後に更新されたので、ご参考までに。当欄で触れた内容も入っております。

Ruters Insight

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« (政策の)相性は良さそうな... | トップ | 富士の麓でゴルフコンペ »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Dead cat bounce (いつも拝見しております)
2008-11-29 00:31:40
なんとも言えませんが、売られすぎだと思います。チャート見ても株や商品を問わず底打ち形状っぽいのが多くてうまくいけば年末まで戻りがあるかな?何て思ってますが、気のせいかな・・・
返信する
ネコが死んだ (ささやか)
2008-11-29 12:40:54
ネコが死んだ、命日は日本株市場に売り規制が発動された日?
規制すれば市場が助かるなんて信じられない。
グローバルの風はまだ逆風の中と思ってます。
PKO部隊が救助に来てくれて、死んだ猫が跳ねても、又地面に叩きつけられるだけみたいな気がするのです。
利確千人力!死んだ猫が跳ねたら売り!地べたに叩きつけられたら何度でも買ってあげるから…ごめんね!で良い気がしてます。
12月はFOMCがあるし、来年は米国新大統領就任、イベントがいっぱい!株や金があがっても楽観に振れることなく、実体経済が底打ちするまで何度でも売りと行きたいけど…怖くてなかなか出来ないのが悩みです。
返信する
ユーロとポンド (シルバー)
2008-11-30 13:12:47
金相場は、ユーロとポンドの動きで左右されると聞きましたが、本当でしょうか?
ユーロとポンドが上昇しないと、金も上昇しないのでしょうか?

返信する
Unknown (masa)
2008-11-30 15:24:32
金相場はドルとユーロの関係で決まっていますね。ドル高になると金は売られる。でもドル高でも、今は先物価格は別として現物の需要が高すぎてどこの国でも在庫がなくなっているようです。田中貴金属でも一キロバーは予約表を渡されて買えなかったですね。
返信する
Unknown (torux)
2008-11-30 15:44:07
金もそうですが、最近はプラチナ現物もよく売れてるそうです。田中で500gのプラチナバーが品薄だとか。
返信する
有難うございました (シルバー)
2008-11-30 22:11:01
12月は、ユーロの動きをしっかり見ていきます。
っていっても、もう金は売らないって決めたのです。

1に勉強、2に観察、3に経験じゃない歴史ですね

masaさん、toruxさん、 有難うございました 
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

金融市場の話題」カテゴリの最新記事