驚いたね。戦い終わって日が暮れて・・・・ではなく夜が明けて、見ると原油は10ドル超の上昇で138ドル台と一気に高値更新。まさに流れの方向、強さにつくプログラム売買ならではの一方通行的値動き。「流れの方向、強さにつく」には、「誰よりも早く」、、が付いてまわる。だから一気に138ドル台。こうなるとパターンは「もうはまだなり」で、先ごろ発表されたゴールドマンの下半期の価格見通し(平均)141ドル超や150ドルなどに信憑性が出ててくる。異常高値水準も当座は更新が続きそう。
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ここの皆様はきっと流れに乗っておいでのことと思います。ドルキャリートレードという過剰流動装置のおかげでインフレ一直線の状況は加速しつつあるように感じられます。今週はFRBが利下げ停止宣言をしましたが、替わってECBが利上げ宣言をしました。欧米金利差が開き、なおかつ双方のファンダメンタルもついて回れば最強のキャリートレード環境となります。ユーロ圏においてはアメリカのように消費者ビジネスが未だに完成されておらず流動性が高まってもすぐにバブル的状況になるとは考えにくく、商品がそのターゲットにされているようです。インドネシアや中国など新興国では最近の原油上昇が補助金によって相殺され需要減に結びつかなかったそうです。今後は順次補助金が削減される見込みで実需にどのように反映されていくか注視する必要があります。ただ、世界的にカネ余りの状況が続くので、ファンダメンタルとは関係なしに青天井となる可能性もある程度考えています。そして、オイルピークの実態がつかめない以上ファンダメンタルどうこうもこの期に及んでは神様にしかわからない状況と思います。我が日本もそうですが、世界中で危ない国が増えつつあります。結局紙幣を刷り散らかす以外の選択肢が減りつつある状況を冷静に見ておくべきと思います。現在のアメリカ穀倉地帯には大雨により作付けと生育に遅れが生じており平年作かそれ以下が見込まれ始めています。小麦は2年連続凶作だったオーストラリアが良好なため大きく下げましたが、アルゼンチン問題の大豆を含めコーン主導の形で持ち合い圏を上離れてきました。もし、アメリカが凶作となった場合、(オバマ大統領なら特に)輸出制限もしくは停止の可能性があります。原油より穀物に注意した方がいいとチャートは事態の深刻さを物語っていると思います。
なれない事してはいけないモノですね。
鴉もメタボになるような贅沢な食生活してはいけないとか思う、でもマーケットで闘うならスーパーマーケットで闘う程度が私の「身の丈」みたいと反省しました。