結局「崖」問題は、現地時間の31日午前11時から米上院での審議が再開されるというギリギリまで結論がでない状況となった。ただし、まだ最終的には何らかの合意は可能との見通しが大勢を占めているようだ。暫定合意しておき4日からの新議会で改めて集中審議というのが、当初はメインシナリオではなかったかと思うが、その線も濃厚。この中で、リスク・オフからファンドのポジション調整の売りが重なり、未だ1700ドル割れ状態の金価格だが、この位置を維持して終われば12年間連続上昇となる。結局、2012年は2011年9月に始まる調整局面の流れの中でのレンジ相場に始終したが、2011年にはスピード通過した1700ドル台での商いを相応の期間こなしたことになる。こうした滞留が金相場には、必要不可欠といえる。
今年もありがとうございました。皆さん、よい年をお迎えください。
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