本日は夕刻に日経CNBCにて「デリバティブ・ワールド」出演。生番組で市況関連報道の後に、本日のトピック的なコーナーがあり、その5分数十秒の枠に登場。先々週、先週と行ってきた中国について取り上げた。ちょうど番組が始まる直前に、WGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)から需給統計が発表され、それを現地で確認し内容に反映させた。
先日の上海については、昨年の春節シーズンの方が金の売り場の賑わいを感じたが、10-12月期のデータは、前年同期比で中国の需要は宝飾、投資の総合数値は、ほぼ横ばいになっていた(190.3⇒190.9)。対して大きく落ちていたのが、インド。宝飾品が185.5トンから103トンに。投資が113.1トンから70トンに。トータルで298.6トンから173トンに、125.6トン、率にして42%の大幅減少。ルーピー安による国内価格の大幅上昇が、そのまま需要の減少に結びついていた。中国では減りはしないが、増えもしなかったということ。
詳しくは明日改めて。